第二百五十二号 【大西亜戦争の多様化】

平成二十六年師走十五日発行

11.19

撣亳 田中正明 先生

 

 

八歳の空手少女

八歳の空手少女

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を
護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回
は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族
と共に皇道を邁進せん。

 

  【年頭の辞】

皇紀二千六百七十五年、平成二十七年、陽暦歳旦を迎え、同憂同志諸卿に対し、日常のご厚
ご支援を深謝し、併せて、皇國の再興と民族独立、滅亡しつつ存る人類の救済と存続への
活動
継続を闡明す。

元旦、國旗掲揚、東方皇居並びに武蔵野の陵に対し奉り遥拝し、聖浄なる想念に浸る。
屋内に入りて、寓居窓を通し、旭光を拝す。三日連続なり。有り難き哉。
とりわけて、二日、三日は珍しき白世界の朝。人為、自然の総てが真白く純化され、音響一
無し。
洛南、男山に旭日出でまして旭光新雪を照射す。清澄の正気は慄然として、冠雪の草木花実
燦然と輝く。
雪中より水仙は屹立し、山茶花は濃桃の花弁を顕わす。訪れし野鳥各種、停り木を探し、陽
上がるにつれ、桃の細枝より積雪の細雪と成りて地に帰るも、いとをかし。梅の古木、雪
を抱
きて時ならぬ真白き華を咲かせるも、さらなり。柑橘、南天の実は白雪を乗せ、水色の
空に遊
ぶ。
寓庭の天然の美は、皇國大地自然の縮図、縮景なり。全国至る処に山紫水明の皇土在り。

yukigesyou2

 

翻って、現下「偽日本」を俯観するに、皇國の真姿、幻夢の如く、亡国、民族滅亡の危機、
旦夕に迫る。
反日連合国占領以来、外夷、国賊、逆族、反日勢力、横行支配を重ね、淳朴なる日本人大衆
を洗脳、劣化、堕落、弱体化、幼稚化せしめ、多くの大衆は、金満、肥満、低能、苛められ
っ子の地位を強制され、国内外の反日勢力より、強請、集り、恐喝、強盗、家宅侵入の被害
を受けつつ、泣き寝入りを決め込めり。

然れども、皇國本然の國體は厳然として変わらず、吾等、守護し奉りて、依然護持されつつ
存り。
此処十数歳、不十分乍も反日、売国勢力の支配体制、脆弱化し、七十年前には及ばざるも、
昭和五十代程度迄には回帰すと見做せり。宮城参賀、靖国神社参拝、伊勢神宮参拝等々の国
民は急増し、反日諸国への国民感情の悪化は、「普通の国」としての「常識」を認識、獲得
しつつ有る証明なりと認む。
朝日でさえ、事実上、反日捏造を認め、日放協は従来画面から意図的に消して居た「日章
旗」
を、自然に放映し、同じく消して居た「万歳」の声を、抑制的にでは在るが、流す様に
改善
されて居る。他のマス・メディア、又、同様に好転す。斯くの如き潮流、当分の間、継
続すと
の予測、何人も否定出来ず。

世界大乱、戦国動乱の中に在って、本年も皇道を宣布しつつ、皇國再興、皇軍再建に挺身、
邁進せん。

皇紀二千六百七十五年 平成二十七年    陽暦 歳旦

國體護持圑體  一日会   主宰 中山 嶺雄

【大西亜戦争の多様化】

ー「一神教」相撃への正しい認識をー

中山 嶺雄

「大西亜戦争」の概念規定

ー西欧米「民主衆愚主義」への反撃ー

以前から「大西亜戦争」なる世界史的用語を連発して来たが、今もって一般化はして居ない。
だが、愚生は敢えて使用、表現し続ける。
反日連合国が「大東亜戦争」の表記を嫌って「太平洋戦争」なる有りもしなかった歴史用語
を捏造、強要した様に、西欧米諸国は、自国の「民主主義」的価値観と異質な価値観に起因
する社会的行為、現象の正統性を決して承認しない。

だが、ここ二百余年の命脈しか有さぬ「民主主義」なる思想概念、より正確には宗教概念に
「普遍性」は無く、悠久の人類史の中では、極く限られた一時期の徒花でしか無いので有る。
「民主主義とは何か」との解説書は従来から数百、数千冊も著わされて来た。その起源は、
米国の対英独立、仏国革命頃から流布、喧伝されて来た既存秩序破壊の論理で存ったが、そ
の解釈には千差万別の乖離が有る。

