第二百四十一号 【「有害憲法」論】

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平成二十六年睦月十五日発行

吾等平成維新の神風を巻き起こさん

                 撣亳 田中正明 先生

kamikaze一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族と共に皇道を 邁進せん。

「有害憲法」論

ー何処の国でも採用しない有害規定の羅列ー

中山 嶺雄

(自称「日本国憲法」の基本的性格)

-反日連合国の連合国による連合国の為の占領基本法ー

自称「日本国憲法」なるものを「憲法」呼ばわりする事自体に不愉快且つ自己欺瞞を痛
感するが、圧倒的多数の偽日本国民が、それを「憲法」と思い込まされている現状では
敢えて「憲法」なる文言を使用して、一般の理解に供するのも一つの方便と考慮し、こ
の語をここでは使用するが、以後の文章では、「日憲」と略称、蔑称させて戴く。

連合国、就中、米国占領軍に拠る「日憲」の「強制」ー反日派は「制定」と表現ーは、
歴史的事実で有り、何人も否定出来ない真実で有る。

sennryougun昭和二十年九月に我國を不法且つ不当に占領した「連
合国軍」は、戦時以来の国際法違反行為を重ね、我國
の尊厳を毀損し、独立を奪い、暴虐の限りを尽くして、
日本民族の精神文化的絶滅政策を急激且つ全面的に強
要した。
我國の「國體」を人質に取った連合国、占領軍は、
国際法に違反して長期間に渡り我神聖なる皇土を占領
し、更に国際法に違反して、我國に対して「反日基本
法」を強要した。

凡そ、如何なる弱小国家で在っても、自国の最高法規
たる憲法は、自国の歴史、伝統、宗教、生活習慣等々
を勘案して自国語で作成、表記するのが通例で有る。
その逆の憲法等は存在し得ないのが国際常識で有るが、
何とこの偽日本には、その有り得ない「珍憲法」が現
存し、実効支配して居るので存る。
連合国とは雖も実質的には米国及び米国軍が策定した自称「日本国憲法」の基本的性格
は、「反日占領政策強制基本法」「日本民族最終絶滅目的最高法規」で有る。

則ち、敵性言語たる米英語で、僅か一週間程度の期間に、三十名足らずの米国軍人軍属
の手で創られた米軍製の自称「日本国憲法」なるものに、何で我國と我國民を支配する
正当性、合法性が有るのか。
形式的には、「帝国議会」の議決を経た事には成っては居るが、外国軍直接占領下での
外国軍が策定、強制した法律や規則は、占領解除の段階で総て無効で有る。

 

(「反日占領基本法」自称「日憲」の目的)

-「日本及び日本的なるもの」の絶滅ー

昨今の「特定秘密保護法案」なるものに、「普通の国」への「進化」の予感を嗅ぎつけ
た反日メディアは、反日連合国への隷属秩序が阻害、侵害されるとの不安を抱き、猛烈
な反政府、反法案宣伝攻勢を展開し、安倍内閣の支持率は急速に低下した。
七十年近くも続いた「GHQ反日体制」に拠る「反日洗脳」が、一般の日本人大衆の意識
に抜きがたい「日本否定」観念を植付けてしまっているので有る。
「日本」の「自立」「独立」「自己主張」と言う国際社会では当然の権利行使を、無意
識の裡に「危険」「過激」「不遜」「不安」等と否定的に見做す意識が、「日教組」「
反日メディア」に拠る学校教育、社会教育の両面から、社会に定着させられて居るので
有る。
その結果、この偽日本が、少しでも「普通の国」に近づく事さえ、「危険」「怖い」「
許さない」ので有り、その価値観は、反日連合国の「日本性悪説」がその儘投影した、
即ち、乗り移ったもので有る。

