機関紙「神風」

今月の「神風」

第二百四十九号 【反日朝日 狂騒曲】

平成二十六年長月十五日発行

吾等平成維新の神風を巻き起こさん

撣亳 田中正明 先生susuki

 

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を
護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回
は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族
と共に皇道を邁進せん。

 

【反日朝日 狂騒曲】

ー「GHQ反日体制」の醜悪歪雑なる鬼子ー

中山 嶺雄

序曲・「反日朝日」の夜明け

ー崇めよ「GHQ反日プレス・コード」ー

「大東亜戦争」は、人類を破滅、滅亡に追い遣る「新教主義ープロテスタンティズム
ー」「資本主義」「民主主義」「共産主義」等々の「欧米物質文明」に対する「非欧
米精神文化」の、民族独立、人類存続を目指した「聖戦」で存った。
人間個人の本能的欲求や低劣な金銭欲、物欲充足を最大価値と考える表層的「物質文
明」に対して、人間的、精神的安心、安寧、満足、知足を価値観とする「精神文化圏
」との対立、抗争で遇った。
無論、仕掛けたのは、闘争、破壊を事とする好戦的な「欧米物質文明」側で在り、侵
略を受けたのは、「非・反・物質文明」の代表格たる我祖国「独立・日本」で在った。

欧州大戦以来、「国家総力戦」が原則と成って居た国際社会で、米英独蘇等々の列国
と同様に、我国も「言論報国」「報道報国」「報道管制」の体制を確立し、昭和十五
年には、「内閣情報局」が設置され、必要な報道管制を施いた。
この当然の施策を、GHQは「日本の非民主主義的な言論統制」等と、日本人大衆を
反日洗脳したが、冗談では無い。

我国の「特攻攻撃」を数ヶ月間も隠蔽したのは、米国自身で有る。それよりも、我軍
の「ハワイ・真珠湾攻撃」を暗号解読で知りながらも、現地軍は勿論、国民にも知ら
せずに日本への敵愾心を煽る悪辣な陰謀を企てて、実行したローズベルト政権及び米
国占領軍に、「言論・報道の自由」なるものを喧伝する資格が有るのか。苦笑、冷笑、
嘲笑するのみで有る。

だが、国際常識に基づいて、他国メディアと同様な、戦時中当然の「挙国一致」「愛
国」報道を行なって居た「朝日」は、「終戦」後に至って「言論の自由」を掲げる占
領軍から露骨な「言論弾圧」を受ける。

即ち、昭和二十年九月十八日から三日間hatoyamaichiro
に渡っての「発行停止」を、GHQ(占
領軍総司令部)から直接「指令三十四号」
として強要されたので有る。
理由は、政治家「鳩山一郎」談話の掲載
で有った。朝日としては、東条閣下や大
政翼賛会と距離を置いて居た鳩山ならば
大丈夫との思惑が有ったので有ろうが、
GHQ(SCAP)としては、誰でも良
かったので有る。
一般日本人以上に日本人の心理を研究して居た奴等は、「一罰百戒」の政治的効果を
熟知して居た。

日本の代表的な報道言論機関たる「朝日新聞」を屈伏、支配させれば、他の報道機関
も右へ習えで、然程労せずに、日本人大衆に対する「反日宣伝」「反日洗脳」工作が
効率的且つ容易に実行出来る。
蘇連の「共産党独裁」「スターリン独裁」と同様、或いはそれ以上の独裁的、一方的、
反日的な権力を「GHQ」は壟断して、その不当、不法の暴力を我國と國民に脅迫、
強要して来たので有る。

当時の朝日にも人が居なかった訳では無い。だが、頼るべき日本政府は占領軍の支配
下に在り、占領軍に逆らえば、朝日新聞そのものが潰されて多数の社員とその家族が
路頭に迷う結果と成る。食糧難が始まり掛けて居た当時の世相で、社員の生活を奪う
事は出来ない。朝日だけでは無く、公式的な殆どの官庁、企業、団体、機関、組織が、
連合国(米国)占領軍の直接、間接支配下に呻吟を余儀なくされた。

朝日発行停止期間中の十九日に発令され、二十一日に発表された所謂「スキャピン(
GHQ指令)三十三号」「(日本への)プレス・コード」は、翌日の「(日本への)
ラジオ・コード」と共に、日本国民に対する「反日洗脳指針」で存った。

002
上記、十項目の報道統制指針は、具体性と緻密性を欠き、如何様にも解釈可能な漠然と
した内容で在った。
朝日初め報道各社は、この難解且つ自己矛盾に満ち満ちた指針、指令を、如何に受け止
めるべきかを悩んだ。

「自由な新聞」を「日本の新聞に教え込む」と述べ、「真実を守」り「事実に即して記
述」せよ、「記事を着色」「過度に強調」「省略によりこれを歪曲」してはならない、
等と強調して居るにも拘らず、「連合国」及び「進駐連合軍」に対しては、一切の「批
判」を禁止して、「不信」「怨恨を招く」記事は掲載禁止を厳命したので存る。
「連合軍の動静」も連合軍が「公表」した内容以外は報道出来ず、結局は「GHQ(S
CAP)」の一方的な恣意的判断が「自由な新聞」の紙面を決定する事に成った。
その判断基準は、「公安を害すべき事項は何事も掲載すべからず」(プレス・コード二
項)で存った。

