第三十四回 「欧州大戦と国際連盟」

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平成26年8月9日 講師 長谷川潤先生

第一部 「欧州大戦」と「国際連盟」

ー四大帝国の滅亡と国際的新勢力の現出ー

 

 

「帝国主義」の矛盾

≪「帝国主義」とは≫

我国の「幕末」から「明治」に掛けて「産業革命」に成功した「欧米列強」が、
強大な軍事力を背景に、「資源」と「市場」を求めて、全世界を侵略する歴史潮流と
その価値観。当時は肯定的に欧米で支持、主張されていた。

≪帝国主義の領域的限界≫

「明治時代」末期には、中南米諸国を除いて、略、全世界が事実上、欧米列強の支配
下に服属。領域拡大には、他の列強から奪う他無し。

≪「先発侵略国」と「後発侵略国」≫産業革命進度。

「先発国」ー英国、フランス、米国等。
「後発国」ードイツ、イタリア、ロシア、日本。

≪英独両国の「三C政策」と「三B政策」の対立≫

「三C」英国の制海権確保戦略。3c
カイローケープタウンーカルカッタ。インド洋
を囲い込む。

3b「三B」独逸の鉄道利用に拠るアジア侵出戦略。
ベルリンービザンチウムーバグダッド。

 

 

 

≪「三国協商」と「三国同盟」の対立≫

「協商」ー露=仏。露=英。英、仏、露三国。
「同盟」ー独=伊。独=墺。独、墺、伊三国。独=土(トルコ)も同盟。

大戦の勃発

≪「汎ゲルマン主義」と「汎スラブ」主義≫

「汎ゲルマン主義」(「全ドイツ主義」)ー「三B」等の、主として統一ドイツの東方
侵出。

「汎スラブ主義」ー独、墺、土三帝国に支配されて居るスラブ諸民族の独立、連携を目
指す。

≪「サラエボ事件」で矛盾の爆発≫

大正三(西暦1914)年、墺領サラエボで、セルビアの民族主義者が、オーストリア
の皇太子同妃両殿下を暗殺。
オーストリア、対セルビア宣戦。ロシア対オーストリア宣戦。ドイツ対ロシア宣戦。
英仏対独墺宣戦。大戦の勃発。

≪「短期戦」から「長期戦」へ≫

大部分の国家が短期戦を予測、帝室、王室の連携。独皇帝と英国王とは従兄弟関係。
国民世論は好戦的、戦意高揚、長期戦へ。

≪「国家総力戦」≫

「勝利」を獲得する為に、国家の資源を総動員し、総力を挙げて国民一丸と成り、
戦争遂行に邁進する戦時体制。

≪「新兵器」の登場≫

「勝つ為には手段を選ばぬ」欧米物質文明。
大量連続射撃=機関銃。遠距離攻撃=長距離砲。塹壕内部への攻撃=毒ガス。鉄条
網突破=戦車。敵奥地攻撃=航空機爆撃。潜水艦。

 

本邦と「欧州大戦」

≪「日英同盟」と東亜の混乱≫

「協商」側に立って参戦。山東半島、独領南洋群島を占領。地中海に駆逐艦隊を派遣。
清、露両帝国滅亡後の混乱する東亜に覇権を確立。

≪「大戦景気」と「成金」の横行≫

「欧州大戦」(極端な消耗戦)の特別需要。
欧州以外の工業国は、日米両国のみ。成金発生。
「文化」の流行ー文化住宅、文化包丁等々。

≪我國の国際的地位の上昇≫

「国際連盟」の「常任理事国」と成る。
「樺太」から「赤道」迄、領域、勢力圏の拡大。

「国際連盟」と「ヴェルサイユ体制」

≪「ヴェルサイユ(対独講和)条約」≫

「パリ講和会議」(大正八年)
「ヴェルサイユ条約」ー徹底的なドイツ苛め
(領域)ドイツは、全植民地を放棄させられ、国土の一割を周辺諸国に割譲。
(賠償金)天文学的な巨額、
(軍備制限)空軍、潜水艦保有の禁止。海軍制限。国防軍兵力十万人迄。

≪四大帝国の滅亡≫

「ロシア帝国」ー「ロシア革命」で滅亡。
「ドイツ帝国」ー「大戦」末期の革命で皇帝亡命。
「オーストリア帝国」ー「大戦」敗戦で共和制に。
「トルコ帝国」ー「大戦」後も欧州の侵略を受け、「内戦」が続き、共和国に。

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当時の中学生用の教科書地図
朝鮮半島・台湾・千島・樺太・南洋群島は日本の領土だった

≪戦勝国、就中、英仏優位の「国際連盟」設立≫

「国際連盟」中心の新秩序「ヴェルサイユ体制」
「民族自決」は、東・北欧の新独立国のみ。
「人種平等案」(我國提案)は否決された。
米国非加盟。蘇連、ドイツは加盟不許可。
設立十数年は「国際協調」が継続。

≪「大戦」の余震としての「二次大戦」≫

極端な「ドイツ苛め」への反動が二次を呼ぶ。
「蘇連」の狡猾な工作と、「米国」の欧州介入。

 

 

 

 

 

第二部 「反日朝日の自己批判」

 