この現実こそ、連合国、占領軍が対日占領の最大且つ最終目的に設定した作戦目標の、
余りにも明白な達成結果なのである。

puresukodo昭和二十年九月の占領軍に依る報道管
制、所謂「プレス・コード」は、現在で
も十二分に存続、実効支配して居る。
反日連合国、占領軍への非難、批判、
否定的報道は、一切禁止。日本及び日
本的なるものに対する否定、批判、非
難、攻撃、糾弾等々は、その真偽に関
係無く一切自由、無問責どころか賞賛
奨励する。
逆に、日本側の愛国的、独立的、自己
肯定的な自己主張を展開する者は、徹
底的に弾圧、迫害、圧殺、黙殺して社会的生命を奪う。
最近の「日放協」会長への反日メディアに依る失言引出し記者会見等は、その最たるも
ので有り、質問している記者自身が「私は中共、韓国の工作員、手先です」と自己宣伝
している様な内容で存った。

斯かる占領政策、方針は、連合国、就中、米国の占領目的から周到に計画、立案されて、
占領下の我國に強要されたもので有る。
則ち、大戦終結前夜の米国の敵は、終戦と同時に対立が予測されていた「蘇連邦」と共
に、「復興ドイツ」並びに「復興日本」で存った。
大正期の欧州大戦敗北から二十年足らずで復活し、一時は英国を除く全欧州を同盟国か
支配下に置いたドイツの歴史的実例は、連合国に教訓を与えて居た。
日本やドイツの復活阻止は、連合国共通の絶対的必要命題で有った。

それ故に、「ヤルタ体制」でドイツは、米英仏蘇の四ヶ国に分割占領支配して、再起の
息の根を止めた。
だが、反日連合国に取ってドイツよりも危険なのは、日本で存った。
ドイツには、ナツィスと政権を争った強力な共産党勢力が存在し、貴族や資本家達には
親英仏の人々が多かった。反ナツィのドイツ人を利用すれば、ドイツ民族主義の復活を
十分に阻止可能で有った。

だが、日本には極く少数のポルシェヴィキ(蘇連型共産主義者)以外に「反日」勢力は
存在しなかった。その天皇を中心にした家族共同体国家たる日本は、国民全員が常に一
致協力、大同団結して国難を乗り切り、再び「アジアの強国」に復活するものと予測さ
れていた。
それは、西欧米蘇帝国主義連合国に取っては、大戦の名分のみならず、植民地と市場を
喪失する危険性を意味して、絶対に認められない未来史で有った。

其処で、反日連合国は、日本民族の絶滅を望んだが、一億日本国民を皆殺しにするのは
物理的に不可能で有り、同時に連合国側にも多大な損害を齎す。
故に、次善の策として、時間を掛けて日本民族の「民族的生命」を喪失させる作戦を熟
考、採用して実行に移した。
無論、熾烈な抵抗が予測される為に、日本側の軍事的反撃力を封殺する目的で「ポツダ
ム宣言」を出し、日本軍の解体を「國體護持」との交換で受諾させた。「国軍不在」と
は、独立主権国家の主権を構成する最重要の要素で有る「国防権」を放棄する事に成り
独立国としての資格を喪失する事を意味する。

全く無傷で日本を無血占領した連合国、就中、米国は、日本民族の精神文化的絶滅を最
終目的にして、矢継ぎ早に日本国家、民族の機構や紐帯を解体、分裂、破壊すべく妄動
を重ねた。日本軍を解体し、日本警察を間接支配下に置き、一切の抵抗手段を奪い、報
道、通信、言論機関を完全支配下に置いて、ウソで固めた「反日洗脳宣伝」を執拗に垂
れ流し続けた。
無論、鞭で打つだけでは民心を掌握出来ない。そこで占領軍は、アメとムチを使い分け
日本国民を分断し、各個に支配、反日洗脳を強要して行った。