一体、何が「公安を害する」のか。
結論は、占領軍が喜び、満足する記事が「検閲」を通過し、奴等が不満や不快感を抱く
記事は「公安を害する」ので有る。
「連合国軍総司令部」と言う我「國史」上、最強、最悪の絶対的支配者の横暴、暴政を
前にして、日本の全報道機関は、隷属し、臣従を誓わさせられた。

日本の報道言論機関を支配下に置いた「GHQ」は、日本の再興と報復を恐れて、「日
本及び日本的なるもの」の絶滅を目指した。
あらゆる分野で「民主化」と言う名の「反日化」を押し進め、その先鋒を努めさせられ
たのが、「朝日」「日放協」で遇った。

斯くて、新しご主人様たる「GHQ」の「忠犬朝日」は誕生し、「反日・自虐・売国」
を金科玉条の価値観とする「反日朝日」は、如何わしい「夜明け」を迎えるに至ったの
で有る。

第一楽章

「多重人格・朝日」の処世術
ー売る為、守られる為の言論、報道ー

占領当初に三日間の「発行停止」を占領軍から受けた「朝日」は、新しい絶対的支配者
「GHQ」に対して、全面服従の姿勢を堅持した。
例えば、昭和二十三年迄、各紙は連合軍検閲部へのゲラと大刷の直接提出を義務付けら
れて居たが、「検閲提出時刻」が、各々午後七時と八時に規定されて居た。
makkasa高桑幸吉著「マッカーサーの新聞検閲」に依れば、当時、
朝日は日経と並んで、この検閲時刻を略厳守して居る。
それに比較して、毎日、読売は期限に遅れる事が多かった。
別に、朝日が自称する様に「クウォリティー・ペーパー」
だからでは無い。占領軍が怖かっただけで有る。

占領下の処世術は、如何に占領軍当局に媚び諛うか、最低
でも嫌われない事が肝要で有る。
検閲のお伺いは早めに済ませて、不許可の記事には、予め
準備して居るさしさわりの無いものに差し替えなければならない。
当時は、現在の電子化された印刷では無く、活字を一つ一つ拾って印盤を作るので有る
から、検閲で不許可を受けると、再編集が非常な負担で在った。
其処で、「プレス・コード」の解釈は、より厳格、複雑と成り、各社共に「自己規制」
を強化して、占領軍政の手先を務めた。

だが、新聞社も営利目的の企業で在る。
商品たる新聞が売れなくては、経営が行き詰まる。ならば、売るためには、如何なる紙
面作りが必要か。
明治以来、「新聞」は「反骨」的態度を売り物にして来た。徳富蘇峰先生の「國民新聞」
の発行部数が伸びなかったのは、同新聞が政権寄りの姿勢を執ったからだと言われて居
る。当然ながら「朝日」もその新聞業界の鉄則を認識しては居た。

然し、権力者たるGHQを批判する事等は、自殺行為で有り、検閲で記事そのものが印
刷されないので有る。「GHQ御用」の無味乾燥な反日報道だけでは、読者は逃げて行
く。

其処で「朝日」が設定した「反骨」「反権力」アリバイ工作の利用対象は、「日本政府」
で遇った。
既に、九月下旬には「内閣情報局」の権能は占領軍に乗っ取られて居た。占領軍に拠る
完全且つ全面的な支配下に在る「日本政府」を占領軍や連合国の視点、価値観で批判、
非難、攻撃しても、何等反撃、弾圧される心配は無い。寧ろ、占領軍の覚え目出度く、
印刷用紙の配給確保等の便宜が期待出来る。

「GHQ御用」報道で保身を図り、実質権力を保有しない「日本政府」攻撃で販売を伸
長させる。「多重人格・朝日」の狡猾、卑劣な性格が、占領下なる異常事態の中で体質
化して、現在に至って居るので有る。

異常と言えば、当時は「許される反米」とも称すべき検閲の隙間が在った。
それは、昭和十一~四年の「スペイン内戦」で実質的に蘇連が支配する「人民戦線」を
支持したヘミングウェーに代表される米国内部、占領軍内部に巣食う「容共派」に因る
許認可の部分で在った。
「反日」を最重要課題とした彼等所謂「ニューディール左派」と呼ばれる勢力は、反日
に利用、悪用可能なものは、何でも許認可した。
学生時代に「マルクス」を信奉していた朝日新聞内外の所謂「進歩的文化人」を公職追
放する事も無く、対日攻撃、非難、否定に悪用させたので有る。

「日本共産党」幹部を超法規的措置で釈放させ、「日教組」を結成させて、「反日狂育」
を我國に強要、強制した。つまり、「蘇連」支持「共産主義」信奉の者でも、「反日」
で有れば社会的生存権と発言権が保障されたので有る。
この体制に悪乗りした「反日朝日」は、「日本反対」「日本民族の文化伝統破壊」の旗
手として社会的地位を確立して行く。