「民主主義」の守護者を自認する米国以上に、「国号」に迄「民主」を冠した「朝鮮民主主
義人民共和国」は、民主主義国家では無いのか。
北朝鮮の「民主」は、その支配者たる旧蘇連が、自国支配の正統性を国際的に喧伝する為に
策定した戦略的用語に過ぎず、「モンゴル人民民主主義共和国」と同様の「人民民主主義」
諸国、即ち、蘇連の所謂「衛星国」で通用した「民主主義」で在る。
だが、それも「民主主義」には違いない。
要は、民主主義の本家争い、正統性を巡る対立が世界で展開されて居るので存る。
世界の両極端に位置する米国と北朝鮮の双方が「民主主義」を呼号する事自体、「民主主
義」なるものの如何わしさを露呈して居る。
後に述べる様に、「一神教」の一つとしての「民主教」の本家争いに過ぎないので存る。

第二次世界大戦を「ファシズム対民主主義の戦い」等と規定した連合国の歴史捏造宣伝は、
その後「蘇連型民主主義」の弱体化に因って「西欧米型民主主義」を唯一の民主主義と見做
す様に成って来た。
その、人類の社会性を否定する反人類的「民主主義国」に対して、人類正義の戦争を発動し
たのが、ファシズムに非ざる我皇國日本で存った。
我國と米英蘇との戦いには、「欧米物質文明」対「非欧米精神文化」の対立が存在して居た。
そして、我國の戦争目的の一つが東亜の欧米植民地解放、独立で有ったが故に、祖国防衛の
「聖戦」で存ると同時に、「義戦」でも存ったと断定出来る。

その「非欧米」「非西欧米」の価値観は、我國の「滅私奉公」の精神を鑑として、全世界に
拡散し、欧米クリスト教諸国から虐げられて来た「非欧米」諸国、諸地域にも伝播した。
その一例が「イスラーム教」諸国、諸勢力の勃興、興隆、活動で存る。
現下の世界は「イスラーム」に振り回されて居るかにも見える。確かに「西欧米」諸国は問
題の本質を理解せずに右往左往して居る。

だが、今も猶「大東亜戦争」を戦い続けて居る吾等真正日本人には、「イスラーム」の「欧
米」に対する「大西亜戦争」の原因と構図、展開が手に取る様に鮮明に映る。
即ち、現在展開中の全く乱雑、無統制に発生して居る西南アジアやアラブ諸国での混乱、戦
乱等々は、欧米、取分け西欧米的価値観、生活様式に対するイスラームの「聖戦(ジハード
)」で有り、総称すれば「大西亜戦争」と見做す事が出来る。

以前、愚生は、平成三年の米国に拠る所謂「湾岸戦争」即「第一次イラク侵略」を「大西亜
戦争」の端緒と見做して居たが、現在では、昭和五十四年の「イラン・イスラーム革命」に
迄、その開始時期を遡及させて居る。
昭和四十八年の「石油危機」は、主としてアラブ産油国の経済的利害が動因で存ったが、イ
ラン革命は、純粋に宗教的、思想的、価値観的要因に起因するもので存った。

シーア派の法学者ホメイニ氏による「イラン革命」

シーア派の法学者ホメイニ氏による「イラン革命」

それ迄の「バーレビ=シャー(皇帝)」
の西欧米的「親米政権」に対して、ア
ヤトラたるホメイニ師のイスラーム反
西欧米政権が樹立されたので存る。
イラン民衆に大使館を占拠されて館
員を人質にされた米国は、館員救出
作戦に失敗し、止むなくイスラーム、
スンナ派のサッダーム・ フセイン・イ
ラク大統領にシーア派のイランを攻撃
させた。
その後、八年間に及ぶ、イラン・イラク
両国に百数十万人を有に超える死傷者を
出した所謂「イラ・イラ戦争」は、イランのイスラーム革命を潰す為の代理戦争で存った。

だが、皮肉にも米国に恩を売った筈のフセインも、米国「民主教・教条主義派」に「独裁
者」との烙印を押され、二度に渡る侵略を受け、絞首台で首を断裂されてしまったので在
る。
最終的には、フセインも、アフガンのタリバーンやイランの革命防衛隊と同様に「反米」で
存り、「反西欧」で存った。
イスラーム教の内部対立、内部矛盾は厳然として存在し、現状認識を困難にしては居るが、
基調として底流に流れて居る「反西欧米」の価値観を判断の基準に据えれば、現状への疑問
は立ち所に氷解するので有る。

「イスラーム国」の勃興

ー「イスラーム」復古維新の潮流ー

本年、西南アジアで最大の関心を集めたのは、「イスラーム国」の建国宣言で有った。
イラク第二の都市モスルを占領支配して、バグダディ率いる「カリフ制」の復活を呼号した
スンナ派勢力は、急速に支配地域を拡大させ、新イスラーム国家建設に邁進して居る。
イラク東北部を事実上支配して居るクルド民族は、イラク、シーア派政権からの十分な重火
器の提供を受けられず、その軍事組織「ペシュメルガ」は苦戦を強いられ、イラク政府軍も
敗退を続けて居る。