以下は2014年8月5日付 朝日新聞の記事ですが
長谷川先生が赤ペンで注釈をつけて下さっています。

慰安婦問題の本質 直視を

編集担当 杉浦 信之

日韓関係はかつてないほど冷え込んでいます。混迷の色を濃くしている理由の一つが、
慰安婦問題をめぐる両国の溝です。

この問題は1990年代初めにクローズアップされ、元慰安婦が名乗り出たのをきっかけに
→所謂「慰安婦」「性奴隷」の「きっかけ」は、「朝日」の執拗な反日新聞報
道である。
議論や研究が進みました。戦争の時代に、軍の関与の下でアジア各地に慰安所が作られ、
女性の尊厳と名誉が深く傷つけられ
→公娼制度の下での単なる商行為に過ぎない。
た実態が次第明らかになりました。

それから20年余、日本軍の関与を認めて謝罪した「河野談話」の見直しなどの動きが韓国内
の反発を招いています。韓国側も、日本政府がこれまで示してきた反省やおわびの気持ちを
受け入れず、かたくなな態度を崩そうとしません。

慰安婦問題が政治問題化する中で、安倍政権は河野談話の作成過程を検証し、報告書を6月
に発表しました。一部の論壇やネット上には、「慰安婦問題は朝日新聞の捏造だ」という
いわれなき批判が起きています。
→「反日諸悪の根源」たる「朝日」が「いわれなき」の一言で、過去の反日犯罪
一切を消去、不問に伏せるとでも思って居るのか。図々しいにも程が有る。
しかも、元慰安婦の記事を書いた元朝日新聞記者が名指しで中傷される事態になっています。
uemuratakasi→万死、億死に相当する民族の裏切り者
極刑を。
読者の皆様からは「本当か」「なぜ反論しない」
と問い合わせが寄せられるようにな
りました。

私たちは慰安婦問題の報道を振り返り、今日と
明日の紙面で特集します。読者への説明責任を
果たすことが、未来に向けた新たな議論を始め
る一歩となると考えるからです。
97年3月にも慰安婦問題の特集をしましたが、
→十七年間も民族を裏切り、国民を誹謗
し続け、
全世界の人民に、「日本人、即、拉致、誘拐、強姦魔」の心象を強要し
て来た「朝日」
の罪業は極めて重い。
その後の研究の成果も踏まえて論点を整理しました。

慰安婦問題に光が当たり初めた90年代初め、研究は進んでいませんでした。私たちは元慰安
婦の証言や少ない資料をもとに記事を書き続けました。そうして報じた記事の一部に、事実
関係の誤りがあったことがわかりました。問題の全体像がわからない段階で起きた誤りです
が、裏付け取材が不十分だった点は反省します。
→朝日初めての事実・真実報道
似たような誤りは当時、国内の他のメディアや韓国メディアの記事にもありました。
→ボクちゃんだけじゃ無い。みんな、やってたもん⊂(^ω^)⊃ セフセフ!?

こうした一部の不正確な報道が、慰安婦問題の理解を混乱させている、との指摘もあります。
しかし、そのことを理由とした「慰安婦問題は捏造」という主張や「元慰安婦に謝る理由は
ない」といった議論には決して同意できません。
→公娼制度の下で、職業として自主的に肉体を提供して対価を得ていた「慰安
婦」には、
国民としての自由が保障され、特に需給の関係で、戦地では日本軍
将兵の弱みに付
込んで法外な価格を設定して、将兵から搾取して居た。
「被害者」は日本軍将兵の方で存る。

被害者を「売春婦」などとおとしめることで
→戦地の「女郎屋」の「女郎」が「売春婦」以外の何なのだ。
自国の名誉を守ろうとする一部の論調が、日韓両国のナショナリズムを刺激し、問題をこじらせ
る原因を作っているからです。見たくない過去から目を背け、感情的対立をあおる内向きの言論
が広がっていることを危惧します。
→この一文は、朝日にそのまま与えよう。即時訂正謝罪せよ。

戦時中、日本軍兵士らの性の相手を強いられた女性がいた事実を消すことはできません。
慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質なのです。
→日本及び日本軍の「被害者」が無くなったら困ります。「反日報道商品」こ
そ、朝日のドル箱だから。

90年代、ボスニア紛争での民兵による強姦事件に国際社会の注目が集まりました。
戦時下での女性に対する性暴力
→公娼制度下の「売春婦」と戦時下の「性犯罪」は無関係
どう考えるかということは、今では国際的に女性の人権問題という文脈でとらえられています。
慰安婦問題はこうした今日的なテーマにもつながるのです。

 

 

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≪追い詰められた「反日朝日」≫

「事実」を知れば、皆、朝日を弾劾、糾弾する。

≪「ウソ付き朝日」のウソの上塗り≫

「反日ウソ」を「女性の人権問題」に摺り替え。

≪「謝罪」も「処罰」も「賠償」も無し≫

「反省」と一部「記事を取り消し」で居直る。

≪「朝日」以下の「反日メディア」を粉砕せよ≫

日頃、他者の過誤や犯罪を徹底的に非難、攻撃して居る反日勢力は、
自らの反日犯罪を謝れ。

中共、韓国、米国等の反日虚構宣伝に学べ

≪「ウソも百回言えば本当」の反日宣伝を許すな≫

≪「反日撲滅積極外交」の勧め≫

2014年4月21日 朝日新聞の入社式

もしもこんな入社式があったら・・

 

 

 

 

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