だが、当時の朝日従業員も吾等と同じ「日本人」で存る。彼等の名誉の為に、彼等の真
情をも指摘して置かねばならない。当時、大部分の朝日社員は、愛国意識を抱きながら
も、他の国民と同様に、現実の「反日体制」の前に煩悶して居たと考えられる。

所謂「戦後」十七年経った昭和三十七年、朝日新聞社は、「東京裁判刊行会」の名で、
「東京裁判」なる大著を刊行した。著者は「朝日新聞法廷記者団」で存り、占領解除後
発刊した九冊の「東京裁判」に若干の変更を加えて、上中下三巻の分厚い書物に纏めた
ものであり、所謂「南京事件」研究者必読の書で有る。
その下巻、巻頭文に当たる部分に、「笹川良一氏」の、事実上「大東亜戦争肯定論」と
も称するべき文章が二頁に渡って記されて居る。
一頁には「太平洋戦争」と表記されては居るが、二頁目には「大東亜戦争」と正確な用
語が用いられて居る。朝日新聞内部に潜む多くの愛国者の実在を其処に看取出来る。

笹川氏は、所謂「A級戦犯」に指名されて著名に成った

モーターボート連合会のCM

モーターボート連合会のCM

人物で在る。
その面影は電映画像で長らく「お父さん、お母さんを大
切にしよう」との氏名抜きの宣伝で印象深い。
氏は所謂「戦前」に無産右翼「国粋大衆党」の党首とし
て活躍したが、全国的には知名度が低かった。
だが、占領軍は「日本ファシズム」の存在を創作する為
に、「国粋大衆党」を「ナツィス」「ファシスト」と同
列に並べて、氏を「A級」に指定したので存った。朝日が「笹川良一氏」と「大東亜戦争」を自社出版物に
登場させたのは、或いは笹川氏の「日本船舶振興会」か
らの資金提供が在ったのかも知れないが、朝日内部の愛
国者が少なくとも昭和三十年代迄は存続して居た証左と好意的に解釈したい。

第二楽章

「売国朝日」の癌細胞的自己増殖
ー「GHQ反日体制」の「バスに乗り遅れるな」ー

昭和二十七年四月二十八日を、「占領解除」「日本独立」等と喧伝する向きも存るが、
現実的には「反日連合国」の「日本占領」は、その後も継続し、現在に至って居ると言
うのが偽らざる歴史的事実で有る。

「独立」が本当ならば、反日他国の「占領」を否定、排除しなければならないが、実質
的に「占領体制」は継続した。
「日米安保条約」なる不平等条約で、「偽日本政府」と「保安隊(後の自衛隊)」は、
米国、米軍の支配下に組み入れられ、単に米軍の呼称が「進駐軍」から「駐留軍」に変
わっただけで、米軍及びその家族は、「治外法権」を満喫して居た。
何よりも「反日占領基本法」たる自称「日本国憲法」なるものが、法体系を通じて全日
本を支配して居ると言う事実は、「偽日本」が独立国では無いと言う証拠で有った。
即ち、独立国の最低必要条件で有る「軍事権」「交戦権」を放棄した所謂「九条」を廃
棄しない時点で、「偽日本」は独立国家としての資格を自ら放棄していたので存った。

その対米、対連合国隷属体制の下で、占領下以上の「反日・自虐・売国」報道、宣伝、
洗脳工作を「朝日」は継続、拡大した。
七年間近くも、外国占領軍の検閲を受けて、書くべき事を書けず、書くべきでは無い事
を書かされて来た事実を、読者、国民に公表して謝罪、新たなる「日本」の新聞社とし
て、「日本及び日本人」の為の新聞として、再出発するだけの勇気も感性も廉恥、知性、
義務感も「反日朝日」からは、喪失して居たので有った。

蘇連のスパイとなった尾崎秀実

蘇連のスパイとなった
尾崎秀実

逆に、「民族の裏切者」「国民の敵」として居直った
「朝日」は、「反日・自虐・売国」活動の尖兵、旗手
として、反日体制を支え、大衆を洗脳、誤導して行く
ので存った。
元より、売国奴「尾崎某」等を社員に抱えて居た「朝
日」には、「共産教」信仰の洗礼を受けた寡からぬ幹
部が在籍して居た。
コミンテルン日本支部として発足した「日本共産党」
は、成立当初から蘇連の対日謀略工作機関で有り、
「売国奴」の秘密組織で在った。
我國政府の適切な取り締まりで沈黙、転向、入獄して
は居たものの、「GHQ」の「反日政策」実行過程で、同じ「反日」勢力として、
「共産党」が悪用されたので有った。
後に、「冷戦」下で米国占領軍の弾圧を受けるが、共産党及び共産教信者は、反日連合
国に執って、「日本の復活、再興阻止」「日本民族の精神文化的絶滅」と言う共通目標
達成には、力強い味方で存った。

GHQの「忠犬朝日」は、直接占領後期の所謂「レッド・バージ(共産党弾圧)」を受
けて、共産党とは距離を置いたものの、占領軍から「日本復活・再興」を阻止、阻害す
る為に育成された「社会党」の強力な保護、宣伝機関と成った。
「朝日」は、「親蘇・親中・反米・反日」の路線を採ったが、それは、「反日体制」内
部での役割分担の擬態に過ぎない。「親蘇」「反米」の否定的な評価より以上に「反日」
の肯定的評価を期待されて、「朝日」の存在価値が認められたので有る。