「イスラーム国」の主体で存るスンナ派は、イラクでは人口の二割程度の少数派と見做さ
れ、世界八十ヶ国から志願した兵員も一万五千人と推測されて然程強大な軍事力では無い。
皇軍の戦時編成の一個師団兵力が二万人強で在った事から判断しても、同国の軍事力が、周
辺諸国の正規軍に立ち打ち可能の段階に迄は達して居ないと見るべきであろう。
だが、「イスラーム国」は前進して居る。

その原因は、敵が弱過ぎるからで有る。
前述のクルド国軍たる「ペシュメルガ」は、彼等の分離独立を恐れるイラク政府から差別的
な扱いを受け、十分な戦力を発揮出来ない。肝心の「イラク政府軍」自身が、米国から十分
な装備等の支給を受けては居ない。

嘗て、所謂「ヴェトナム戦争」末期、米国は南ヴェトナム政府軍に大量の武器、弾薬、装備
品を与えたが、同政府軍は、昭和五十年に入り、北に敗れて、それ等の軍需物資はヴェトナ
ムの保有する事態に至った。
その四年後に、中共は「懲罰」名目で所謂、「中越戦争」を侵したが、実際に「懲罰」され
たのは「中共」の方で在った。
米国製の武器を駆使したヴェトナム軍は、中共軍を領域内部に引き込んで壊滅的な打撃を与
えたので有る。

この教訓は、米国をして軍事援助の困難さを痛感させた。フセイン亡きイラクの実質的な支
配者は米国で有り、その傀儡は「マリキ・シーア派政権」で有った。本年、米国が強引にマ
リキ降ろしを行なったが、政権の本質は変わっては居ない。
即ち、現イラク政権も「シーア派」なので存る。米国が打倒に躍起に成って居るシリアのア
サド政権も、世界に冠たる反米国家、イランも同じ「シーア派」で存る。
イラク・シーア派政権に高度な兵器を与えれば、一旦シーア派が連携して反米、反イスラエ
ルの軍事行動を採った時に、重大な危険性を齎す。故に、米国はイラク傀儡政府軍に対して
危険で無い範囲での軍事的支援しか与えない。

つまり、米国は現在のイラク政権及び軍を全く信用しては居ないので有る。そして、その傾
向はイラク軍将兵自身が、知悉して居る。
其故に、彼等は、事実上の雇用主で有る米国から給与等の生活費を取得する為に、適当に勤
務して居るだけで有り、「国の為」との意識は希薄で有って、命懸けの戦闘を希望する者等
は殆ど居ない。
軍、治安部隊を含めて数十万人の寄せ集めの集団の目的は、「生活費稼ぎ」で存って、高邁
な理想や理念等は枯渇して居る。

isis対する「イスラーム国」は、イスラーム
教の思想、理念に従って、命懸けで「聖
戦」を戦っているので有る。死を怖れ
ず、寧ろ「殉教」を喜びとするイスラー
ム国の戦士達は、弱体なイラク軍やシリ
ア反体制派軍が立ち向かえる相手では無
い。

現在、西南アジアの情勢の多くが、西欧
米の情報通信を通じて日本に齎される為
に、所謂「色眼鏡」を通した認識しか出来ない。
曰く、「ナイフで人質を殺害」「イラク軍、シリア軍捕虜を大量処刑」「女子供でも平気に
殺害」等々、確かに吾等、日本民族から見れば野蛮、残虐な許すべからざる蛮行で有る。
だが、米国や西欧諸国がそれを非難出来るのか。

米国の微塵き攻撃による無差別殺人

米国の無人機攻撃による無差別殺人

「アラブの春」とか煽ててイスラーム諸
国に動乱と戦乱、混乱を押し付けたの
は、西欧米諸国では無いか。
更には、物質文明を駆使して現地人を大
量に虐殺して居るのは米国自身で有る。
アフガン、イラク、シリア等で無人、有
人を問わずに航空機を飛ばして、ゲリラ
共々民間人多数を日々虐殺して居るの
は、米軍で有る。
現地では、結婚式に際し、銃を発砲して
祝う習慣が有るが、米軍の無人機は、反
射的、自動的に空爆を加える。又、ゲリ
ラの潜むと見做される集落や車列は、攻撃対象と成る。

mujinki強烈なロケット弾等で全身をバラバラ
に裁断された遺骸をイスラーム教徒は、
どの様に受けとめるか。遺体を大切に
するイスラーム教徒に取っては、「イ
スラーム国」の方が、まだマシにも思
えるので存る。

 

殆どのイスラーム教徒が「十字軍」と呼んで否定する西欧米諸国の侵略や支配、駐留等に対
して、従来の彼等は一体と成って団結する事は出来なかった。
まず、「民族」の問題が存った。「アラブ」「ペルシア」「トルコ」の三大民族が対立し、
その他の少数民族の利害も輻輳する。
イスラーム内部の「宗派」問題も妥協が困難で存る。「スンナ」「シーア」の二大宗派以外
にも様々な傍系、亜流の宗派が存在する。
更には「政治体制」の相違が在る。「君主制」「共和制」「独裁政」「宗教政」等の政治形
態が混在して居るので在る。