その際に、占領軍が創作した「魔女」は、「軍部」で存った。
「日本を支配した軍部、軍閥、軍国主義は、勝つ見込みの無い無謀な侵略戦争を引き起
こし、周辺諸国、諸民族及び米英等の欧米諸国にも多大な被害を与え、日本国民を巻き
込み、耐え難い苦痛を与えた。悪いのは軍部で有って、日本国民は被害者で有り、国や
軍国主義勢力に二度と戦争を起こさせてはならない。」

米軍に依る国際法、人道に違反した民間人、民間施設への無差別爆撃、大虐殺、原爆使
用に依る大虐殺も「日本」の「軍部」が悪かったからである。
満州、樺太、北支、北鮮等々で繰り返された日本人婦女子への凌辱、虐殺も、蘇連兵が
悪いのでは無く、日本の「軍部」が戦争を始めたからだ、との「連合国無謬、正義」「
日本軍部=悪の権化」なる一方的宣伝を日夜流し続けた。hanniti

良識有る国民はその虚偽を知りつつも、事実を表現する
自由は無く、うっかり発言すれば、民間人でも「戦犯」
指定を受けて虐殺される占領下では、「反日宣伝」のみが、猛威を振るって居た。
そして、当時、学校と報道の両面で「反日狂育」を受け
た寡からぬ青少年は、この「反日洗脳」に罹患して、
「三つ子の魂百迄も」の譬え通り、今でも「軍部・日本
悪玉論」を狂信している。細川某、小泉某の世代とそれ
に続く年代の国民で有る。

 

(最重要優先項目たる「第九条」)

-「平和呪文」悪用に拠る反日洗脳ー

所謂「日憲」の異常性、異様性は、世界に冠たるものが有るが、何と言っても「第二章」
で存る。
第三章は三十一条も有るのに、二章は「九条」の一条のみで有る。
この条が「日憲」の最重要眼目、制定権者たる連合国、占領軍が、この一条の為にこの自
称「憲法」を策定した事実は、余りにも明白で有る。米国人の単純、単細胞的な思考形態
を物語って余り有る。
「九条の為に日憲は存在意義を有する」
それは反日連合国とその手先や子分共に共通する認識で有る。

独立国「日本」の復活、再興の阻止、妨害を最大の課題と見做した連合国、占領軍は、
あらゆる機会を捉えて日本の分断、分割統治に拠る弱体化を強要した。所謂「民主化」ー
反日化ー政策がそれで存る。
「戦犯指定」「公職追放」「神道指令」「財閥解体」「農地改革」「國史教育禁止」「國
語改悪」等々、国軍を解体し、國體を人質に盗られた当時の日本国民に取って、ひたすら
忍耐に努める他に無かった。

一部の売国奴共は、共産党の様に占領軍を「解放軍」呼ばわりし、或いは又、占領軍の利
権にたかり、甘い汁を啜っていた。
だが、國體護持の確信故に従順な日本国民に対して、占領軍は、「皇國日本」の復活、再
起の動向を根絶する必要性を実感して居た。
sentoki自分達が日本に対して犯した数々の大
虐殺や蛮行に対して、大東亜戦争で示
された日本民族の勇戦敢闘精神は、必
ず復活して、再軍備、核武装し、報復
の特攻機がニュー・ヨークやワシント
ンを襲うであろう。

その危険性を防止するには、日本から
総ての軍事力を永遠に奪わなくてはな
らない。
「対日占領基本法」の最大眼目は「日本の完全な非軍事化、非武装化」に有ったので存る。
斯くて、絶対的、独裁的、一方的、反日的支配者たる「連合国軍総司令部」は、「日憲九
条」を日本国並びに日本国民に強要した。
曰く「国際平和を希求」「戦争と武力行使の放棄」「戦力不保持」「交戦権否認」なる条
項は、国際法に規定されている独立国の主権を完全に否定する内容で有り、「永久隷属国
宣言」と同義の卑屈、愚劣、醜悪且つ国際法違反の条項で有る。