それ故に、反日朝日は、「反日体制」に守られて、「反日報道」、「反日宣伝」「反日
洗脳記事」を「有毒商品」として大衆に販売し、無数の「反日症患者」を発生させ、伝
染、罹患させて行った。

所謂「占領解除」以後も、最低限の国際常識と民族独立意識を有する本来の「保守勢力」
が主張する当然の「憲法改正」「自主憲法制定」の要求を妨害し、八割の加入率を悪用
して青少年に「反日狂育」を強要していた「日狂素」を擁護して、「真正日本」の復活、
再生、再興を弾圧した。
その時点で、「反日朝日」は、「反日体制」下の「第一権力」を獲得したので有る。
事実、幾つの内閣、幾人の閣僚、要人が、その愛国的発言、行動で社会的立場を失った
事か。その背後には、必ず「反日朝日」の「反日報道」が存在して居る。
「朝日」は「反日体制」の「忠犬」で有ると同時に「番犬」でも有り、その暴虐の死肉
を貪る悪鬼でも存った。

昭和三十五年の所謂「第一次安保騒動」では、「大東亜戦争」での米国、米軍への日本
民族の恨みを悪用して、「親蘇」「親中共」工作を展開。昭和四十五年の所謂「第二次
安保」でも、青年を「反米」に煽りつつも、当時、中共で進行して居た所謂「文化大革
命」に盲従して、「反日・自虐・売国・虚偽報道」を展開した。

「朝日」の「文革礼賛報道」は、日本国民を誤導しただけでは無く、当時、中共に大量
虐殺、虐待された中共支配下の数千万人を超える漢民族をも含む全ての人民に対する極
めて悪質な侮辱行為で存った。
特に、全く存在しなかった「南京大虐殺」なる歴史捏造を行ない、国内のみならず全世
界に定着させた罪は、正に万死に値する。
だが、未だに「朝日」は、謝罪も反省もしては居ない。

本多勝一氏が「南京大虐殺」派が使っていた象徴的写真を捏造写真と認めました。

「南京大虐殺」派が使っていた象徴的写真が捏造写真だったことを本多勝一氏自身が認めた。

昭和五十七年には、所謂「教科書検定問題」を煽って、それ迄も、日教組(日狂素)に
依って反日的で有った「偽日本政府検定」の教科書に「朝日・中共・韓国検定」の新基
準を強要し、文字通り「反日洗脳狂化書」を日本国民に押し付けた。自民党「宮沢某」
に依る教科書検定に際しての「近隣諸国条項」がそれで存る。
文部省が或る歴史教科書の検定で「侵略」表記を「進出」に書き換えさせた等と言う「
日本・テレビ」記者の「偽報」を、大々的に騒ぎ立てて、中共や韓国の外圧を悪用し、
「偽日本政府」と「文部省」を支配下に置いたので有る。
この「宮沢談話」は、「河野」「村山」と並んで、戦後「三大反日談話」と見做すべき
悪質な売国愚行で有る。

「平成改元」前後には、「昭和天皇」陛下の御崩御に際して、多くの国民が沈痛な思い
で哀悼の誠を奉呈したが、「朝日」は、「御皇室」の権威低下の謀略を陰険に押し進め
た。
御皇室に対する「敬語」を極端に排し、或いは簡略化し、「陛下」の敬称使用を減らし、
「殿下」の「敬称」は全廃した。即ち、「皇室典範」に違反して、皇族を庶民並みに遇
すると言う「不敬」を犯し続けたので有る。
又、本来「無私」の御存在であらせられ「個人」や「私家」から超越した「天皇」に対
して「天皇家」なる不敬な用語を乱発して、天皇を、私的な一般国民と同列の地位に貶
め、皇族を「様」付けで表記する事で庶民扱いするに至ったので存る。

この「(皇室に対して)過剰な敬語は使わない」と言う「朝日」路線は、「日放協」の
「開かれた皇室」路線に繋がり、報道・言論界での「(反日)バスに乗り遅れるな」の
社会的潮流を増大させ、現下の「日本喪失社会」を齎したので有る。
「朝日」の罪業は極めて悪質で根深いものが在る。

間奏曲・輝ける日本民族の反撃

ー日本民族は死せず、健在なりー

山紫水明、秀麗無比、四季豊潤、清涼温和の我皇土に、三千年に渡って大地自然と共に
生活し、「國語」「國史」を育んで来た吾等「日本民族」は、正に「世界に冠たる」地
位を占めて居る。

だが、その純朴、純白、清純、清澄、華麗、典雅な民族的属性は、より野卑、野蛮、低
級、劣悪、卑劣、暴虐、欺瞞を事とする欧米、或いは近隣諸国の悪辣な謀略や攻撃に拠
って、著しく騙され易く、傷つき易く、汚され易い。
この「GHQ反日体制」下の七十年近くは、その連続で在ったと謂っても過言では無い。