この様に複雑なイスラーム圏で、「イスラーム国」は、実に簡単、明瞭な論理と方針、行動
を、全世界の同教徒に提示した。
即ち、彼等なりの「イスラーム復古維新」で有る。近現代「国民国家」の常識も「欧米的価
値観」も総て否定して、独自に解釈したイスラームの原点に回帰したので存る。

千四百年以上の伝統を有し、十数億人もの信者を誇る「イスラーム教」には多くの宗派と宗
教解釈が存在するが、近年の国際社会に影響を与えて居る「イスラーム原理主義」の拠点
は、エジプト、カイロに在る「アズハル・モスク」、「アズハル大学」ー大川周明博士も留
学したーで有る。
欧米の影響を受けた世俗的政権からは、常に政治的弾圧を受けては居たが、宗教的信念は抹
殺される事無く、そのスンナ派原理主義から「アル・カーイダ(砦)」も生まれた。

今回の「イスラーム国(欧米はISIS-アイスィスーと呼ぶ)」も、その潮流の中から出
現した。
その基本姿勢は、「反欧米」特に「反西欧米」で存る。教理のみならず、同じスンナ派のフ
セイン大統領が米国に利用され、騙され、裏切られて殺された事実について、恨み骨髄に徹
しているだけに、一切の妥協を排して欧米的、クリスト教的価値観、生活習慣の排除を目指
す。
その論理と行動は、西欧米の宣伝とは異なり、イスラーム世界では一定の支持を集め、其故
にこそ、世界各地から義勇兵が大挙して参加して居るので有る。

「イスラーム国」の思想は、欧米的価値観や体制を否定、或いは無視した過去の「イスラー
ム帝国」を模範とする復古思想で有る。
故に、現在の「国民国家」的な国際法的な概念は通用しない。
世界宗教としての「イスラーム教」に取っては、世俗的な国家の壁は有害無益な概念で有
り、人類は「ムスリム(同胞)」か「非ムスリム」に大別される。更に、「非ムスリム」は
「一神教」か、「多神教」若しくは「原始宗教」かを厳しく判別される。

一神教徒(唯一絶対神、経典、教義を有する宗教の信者)で有れば、一応は人間扱いを受け
る。納税等の義務を果たせば居住も認められる。ユダヤ教、クリスト教徒がそれに当たる。
然し、多神教徒や原始信仰を信じる者は、時には家畜扱いしても構わない。
従って、イスラーム世界の一部では現在も奴隷が実在して居る。

だが、「イスラーム国」は、異教徒のヤジディー教徒を奴隷にするだけでは無く、クリスト
教徒迄、奴隷にし、或いは家畜の様に屠殺して居る。
然も、本来ムスリムたるシーア派の将兵や住民をも大量に殺害して居る。つまり、イスラー
ム教スンナ派のみが「神」の認める人間で存り、それ以外の信仰を持つ者、或いは無宗教の
者には生存、存続する資格を認めないと言う極端な「一神教」が、「イスラーム国」の基本
理念で有る。

当然、日本民族の大半は、絶滅対象として認定される以上、彼等は、吾等日本人の敵対勢力
で有り、世界の殆どの宗教や民族、国家を敵に回して居る。

イスラム国最高指導者 アブバクル・バグダディ

イスラム国最高指導者アブバクル・バグダディ

それでも、彼等は強力で存る。
何故ならば、国民国家の概念を否定して居る彼等
「イスラーム国民」は、全世界に展開し、恐らく
日本にも「イスラーム国」は実在して居ると推測
されるからで有る。既存の国境を無視して居る彼
等に取って、彼等のムスリムが存在する地域は、
彼等の領域なので在る。
世界の大半を敵に回しても、教組ムハンマッドが、
一代で「剣とクラーン(日本名コーラン) 」を手
に、アラビア半島を支配した様に、バグダディも
支配領域を拡張する可能性が有る。
クライシュ族出身を自称する彼よりも、近隣ヨル
ダンのハシミテ王家の方がムハンマッドの血統に
近いが、勇猛を以て聞こえた同国の「アラブ軍団」
は、今や精彩を欠いて居る。
既に、ヨルダンの一部も「イスラーム国」化して居ると見るべきであろう。

欧米帝国主義に拠る政治的、経済的侵略に続き、近年では「西欧米・民主教」に拠る「文化
的、宗教的侵略」が活発化して居る現在、それに対抗する「大西亜戦争」の理念的中核とし
て、「イスラーム国」の台頭は、当然有り得ると見做せよう。