だが、GHQや反日連合国に隷従する売国自虐勢力は、makkasa
日本に取って到底受容し難いこの異常条項を美化、
神格化し、やがて数十年後には、「平和主義」なる
文言を作成して、「日本国憲法三原則」の一つ等と
喧伝する様に成った。
「戦争を放棄したから平和だ」等と言う戯言、虚言
は、せいぜい小学生迄にしか通用しない詐欺師の言
い草である。だが、マッカーサーから「十二才」と
小馬鹿にされた真面目、誠実な日本人青少年の多く
は、反日権力から一方的に押付けられたこの欺瞞的、
幼稚な理念を軍事的圧力の下で信じ込まされたので
有り、現在も学校教育等々で、日々このウソ八百が
強要され続けているので存る。

仮に、「戦力」を持たない国家が在るとすれば、弱肉強食の国際社会で何時でも捕食され
る草食動物の立場に身を置いて居る事に成る。戦争を放棄した国家は、国際法で承認され
ている主権の一部を捨てた事に成り、自ら独立を放棄ー自己決定権の喪失ーする事態を意
味する。
自国の「交戦権」を否定すれば、「モナコの様な小国でも」一方的に勝利する事が可能と
成り、あらゆる国家が虎視眈々と日本の国富を狙い、襲うであろう。

これ迄、日本への直接攻撃が無かったのは、昭和二十七年以来の「日米安保体制」の下で
日本が米国の支配下に在った為に、米国の核報復を恐れて手を出さなかっただけで有り、
「九条の平和主義」等は全く関係無い。

「九条」なるものは、平和とは無関係である以上に対日侵略戦争を誘発する「外患誘致」
条項である。
日本周辺の虎狼狐狸国家の実態を素直に直視すれば、その認識は明瞭に成ろう。
二次大戦最大の侵略国は「蘇連」で有り、北海道の一部領有さえ要求していた。創設以来
支那を侵略し続けて来た「中共」は、今や南支那海を侵略し、西太平洋の支配さえ公然と要
求して居る。狐か狸程度の「北朝鮮」、「韓国」でさえも、自虐草食動物たる「偽日本」は格好
の捕食対象である。

「戦争嫌い、軍事怖い、祖国守らない、交戦しない」を規定した「九条」は、対日侵略国に執
って、最大最強の武器、兵器で有る。

それは、対日侵略時に全日本を自縄自縛する魔法の杖の様な、核兵器以上に有効な侵略手
段なので有る。
現行「刑法」でも最悪の犯罪は殺人でも放火、誘拐でも無い。有罪に成れば「死刑」以外に選
択の余地の無い最悪の犯罪が刑法八十一条の「外患誘致罪」で有る。「平和」処か「外患誘致」
を招来する「九条」は、日本及び日本国民に取って「有害」の最たるものである。

「有害鳥獣」「有害図書」等の否定的な語彙が存る。だが、人間に取って有害では有っても、
鳥獣にも自然の中で生きる権利は有る。
「有害」な図書は、その野蛮な暴力的表現や低劣露骨な性的表現で、青少年のみならず成人
に迄も悪影響を与えるので厳禁しなければならないが、それ以上に悪質な最大の社会悪は
、「日本民族絶滅」を目的に策定、強要された「日憲」で有り、正に「有害憲法」と断定、糾弾
すべきである。
これ迄、「日憲」には多くの認識や規定が与えられて来た。
「占領憲法」「マッカーサー憲法」「違憲憲法」「押付け憲法」「占領基本法」等々。
どれも正しいとは考えられるが、「日憲」の悪質性、加害性、有害性を端的に表現するには
「有害憲法」が適切で有る様にも愚考される。

 

(世界で一つの「九条国」)