それでも、優麗純粋なる我民族精神は、その純粋性を汚す敵対者には、当然の違和感、
敵愾心を抱き、自然発生的に民族的な自己主張、正常化への意志を沸き立たせて、行動、
闘争を招来させて来た。
「反日体制」下の「偽日本」で、常に心有る有為の士に依って不断に継承されて来たそ
の種の活動は、絶えず反日の体制を阻み、警鐘を鳴らし、民族の覚醒を促して来た。

suzukiakira例えば、「反日朝日」が「南京大虐殺」なる反日
歴史偽造、捏造を行なった直後には、 「鈴木明」
氏が「南京大虐殺のまぼろし」と謂う好著を出版
して、「大虐殺」反日宣伝の虚妄と卑劣さを天下
に公開した。
無論、「反日体制」のマス・メディアの多くは、
それを黙殺して、歴史的事実は圧殺されたが、同
著に依って開眼、覚醒した国民は多い。
氏の偉業には敬服する。

昭和五十七年の「教科書検定問題」では、文部省が
「侵略」を「進出」と書き換えさせた事実が無かった事が判明した後、一人「産經新聞」だけが、第二面のやや大き目のコラムで「謝罪」記事を掲載した。
因みに、朝日を問い詰めると、「訂正」したそうで有る。記憶に間違いが無ければ、
同年八月二十五日の第三面の長文記事の一部に「侵略を進出と書き換えさせた事実
は無かった」と付け足しの様に記して居る。
だが、その後には、今回の所謂「従軍慰安婦強制連行取下げ」記事と同様に、「侵
略、進出」の事実関係は問題の本質では無く、日本の侵略自体が問題にされなくて
はならないとの、論点の摺り替えが強烈に主張され、「朝日の偽報」は、第一権力
たる「朝日」自身に依って、揉み消されてしまった。
にも拘らず、「産經」の勇気有る「謝罪」は、日本民族の心有る一部の人士に希望
を抱かせる契機と成った。

その動向は、教育正常化、教科書是正の運動を産み、より正しい高校歴史教科書
「新編・日本史」の編集、出版を招来した。
だが、「反日体制」の呪縛は厳しく、同教科書の採択は、一万部を超える事が無く、
採算に合わず、臥薪嘗胆の末に、やがて「最新・日本史」として出版社を変更した
ものの、絶版を余儀なくされた。
然し、この試練は、後述する「新しい歴史教科書」に結実される。

「反日体制」とその走狗たる「反日朝日」への民族的懲罰は、昭和末期から平成に
掛けての「赤報隊・義挙」や、「野村秋介烈士」に依る朝日新聞社社長室での自決
事件等でも、継続されて居た。
だが、「GHQ反日体制」の「反日保守本流」を自認する「反日朝日」は、それ等
の民族的懲罰に対して、内心恐れながらも、ひたすら「被害者」「弱者」を装い、
「言論の自由への弾圧」なる言辞を喚き立てて、反省の念は観せなかった。

第三楽章

「老讒朝日」の驕慢なる醜状
ー第一権力の座に安住、固執、更に反日利権の拡大を陰謀、工作ー

平成の御代に入って、社会的な「世代交替」とも称すべき反日、非日、脱日傾向が、年
と共に顕在化して来た。
前述の「朝日」に依る対皇室「敬語・敬称抜き」報道は、反日メディアで一般的と成り、
社会の隅々から「日本及び日本的なるもの」は排除され、国籍不明の無目的的大衆が一
時の流行に流されて右往左往するだけの衆愚社会が一層深刻化した。

政治の世界でも混乱と迷走が続き、平成十年迄に首相は八人、内閣は十次も交替した。
政治は混迷して、経済は所謂「バブルの崩壊」で不況が長期化し、「第一権力者・朝日」
の支配力、影響力は、更に増大した。

然し、朝日の支配層も馬鹿では無い。
「平家物語」の根底を流れる「盛者必衰の理」は、当然ながら朝日の幹部連も知って居
た。
何もせずに現状に甘んじて居れば、自然の摂理に反する「反日」はジリ貧と成る。
故に、朝日が第一権力を保持するには、絶えざる「反日」の「再生産」、出来得れば「
拡大再生産」が必要で有る。

其処で、「反日体制」に身を置いて、次第に体制の中心と成り、半世紀も経って最高権
力の座に定着した朝日は、以前以上に驕慢、傲慢な態度を採り、やがて、所謂「従軍慰
安婦・強制連行」や「河野談話」「村山談話」を創らせた。「反日朝日」は、恰も在日
「反日司令部」の様相を体するに至った。
他者を非難、攻撃しても自分達は反撃されないー赤報隊を除いてー上に、責任を取る意
志も義務も無い絶対君主の地位に、朝日は安住を決め込んだので在った。

処が、日本民族は不滅で存る。
「教科書採択問題」、即ち、実質的な教科書採択権を獲得して居る「日狂素」「解同」
等の反日偏向に合わせて「反日教科書」が編成、発行されていると言う事実が公にされ、
第二次の「教科書問題」が起こった。そして、良識派は、「新しい歴史教科書をつくる
会」等の組織を設立して、「教科書正常化運動」を開始した。