西欧米「民主教」の限界と自己矛盾

ー「クリスト教」を否定した「民主教」に「十字軍」派遣能力が減退ー

「ユダヤ教」から発生した「クリスト教」、そしてその両者を基盤にして成立した「イスラ
ーム教」、それ等の「一神教」は、本来「多神教」が主流の人類信仰に異質な悪影響を与え
た。

isuram他者、他宗教に対する理解、受容、包容
力を備えた「多神教」に対して、唯一の
神を奉じる「一神教」は、他者を否定、
排撃、迫害、抹殺、根絶しようと図る。
それが徹底すればする程、神の意志に従
う事に成るので有るから、所謂「中世欧
州暗黒時代」には、欧州には非クリスト
教徒は存在し得なかった。
平成十三年迄のアフガンや現在の「イス
ラーム国」も同様に、独自に解釈した「
イスラーム原理主義」以外の宗教や生活
様式の存在を承認しない。

この「一神教」の狂信性こそ、人類各民族併存、共存を妨げる反人類的毒素なので有る。
以前、カナダの元首相が「原爆を落とされたのがドイツでは無く、日本で良かった」と発言
して話題に成ったが、それは、「西欧米クリスト教徒」共通の認識と感情で有る。
クリスト教徒の日本人を除く、大半の異教徒、然も「絶対神」の存在を信じない「多神教」
の日本人は、「家畜」に近い存在で在って、有害と認定されれば、屠殺、駆除しても構わな
いので有る。

だが、そのクリスト教を否定する思想、教義が、同教の「一神性」を背景に出現した。
「無政府主義」「自由主義」「国民主義」「民主主義」「社会主義」「共産主義」「社会民
主主義」「民族主義(シオニズム、汎スラブ主義等)」等々、「クリスト教」「帝権」「王
権」「身分制度」「資本主義」「帝国主義」等に反対する思想や教義が、政治的勢力を構成
して、社会的影響を与え、欧米以外の世界各地にも波及して、全世界に多大な対立と混乱、
戦乱、惨劇を齎せた。

それは、欧米から発生した思想の多くが「クリスト教」の「一神教的価値観」を基盤とし
て、自己のみを絶対的に肯定し、他者を全面的に排撃するからで存る。
但し、上に指摘した主義主張が単独で成立する訳では無い。
例えば、英国の場合、「王権」「資本主義」「社会民主主義」が妥協して、現在の社会体制
を構成して居る。

然し、大きく分類すれば、英国は「西欧米民主主義(教)」の範疇に属する。
此の手の「民主主義」は、「自由と平等」を価値観の最上部に設定する。前大統領ブッシュ
は、一回の演説で五十数回も「リバティー」と「フリーダム」を使用し、オバマは「平等」
を好む。
論理的に考慮すれば、「自由」を追求すると能力の有無で「不平等」と成り、「平等」を強
調すれば能力差を無視して「不自由」と成る。根本的に相対立するこの二種の概念を同時に
実現しようとするのは、不可能で有るが、彼等は可能と見做して居る。
何故ならば、「民主主義」とは論理とは無縁の「民主教」と言う「一神教」的な宗教、若し
くは信仰だからで有る。宗教は信じる事から始まる。論理的な矛盾でも一旦信じれば矛盾と
は感じ無い。

この民主教国たる米国は、「自由と平等」の二大価値観の布教活動を国内外で積極的に展開
し、世界中から顰蹙を買いつつも、強大な軍事力、経済力で全世界の「民主化」達成を使命
として戦争を続けて来た。

「自由主義」を否定する「ナツィス」に対しては「民主教防衛」の為の「聖戦」を行ない、
「非欧米」的価値観を持つ日本の台頭に対しては、戦争に追い込み「原爆」で止めを刺し
た。
「平等」重視の蘇連とは「冷戦」で対決し、代理戦争たる「朝鮮戦争」で軍事力を見せつけ
様とした。
昭和三十七年の所謂「キューバ危機」迄は、何とか米国優位の体制が続いて居たが、その
後、国内で「公民権運動」が高まり、「ワスプ」の支配が揺らぎ、対外的には所謂「ヴェト
ナム戦争」で事実上敗北すると、米国「民主教」の教義も変質し、対外政策にも一貫性が乏
しく成って来る。

昭和五十四年、蘇連のアフガン侵略を座視せざるを得ず、同年イランのホメイニ「イスラー
ム革命」を許し、平成三年の所謂「湾岸戦争」ではイラクのフセイン政権を倒せず、同十三
年のアフガン、同十五年のイラク侵略は、最終的には失敗して、今や撤兵を余儀なくされて
居る。近年の「シリア内戦」に至っては、軍隊の派遣、駐留さえ出来ない。

だが、「民主教国」たる米国は、その教義の布教を継続、実践しなければならない。
其処で、弱体化した米国は、直接行動から間接的手段行使への路線変更を行なった。
即、支那伝来の「以夷征夷」の外交政策で有る。自由の無い、個人の人権が抑圧されたと米
国や西欧諸国が認定した国家に対して、その国内の反体制勢力を煽り、利用して政権転覆を
図り、其処に「西欧米型民主教社会」を確立すると言う負担の掛からぬ布教作戦で存る。
逆に考察すれば、西欧米諸国には、最早その価値観を強引に強要する「十字軍」の派遣は、
困難に成りつつ有ると自認せざるを得ない事態に立ち至って居ると見るべきで有る。