ー何故、世界に「九条」を輸出しないー

「日憲信仰」「九条信仰」は、論理では無く、「信仰」「宗教」の範疇に属する。
前述の様に、その創作過程や強要の不当性、内容の是非等を「論理」的に考察すれば、到底
「憲法」の名に当らないのは明白である。だが、「信じる事から始まる」「宗教」と見れば、「
日憲」が斯くも図々しくのさばっている理由も理解できる。
学校狂育や社会狂育で「これは絶対に正しい」と一方的に強制、洗脳された段階で、多くの
善良な日本国民は、「日憲教」「九条教」「民主教」信者に取り込まれているので有る。

彼等に「日憲教」偽日本の異常心理、異常事態を認識、理解させる為には、「日憲」に絶対性
を確立させた反日「連合国様」、「近隣諸国様」のご意向にお伺いを立てるのが、最も効果的
で有る。
残虐非道の侵略国家たる日本に、世界に冠たる「九条」以下の「平和憲法」「日憲」を下され給
うた反日連合国は、当然、その理想たる「九条」と同様の規定を自国の憲法に明記している
筈である。

だが、浅学菲才を顧みず、敢えて指摘させて戴けるならば、「日憲」を創作した米国の憲法
には、「九条」に該当する項目は皆無で有る。それはそうであろう。
二次大戦以降、世界で最も長期間、広範囲に渡って戦争を継続し続けたのは米国自身で有
る。米国憲法の何処を見ても、「戦力」の保持、不保持とか、「交戦権」の有無とかの言及は
無い。有るのは大統領の指揮、命令権とか、議会の戦争予算に対する権限等の実務的内容
しか無い。

日本の「右傾化」「軍国主義化」を頓みに攻撃、非難する中共や韓国はどうであろうか。

韓国憲法では、第五条で「侵略的戦争を否認」しては居るが、「国軍は、国の安全保障と
国土防衛の神聖な義務を遂行する」と明記して、軍備・戦力の保持と交戦権の行使を「使
命」としている。
ヴェトナム迄、侵攻して多くの混血児を作ってraitaihan
来た韓国が「侵略的戦争を否認」しているかは
甚だ疑問であるが、ヴェトナムで「避妊」を怠っ
た「反日無罪」の韓国が、対日侵略戦争を「否認」
しない事だけは確実で有る。
又、同憲法三十九条では、「すべて国民は(中
略)国防の義務を負う」と規定されている。
即ち、年齢性別に関係無く、全国民に国防へ
従事する義務が負わされているので有る。

「九条」精神に明らかに違反、抵触する韓国の憲法に対して、偽日本の反日自虐売国勢力
は、何故「改憲」を要求しないのか。
「韓国よ、軍隊を解散せよ。交戦権を放棄せよ。国民に国防の義務を押付けるな」と。
「日憲教」「九条教」信者は当然声を大にして、韓国及び同国民に呼び掛け、要求すべき筈
だが、彼等がその様な発言をした事実を、寡聞にして愚生は聴いた事が無い。

中共の国防、軍事事項に関しては、通常の国家の常識では理解出来ない。
中共設立以来、特に政権奪取以来、建前と実態の乖離は「水と油」「月とスッポン」程の相
違が有る。
実際には中共の一党独裁で有るが、建前では「中国共産党指導の下における多党協力及び
政治協商制度」(同憲法、前文)が存在する事に成って居り、五十七条には「全国人民代
表大会は、最高の国家権力機関である。」と明記されているが、実際には「中共」の操り人
形に過ぎない。

zennjinndaiその木偶人形たる「全人代」ー一応は日本
の国会に当るーの下部組織として「中央
軍事委員会」なるものが存り、「全国の武
装力を指導する」(九十三条)を唯一の
任務としている。
「九条教」信者は感動するに違いない。
中共憲法には、軍隊が有るとも軍備が
有るとも交戦権を持つとも明記して居
ないので有る。
「流石、中共様」と反日日本人は三跪九