「慰安婦」「河野談話」「村山談話」「反日教科書」等に共通する価値観は、「日本加
害者説」「日本性悪説」「連合国正当論」「近隣諸国被害者論」等の、「反日洗脳」に
起因する「日本全面否定思想」で存った。
無論、何の歴史的事実にも基づかない「虚構」「妄想」の類に過ぎなかったが、「反日
洗脳」を幼少時から「日狂素」に強制され、長じても「朝日・日放協」等々からの「社
会狂育」を通じて、日本否定の先入観を植付けられて居た国民大衆の多くは、その自虐、
自己否定、自壊、自滅思想に罹患して居た。

rachimondaiだが、平成八年頃から社会的に認知され出した
「北朝鮮」に拠る「日本人拉致問題」が大きく
騒がれる様に成って、「朝日」的「日本加害者
説」「近隣諸国被害者論」の根幹が、根底から
崩壊してしまった。
即ち、「日本軍国主義」「日本ファシズム」の
「被害者」で存る筈の「北朝鮮」が、本当は日
本人拉致、誘拐の「加害者」で存り、過去、現
在、未来に渡って永劫に「加害者」で存る筈の
「日本人」が「被害者」で存ったので有る。
当然の事実では有ったが、「朝日」的「反日洗
脳」に呪縛されて居た多くの国民に執っては、
正に「青天の霹靂」で存った。
「日本及び日本人が加害者では無く、被害者

北朝鮮に親戚もいる土井氏「拉致ということはそんなことはありえない」

北朝鮮に親戚もいる土井氏曰く「拉致ということは、そんなことはありえない」

で有った」との、従来の反日宣伝、洗脳とは
正反対の事実を知った多くの国民は、この一
件で覚醒し、反日勢力の影響力は低下した。
だが、反日既得権力を保有する「朝日」等は
日本人の民族的、国家的な自己肯定の傾向を
例に依って「右傾化」「偏狭な民族主義」等
と決めつけて「危険思想」扱いし、露骨に攻
撃や弾圧を加えて来た。
然し、それは追い詰められた「反日朝日」の
醜悪な足掻きで有った。例えば、漫画家の
「小林よしのり」氏の実名を出して「社説」
で非難、攻撃さえするに至った。
その頃、愚生は、偶然朝日社屋外で出会った
旧知の朝日社員に言葉を掛けた。
「朝日も落ちたものだな。たかが、漫画家一
人相手に、大朝日が会社全体で喧嘩するの
か」と。昭和四年に発行五十年、平成十一年には、百二十年を迎えた朝日も、占領下以
来半世紀も続く「反日体制」に安住する事で「老害」が目立つ様に成って居た。
「老化」した「反日朝日」が、「反日無罪」「愛国有罪」の先入観で「真正日本」を「
讒謗」する。正に「老讒朝日」の醜悪、卑劣、狡猾な反日活動、反日報道等々が、ヒス
テリックに、面子をかなぐり捨てて実行される様に成って来た。

各紙の世論調査で「憲法改正」の声が高まると、朝日は共産党系の「九条の会」なる反
日団体を全面的に応援して、様々な便宜を図り、「憲法改正反対」の姿勢を明確にした。
近年では、「特定秘密保護法」及び「集団的自衛権」に対する、全紙面挙げての扇情的
な反対一色報道には、不愉快に成る以前に、驚き、呆れた。
少なくとも、現在でも社是や建前は「公正中立」「不偏不党」等と曰っている筈である
が、紙面を見る限り、「不公正偏向」「反日政党全面支持」は明白で有る。
朝日もヤキが回ったもので有る。

愚生も「集団的自衛権」には反対で有る。
然し、その理由は、祖国日本の國體を護り、日本民族の独立を願うからで有る。
「同自衛権」は、現在の「偽日本」を米国の支配下へ現状以上に貶めるが故に、反対で
有る。即ち、「同自衛権」は、日本の為では無く、「米国の米国による米国の為の自衛
権」なるが故に、反対なので存る。

だが、「朝日」や「共産党」の反対は、「反米」故では無い。日本が「普通の国」に近
づくのを否定、反対して居るので有る。
即ち、七十年近く前に、反日占領国・軍から与えられた「日本復活阻止・妨害」の任務
を忠実に果たして居るので有る。
彼等は喧伝する。「日本を戦争の出来る国にさせてはならない」と。その文言を朝日は、
「軍事・戦争アレルギー」の大衆を脅迫する宣伝、洗脳に悪用する。

彼等の思考回路は、明らかに異常で有る。
全世界に二百近くも在る国家の中で、少数の「保護国」を除いて、「偽日本」以外の全
ての国が、「戦争の出来る国」なのだ。
独立国と自称しながら、「戦争の出来ない」ー即、独立国家主権を保有しないー「偽日
本」こそ世界唯一の「異常国家」なので在る。