「一神教」の相撃に直接関与すべからず

ー「共産教」も含めた「一神教」の危険性ー

西欧米「民主教国」に因る対外侵略は減少しつつも、間接侵略は依然として多発して居る。
平成二十三年の北アフリカ、チュニジア「ベンアリ政権」の打倒ー西欧米呼称「ジャスミン
革命」ーに始まって、エジプト「ムバラク政権」、リビア「カダフィ政権」と、面白い様
に、アラブの独裁政権が連鎖的に崩壊した。
その後、所謂「民主的な政権」が樹立すれば、米国や西欧米諸国の大勝利で有った。

然し、「民主教国」の思惑は完全に外れて、実際に「民主的」に勢力を拡大したのは、イス
ラーム宗教勢力で有り、独裁政治時代よりも遥に「反米」「反西欧」傾向の強い政権が成立
して居る。
シリアに到っては、前者の轍を踏まぬ様に、「アサド政権」は、ロシアを後ろ楯に、レバノ
ン南部でイスラエルと戦って居るシーア派のヒズボッラーを用心棒として、戦い続けて居
る。

十字軍による異教徒弾圧は、その独善性、排他性、残虐性において言語を絶するものだった

十字軍による異教徒弾圧は、その独善性、排他性、残虐性において言語を絶するものだった

イスラーム圏では、一部の特権階級や
欧米留学組を除いて、国民の大半は「
反米」「反西欧」なので存る。
イスラーム教徒、特にアラブ民族は、
八百年前の「十字軍」に依る残虐を極
めた侵略を忘れてはいない。
愚生の主張する「民主教」の存在を知
らないイスラーム教徒に取って、西欧
米からの圧力、文化伝播、軍事行動等
の総ては「十字軍」なので存る。「十
字軍」に比べれば、スンナ派を強要す
る「イスラーム国」は残虐でも受容可
能で有る。故に、同国は、その巧妙な
宣伝活動も奏功して、勢力を拡大させつつ在る。

だが、吾等、日本民族から見れば「クリスト教」も「イスラム教」も兄弟姉妹程度の差異し
か存在しない「一神教」で存る。
両者の対立は「近親憎悪」にも似ている。
「民主教」も又「一神教」で有り、「平等な個人」の「自由と権利」を認めない価値観の一
切を否定、絶滅対象とする。
自然の摂理に反し、クリスト教も禁じる「同性愛」「同性婚」を、民主教では是認、推奨す
る。
人類の大半が同性愛者に成れば、子孫は誕生せずに人類は滅亡するが、単純な民主教原理主
義者に取って、「人類の存続よりも、個人の異常性欲充足の自由の方が優越する」との倒錯
した「自由」の価値観が絶対なので有る。

同じ一神教でも、イスラームでは「同性愛者」は「石投げの刑」で処刑される。
民主教に支配されて居るこの「偽日本」から出国した日本人同性愛者がシリアで「イスラー
ム国」の人質にされたと言う。論評にさえ値しないが、民主、イスラームの両一神教の対立
に「日本民族」は、関与すべきでは無い。
両者共に、本来の「多神教徒」たる日本民族に対して、当然乍ら「反日」なので有る。

「共産教」「クリスト教・原理主義」も含めて、一神教の宗教対立、価値観争い、武力衝突
には、距離を置いて捲き込まれない様に、常に警戒すべきで有る。
特に、民主教国たる米国の圧力や説諭に因る一神教勢力間の対立、争闘に参与、関与する事
は、厳禁しなければならない。

「多神教」への回帰を領導せよ

ー他者との協調、互恵、共存の精神へー

愚劣な引用で恐縮では有るが、インドやタイでも、同性愛者はよく目にする。
だが、その社会的立場は、西欧米諸国とは、本質的に異なって居る。
西欧米では、「個人の権利」として、「過去の価値観を否定」する為に、その異常さを公
認、是認、推奨するので有るが、タイ等では、仏教、ヒンドゥー教等の、「多神教」故の
「寛容性」から、否定的に存在を許して居るので有る。
民主教とイスラーム教との価値観対立では、同性愛の是非一つでも、激しい対立や戦争も
起き兼ねないが、「多神教」では異質の価値観が妥協、共存する事も可能に成る。

交通、通信手段が現在よりも自然条件に制約され、人口も少なかった時期には、互いに存在
さえ知らない人間集団が無数に点在して居た。存在を知らない者同士が争う事は、有り得な
い。
だが、産業革命以来、欧米物質文明の質量両面での拡大、発達と人口増加で、人類の生活域
は「地球的限界」を越えつつ有り、各国家、各民族、各人種、各宗教は、隣接し、或いは混
在して、生活、生存して居る。