拝して有り難がるかも知れない。

だが、五十五条では、「祖国を防衛し、侵略に抵抗することは、中華人民共和国の全ての
公民の神聖な責務である」「兵役に服し、民兵組織に参加することは、中華人民共和国公民
の光栄ある義務である」と国民に「国防」と「兵役」の義務を課して居る。

但し、中共では憲法には軍事規定が殆ど無い。中共の「指導」ー中共での「指導」とは「支配」
の意味であるー下に存る「人民解放軍」なる軍事組織は、中共から派遣された「政治委員」が
権力を有する「党の軍隊」で有って、「国家、国民の軍隊」では無い。
故に、全人代の中央軍事委の役割は、「国軍への指揮、命令」では無く、「全国の武装力を
指導」するのみなので有る。

それでも中共に強大な軍隊が存在し、国民に共産軍への隷属と奉仕が義務付けられて居る
のは間違い無い。
偽日本の「九条教」信者の諸君は、支那の民衆を中共軍への軍事奴隷から解放すべく、発言
すべきと考えられるが、如何。

国民に国防の義務を課して居ない国は少数で有る。況してや交戦権を否認、放棄している
国等は、対外隷属非独立国家たる「偽日本」だけで有り、極めて異常且つ特異な奇形国家な
ので存る。
二次大戦の敗戦国で在ったドイツでも、憲法に当たる「基本法」で十八才以上の男子に兵役
若しくはそれに類する義務を課している。

 

(殺される迄は撃てない自衛官)

ー「日憲」は一部日本国民に死を強制ー

9jyou 偽日本にも一応は武装組織としての「自衛隊」が実在し
ている。だが、中共の「人民解放軍」と同様に国軍では無
い。
異なる点は、中共軍が無制限に軍事行動を承認されてい
るのに対して、自衛隊は「自衛隊法」で認められている制
限の範囲内でしか活動が許可され無い事実である。

自衛隊は軍隊では無く、自衛官は軍人では無いので、人
を殺せば「殺人罪」で訴追される。
故に、「刑法」三十六条に規定された「正当防衛」の場合以
外は、敵を殺す事が許されない。
敵が発砲する迄は、敵の「殺意」が証明されないので存る
から、大人しく敵の第一撃を待つしか無い。運良く敵の
銃砲弾が当たらない様に祈るしか無い。運悪く当たれば、
正当防衛行動も執れ無い。
「平和憲法」を自称し、「基本的人権の尊重」を呪文の様に唱える「日憲」は、自衛官に対しては
無慈悲、冷酷に「お前は死ね」と突き放すのである。或る意味で当然でも有るが。

「日本と日本国民」を守ろうとする者は、反日連合国の敵で有り、「反日無罪」「愛国有罪」を
基本原理とする「GHQ反日体制」の頂点に立つ「日憲」の理念から見れば、「自衛」「国を守る」
等の語彙、思想そのものが、連合国に対する不遜、危険な反抗、反逆で有り、許せない
犯罪行為なので有る。

昭和四十五年に自衛隊に対して「蹶起」を呼び掛けた
misima「三島、森田」両烈士は、正に、この反日体制の不義、
矛盾を指摘、弾劾したので存った。

 

(犯罪者・間諜天国=偽日本)

ー「日憲」三章は「犯罪者」保護条規ー

自衛官には、不当な死を要求し、警察官には無数の法律、規則で行動を規制し、我国の防
衛、治安の破壊を謀る「GHQ反日体制」と、その制度的権力を握る「日憲」は、「外患誘致」を
国是として居るが故に、近現代社会異例の「間諜(スパイ)天国」を、この国土に現出した。

「ゾルゲ事件」でも十二分に理解出来る様に、間諜とは、時には数十万人、数百万人もの国
民の生命を殺戮する行為を立案、計画、推進、実行する破壊的な機能で有り、全世界で極
刑を以て処断する対象である。