その異常性を自覚する事も無く、七十年前の反日連合国の利害と理念の為に、異常な反
日執念を滾らせる「朝日」「共産党」等の反日勢力に関しては、最早「反日怨霊」「反
日ゾンビ」の異様さを感じざるを得ない。
要するに、従前からそうで存ったが、GHQが策定、強要した「反日鎖国体制」の「偽
日本」で、「夜郎事大」、「井の中の蛙」の「エセ平和」「反日洗脳」に罹患した「反
日教徒」が、国際社会や国際常識とは無縁、無関係、不認識に、ひたすら「反日・自虐
・売国」を国是と為し、諸外国へ謝罪、反省を繰り返す醜態、醜状を今後も維持、継続
すべきと主張して居るので有る。従来、如何に多くの国々がこの「偽日本」「マゾヒス
ト・偽日本」を悪用して、多額の資金や利権を我國から貪り取って居た事か。

その代表が「韓国」「中共」で有り、今猶、その旨味が忘れられない為に、現在も「歴
史認識」とかの言い掛かりを付けて、「日本」を「加害者」の地位に固定化し、悪用し
ようと足掻いて居るので有る。
yoshidasyogen今回の「朝日慰安婦偽報問題」で肝心の
「吉田証言」を取り下げた「朝日」を、
否定、攻撃する事無く、逆に、「韓国政
府」「韓国マス・メディア」が「断固全
面支持」を表明して居るのは、元々自明
の理で存ったウソ八百の「慰安婦問題」
を、何とか朝日の「解釈変更」段階で温
存して置きたいとの切実な願望の表れで
有る。

これ等の異常社会の骨格と価値観を創り、
誤導、偽導、誘導した朝日の罪業は、社員全員が自殺した処で償えるものでは無いが、
現実の朝日は、追い詰められた現在でも、猶且つ従来の「反日体制」を支配、誘導可能
と観て、問題の摺り替えで当座を凌ぎ、「反日体制」に守られて「反日報道」「反日活
動」の維持、拡大を意図、企画して居る。
無論、北朝鮮や中共の後ろ楯では、日本国民が納得しないので、最大の反日国たる米国
の「虎の威を借りて」、飽く迄も「反日」を継続しようとして居る。

「対外侵略」と「対内弾圧」を「権力支配構造」の「原理」とする「中共」と同様に、
「朝日」も又、「反日・自虐・売国」を生存原理とするので、その積極的な活動、行動
が弛緩した時、「反日朝日」は、自壊、崩壊するので有る。
故に、何とか「老讒」を工作するが、悪足掻きを行なえば行なう程に老醜を晒す事を、
未だ朝日は自覚、認識しては居ない。
だが、その事態を自覚せざるを得ない情況が招来するのは、時間の問題で有る。
日本人の覚醒と民族的自覚は急速に進行して居る。

終楽章・「ウソ着き朝日」の黄昏

ー朝日流「ウソの上塗り」は逆効果ー

本年、八月五日の朝刊で、「反日朝日」は、その「反日性」をいささか成りとも「反省
」する自称「検証記事」を掲載した。
勿論、虚偽、欺瞞、論点摺り替え、居丈高な居直り等々、「朝日」特有の横柄かつ一方
的、独善的な「逃げ」「誤魔化し」「黙殺」「言い訳」の手法が随所に見受けられる不
完全且つ不誠実、不正確且つ無責任な「検証」で在った。それでも第一面で小さく「反
省」の一語を記したので有る。
「反日朝日」としては、多分、「反日体制」下で、初めての「反省」では無かったのか。

だが、「ウソ」は「吉田証言」「吉田調書報道」だけでは無い。
従来、日本を貶める為に多数のウソを垂れ流して来たので有るから、叩けば幾らでもウ
ソが埃と成って飛び出して来る。

朝日新聞が平成25年度新聞協会賞を受賞した「手抜き除染」の記事は自作自演だった

朝日新聞が平成25年度新聞協会賞を受賞した「手抜き除染」の記事は自作自演だった

過去に遡らなくても。今回の「検証記事」それ自体が「ウソの上塗り」で有る。ウソを
ウソで誤魔化し切れないと言う、小学生でも解かる道理を「朝日」は認めようとしない。
故に、中途半端な「検証」と「会見」での幕引きを狙ったので存る。

引用文献が「事実誤認」処か、「偽造」「捏造」で有った事が判明した後も、「謝罪」
はせずに「全体的には正しかった」と居直る「朝日」は、朝鮮人や支那人、「中共」と
同様の生活態度に堕落して居る。支那や朝鮮では、「謝罪」が直ちに「金銭的要求」と
「面子の失墜」に繋がるから、余程の事が無い限り、謝罪はしない。

朝日が、朝鮮、韓国、中共段階の認識、思考、判断基準を基に行動、営業して居る以上、
吾等も、韓国、中共並みの手段で「朝日叩き」を執拗に継続しなければならない。
中共や韓国では、「溝に落ちた犬には石を投げろ」と言う。溝に落ちた犬を見たら反射
的に救い上げる日本人とは、異質の感性、生活態度が、彼等の常識で有る。