宗教や価値観、生活様式、言語、肌の色等が異なれば、対立や闘争、戦争が発生するのは、
自明の理で有る。
その解決方法は、一つの一神教に拠る世界制覇と独裁支配か、妥協、共存の国際関係秩序を
構築するしか無いが、各国、各一神教が核兵器を保有して居る以上、単一価値観に拠る世界
制覇は、無理であろう。

ならば、「世界戦国時代」の現在の混乱を解決すべき新たなる国際秩序の構築が必要で有
り、その秩序を成立させる理念が全世界に普く行き渡る事が必要で有る。
現在の「偽日本」社会では、その秩序を「国連」なる組織に求めたがる。日本占領連合国の
「反日洗脳」の一つに「国連信仰」が有る。
一般の国家の上に「国連」が在り、その決議、決定には全ての国家、国民が従わなければな
らない、との信仰で有る。
戦勝五大国に取って全く都合の良いこの洗脳は、首相以下幼稚園児に迄、浸透して居る。

だが、「北朝鮮」を見よ。日本の一県程度の生産力、日本の三分の一の国土、六分の一しか
無い人口の北朝鮮が、所謂「国連決議」なるものを無視して、正に「主体」的な独自外交を
展開しても、一部の西欧米日等からの「経済制裁」を受けるだけで、殆ど影響を受けては居
ない。
「国連中心主義」等と寝言を言って居るのは、反日占領が継続されて居る「偽日本」だけで
有り、世界各国の常識は「自国中心主義」で有って、「国連(正しくは連合国)」は、自国
の国益を主張、拡張、調整する為の取引き、駆引きの場に過ぎない。

この「連合国(偽日名「国連」)」は、第二次大戦戦勝国の世界支配を固定化する国際組織
で存って、その存在自体が不義不正、反日ー敵国条項を見よー国際組織と認定すべきで有
る。
特に五大国の「拒否権」は、「連合国」の不道義、無能力を象徴して居る。取り分け「反日
中共」がその「拒否権」を確保して居る事実は、「連合国」で、重要事項に関する日本に有
利な政治的決定は行なわれない事を意味して居る。
「連合国・安保理」の「拒否権」と「反日・敵国条項」が有る限り、日本は「連合国」を脱
退して、真の「日本国益」を守る国際組織を構成すべきなので存る。

嘗て、真正日本に育てられたインドネシアのスカルノ大統領は、真剣に「第二国連」の創設
を提唱して居た。
当時のインドネシアに比較して、格段に国力を有する日本は、新たな国際組織と国際秩序を
構築する能力は保有しているので存る。
問題は、その意志、意欲が無く、必要性を認識して居ない点に存る。
五大国支配の「連合国(ユナイテッド・ネイションズ)」から、真の「国際協会、又は連合
(インターナショナル・アソスィエイション)」へ、「世界新秩序」の構築を目指す活動を
現実化すれば、その動向は現在の「連合国」改革にも好影響を与えるであろう。

新秩序を与える理念は、現在の「民主教」主導の「一神教」的価値観で有ってはならない。
他者への寛容の精神を持つ「多神教」に基づく価値観が基調とならなければならない。
更に、現下世界の紛争、戦乱の原因は、人種、民族の接触、混在に有る。故に、人種、民族
問題が殆ど存在しない「単一民族国家」たる日本社会を模範として問題の解決に当るべきで
有る。

圧倒的多数の「複合(多)民族国家」でも、領域内部での民族、人種「棲み分け」を行なえ
ば米国で多発する人種問題等も半減するであろう。
だが、米国等の民主教国家では、「平等」理念の下に、人種、民族混住と言う反自然的な生
活形態を理想化し、他国、他民族に迄、強要して居る。
多人種、多民族、多文化、多言語を「ワスピズム」と「民主教」で強引に統一して来た不自
然国家たる米国は、既に分裂に向かって居る。米国とは対極に存る「真正日本」の復活と発
言、主張こそ、人類新秩序の指導原理と成るので存る。

アメリカで人種差別に反対するデモ 2015.01.06

アメリカで人種差別に反対するデモ2015.01.06

第二百五十一号 【逆スタグフレーションの予感】

平成二十六年霜月十五日発行

11.19

撣亳 田中正明 先生

大阪 光の陣

大阪 光の陣

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を
護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回
は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族
と共に皇道を邁進せん。


逆スタグフレーションの予感

ー物質よりも精神へ、量よりも質への転換をー

中山 嶺雄

経済知らずの経済政策

ー「インフレ」「デフレ」とは何かー

「國語離れ」「國語嫌い」「米語崇拝」の異常な「偽日本社会」に於いて、国語に非ら
ざる「カタカナ和製米英語」は、大衆を欺瞞、洗脳する最も効果的な手段で有る。
数年前の民主党政権では、「マニュフェスト」なる意味不明の英語を使用して大衆を欺
き、昨今では、日本国民の民族意識覚醒に伴う「中共・韓国等」への自己主張を、国内
外の反日勢力が、「ヘイト・スピーチ」なる横文字を悪用して、圧殺しようと謀って居
る。
欧米の言語、語彙を有り難がる「偽日本」の植民地根性に悪乗りして、大衆を欺瞞、愚
弄し、何等かの利益、利権、妄想等々を獲得しようとする「GHQ反日体制」下の社会
は、歪み、異様な情況を露呈して居る。
何よりも問題なのは、狂人が自己を狂人と認めないのと同様に、衆愚的大衆が自己の愚
劣さを自覚し得ないと言う事実で存る。