処が、反日「偽日本」の国家目的は、日本及び日本的なるものの否定、破壊、絶滅で有るの
で、日本に害を為す個人、組織、機関、国家等々を取り締まる法律も組織、機関も設置し
てはいなかった。
日本人を攫いに来た、或いは諜報活動に潜入した北朝鮮の工作員は、日本への侵入は、散
歩の様な気楽さで実行したと言って居る。

斯かる「愛国愛民」を否定した現実は、「日憲」第三章の「国民の権利及び義務」に典型例を見る
事が出来る。
凡そ、「権利」と「義務」は、裏表の関係で有り、権利が十条表記されるならば、義務も同数の
条項で闡明されなければならない。
だが、純粋に「義務」だけが課せられているのは、「納税」のみで有り、一応は義務とされる
「子女の教育」も同時に権利と明記されていて、権利の要素の方が強い。
同じく義務とされる「勤労」も同時に権利とされ、義務を果たさなくても、「日憲」二十五条で
「最低限度の文化的生活」が保障される。
過剰な「生活保護」の為に、事実上、「勤労」は義務では無いのである。

逆に、個人、就中「犯罪者」の「権利」は徹底的に保護、保障され、秩序維持の責任を有する権
力行使側は徹底的に手足を縛られ、社会正義の行使、秩序の維持は「日憲」三章で極端に妨害
されている。
その典型例が、昭和四十年代の所謂「学生争乱」で存った。gakuseiundo
当初、学生達が道路の敷石を剥がして砕き、或いは線路の
敷石を掘り出して投石しても、火炎瓶を投げても、角材を
振るって警察機動隊に襲い掛かっても、警察側は何も出来
ずに只、忍耐を続けていた。

暴力学生達は、「日憲」の「(反日)表現の自由」「集会の自由」
「言論の自由」「結社の自由」等々の保護の下で、したい放題
の乱暴狼藉を働いて居た。
彼等は蘇連は中共の為に「反米」を主張して居たが、同時に「反日」も喚いていた。
故に、「反日無罪」の「GHQ反日体制」下では、放任され、無問責なので存った。

第三章の犯罪者過剰保護規定と並んで、民法改悪を要求したGHQの日本社会破壊、家族制度
否定の害毒の悪質さは、現在の偽日本社会の現状を素直に直視すれば、余りにも明らかでは
無いか。
「日憲」で日本人は幸せに成ったのか。
「日憲」が潰した家族制度が有れば、お年寄りの「孤独死」や「親殺し」「子殺し」等は考えられ無
い。「長幼の序」等の道徳が幼児期から教育されて居れば、対老人詐欺等は発想さえされな
い。

日本的伝統、価値観を制度的に否定、破壊した「日憲」支配下の「GHQ反日体制」に拠って、日
本国民は自らを抱擁、受容する心暖かい家族、一族を崩壊させられ、一人一人の孤独、平等
な「個人」に分断され、互助、共助の精神を喪失させられつつ存る。
個人を養育、介助、介護するのは公的機関の責任であるとして、家族共同体としての「日本」
の伝統や文化が否定されているので有る。

人間的喜びや理想、目的意識を喪失した無機質的な一「個人」の生活目的は、金銭、物品の
際限無き獲得願望と、一「動物」としての刹那的本能充足欲求しか無い。
高次の知的、文化的、人間的、日本人的快感や満足を楽しむ日本人は、今や少数派に減少
してしまって居る。
「日本及び日本人」を、単なるロボット人間に変質させ、動物、家畜の域に迄、堕落させ、
不幸にしたのが「日憲」で存る。
残念ながら、「GHQ体制」の奴隷、家畜たる偽日本人に、現在の処、表面的には、その自覚
が無いのも事実では有る。
だが、日本人は必ず覚醒する。
三千年の「國史」「國體」が滅亡する筈が無い。又、そうさせてはならない。
神州は不滅なので存る。

 

0526-1

turu

 

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