現在、従来の悪行が露呈されて溝に落とされたのが「朝日」で在る。然し、往生際が悪
く、「少し誤解が在って落とされたが、自分達は、基本的に正しかった、間違ってはい
ないので、従来通りの報道を続ける」と居直って居る。
だが、「朝日」の「反日報道」で吾等の父親、伯叔父、祖父等は、総て「殺人鬼」「強
姦魔」で在ったと国際的に意識を定着させられ、吾等は勿論、今後生まれて来る日本人
の総てが「殺人鬼」「強姦魔」の子孫として侮辱されるので有る。

朝日の創った反日狂「朴某」は、「日本へpakukune
の恨みは千年経っても忘れない」と喚いた。
その様な異常発言と異常関係を創り出した
「反日朝日」への「恨み」を、吾等は「千
年経っても」忘れてはならない。許しては
ならない。
「溝に落ちた朝日」には、中共、韓国並み
に石を投げつけよ。それも全力を込めて。
それで死ななければ、ドブ川に放り込んで、苦しめながら殺せ。遺体が埋葬されたなら
ば、墓場から引き摺り出して、鞭打ちを加えよ。
「日本国民の敵」「日本民族の裏切者」「反日朝日」に対しては、「日本及び日本人」
としての、対応や配慮は全く必要無い。
「朝日」が「反日の友」として居る「中共」や「韓国」と同様の手法で、「朝日」に引
導を渡すのが、「因果応報」と言うもので有ろう。

ドイツ楽劇の創始者ワグナーは、「神々の黄昏」を作曲した。
吾等は「朝日新聞の黄昏」を演出しようでは無いか。日本民族の覚醒と真の独立恢復は、
その儘、「反日朝日」の消滅をも意味する。
所謂「戦前」のドイツ映画に「未完成交響曲」と言うシューベルトを主人公にした作品
が在った。その最後に「我恋の終わらざるが如く、この曲も永遠に終わらじ」と言う様
な字幕が映し出された。
だが、是迄、七十年近くの「朝日新聞」作詞、作曲、演奏、公演の「反日狂騒曲」は、
我が日本民族の反撃、処罰と人類の叡智に拠って、遠からず根底から否定、断罪、封印
されて「終わる」ので有る。終わらせるのだ。

我光輝有る祖国「日本」は、既に「再興」の途上に在る。

bunshun

 

【皇土 逍遥】 長月

駿河の國 静岡市

護國神社shizuokagokokujinnjya

国道一号線に隣接、私鉄にも隣接して
は居るが、広大な境内で、樹林も繁茂
して居り、ラジオ体操の老人も早朝か
ら活躍して居られ、武道場が在るらし
く、武道着姿が往来。

昭和39年、静岡市護國神社で行なわれた戦没者合同慰霊祭

昭和39年、静岡市護國神社で行なわれた戦没者合同慰霊祭

愚生、一首

英霊を護りて武道に励みたり

  駿州のもののふ頼もしきかな

 

静岡市

静岡浅間神社

神部神社、浅間神社、大歳御祖神社を総
称するasamajinjya社名で、古くから、徳川家康等の
信仰を集めて居た。
日光東照宮と同様の絢爛豪華な桃山様式
の装飾が観られる。
赤鳥居が有名であるが、同神社の参道に
六~七丁に渡って続く門前町は、東京、
浅草の「仲見世」の数倍程も在る長大な
商店街を構成して居る。
我國に於ける「神社信仰」の素朴にして
篤き伝統に感謝した。

 静岡市

駿府城跡

suruhujyouseki現在は、県庁等の官公庁も建って居る
が、高崎市等とは異なり、城郭の原形
は保たれて居る。
現在は「駿府城公園」と名付けられ住
民の憩いの場と成り、都市化した同市
中心部にささやかな緑の空間を保全し
て居る。
家康公当時の本丸内堀等の発掘も進み、
家康公お手植の蜜柑も未だに実を着け
て居る。駿河の人心は、今も、徳川時
代を誇って居る。

 伊豆の國

修善寺

「修善寺物語」でも有名な伊豆の名刹で
在る。shuzennji
鎌倉二代将軍「源頼家」が、頼朝亡き後、
悪名高い二代執権「北条義時」等の謀略
で、この修善寺に幽閉されて、暗殺され
た。
寺男の話では、嘗ての寺域は、広大で、
頼家の幽閉されて居たのは、谷川を挟む
対岸で在ったとの事。
台湾人の観光客が訪れて居た。

源範頼の墓

haka修善寺から、谷川沿いに温泉街を数
丁上がり、更に山側に登ると、人家
の外れ辺りに、源範頼の墓が在る。
将軍頼朝の弟で源義経と共に、平氏
を西国に滅ぼした功労者の範頼は、
後に、弟義経同様に、兄頼朝から疑
われて殺された。

愚生、一首

伊豆に死す三河守は哀れなり

兄に殺され、史(ふみ)に殺さる

伊豆 韮山

反射炉(鋼鉄の溶鉱炉)

反射炉(鋼鉄の溶鉱炉)

幕末、欧米諸国の植民地化や開国要請に対抗
して
日本(江戸)を護るために韮山代官、
江川太郎左
衛門が幕府に進言して築いた大砲
鋳造炉

伊豆 韮山 世襲代官 江川太郎左衛門邸

世襲代官 江川太郎左衛門邸

2014年10月14日
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