「経済」とは、本来、人間個人或いは社会が生存、存続する為に必要な財貨を生産、消
費する機能で有り、「政治」とは人間社会の秩序を維持する為の機能で有り、共に人間
社会の両輪で有る。
その一方、或いは両方が適切に運用され無い時には、国民生活の安定は保障され無い。

「経済」は「経世済民」或いは「経国済民」の略で有り、国を治め、民を救うの語義で
存る。則ち、経済が異常、変調を来たし、或いは生産が極度に低下、高騰すれば、人間
社会は大混乱を招くので在る。
故に、政治を担当する政治家は、経済政策を疎かにしてはならない。
だが、現実には、経済を知らない無知蒙昧無能、或いはそれを装う政治屋共が、日本経
済を聾断し、国民、民族の利益を損なって居る。

現「安倍政権」の「デフレ脱却」「インフレ率二パーセント」等々の「デフレ」「イン
フレ」用語の非論理的使用は、正に経済のイロハ、定理を無視、逸脱、誤用した醜態で
在り、斯くの如き低級劣悪な経済的知識、認識しか保有しない政治屋に経済を任せる訳
には行かない。

infure.defure「インフレ」とは「インフレーション」の
和製略語で、正しい国語では「通貨膨張」
と訳す。即ち、金融市場での「通貨発行量」
が通常よりも増加する状態を意味する。
通貨の量が増加し、物財の量が変化しなけ
れば、当然、物価は上昇し、企業の売上高
は伸び、利益も増えて「好況(好景気)」
に成る。

逆に、「デフレ」とは「デフレーション」
の略語で有り、「通貨収縮」と訳する。
金融市場に流通する通貨の量が減少する状態を言う。物財の量が一定で在れば、当然
ながら商品の価格は下落して、企業、生産者の売上げは低下して、利益は減少、「不
況(不景気)」と成る。

この資本主義経済の原則を否定する者は誰も居ない。
だが、現下の「偽日本社会」では、首相、日銀総裁以下、経済界の首脳に至る迄、「イ
ンフレ、即、好況」「デフレ、即、不況」の意味で誤用して居る。汗顔の限りで存る。
「インフレ」ならば「好況」と成る場合が多いが、「好況」の語義が「インフレ」では
無い。同様に「デフレ」の場合には「不況」と成る事が多いが、「不況」の語義が「デ
フレ」では無い。
「インフレーション」「デフレーション」とは、市場の通貨量の多寡を言うので有る。

「インフレ」「デフレ」なる和製英語で、本来の経済用語を異質に解釈して「何となく
・デフレ=不況、脱却」「何となく・インフレ=好況、期待」の社会的雰囲気作りを行
なって居るのが、現下「安倍」政権で存る。

経済の根本原則を認識、理解出来ない愚者が経済を運営して居る危うさを一層認識しな
ければならない。

「安倍」の衆愚迎合と「黒田」の博打

ー「無理」「不自然」は「混乱」の源ー

二十年近く前の話では有るが、自民党本部で安倍、中川等々の自民党若手議員の諸氏と
会見した時、それ迄の愚生が抱いて居た先入観を変更せざるを得なかった。

abe.nakagawa それ迄は、「二世」「三世」議員等は、所謂
「親の七光」で何の識見や能力をも欠如して
居ると思って居た。
だが、接触して意見等を交換すると、決して
無知、無能、不認識の輩では無い事が、理解
出来た。同じ一・二年生議員でも、所謂叩き
上げの年配議員は、ドロドロに脂ぎった政治
屋臭が漂って居たが、二世、三世議員には、
その不愉快な政治屋臭が全く感じられなかっ
たので在る。

自分一代で「地盤」「看板」「鞄(政治資金)
」を築き上げて来た政治屋共は、闘争、謀略、利権争奪等々、独特の不愉快な「政治屋臭」
を発散させて居る。
だが、既に「地盤、看板、鞄」の「三ばん」を保有して居る「二世・三世」議員達は、
自己の保身や利権争奪に塗れる事無く、政治的理念や理想を追求する環境が生れながら
に具備して居り、それだけ純粋に国事に挺身する条件を与えられて居るので存る。
或る意味での「身分制の美点」とも言える。

その政治家身分の安倍晋三は、純粋なるが故の弱さで発病し、第一次内閣で挂冠を余儀
なくされた。
だが、第二次内閣では、人が変わったかの様に、自信に満ちた悠揚迫らぬ態度で登場し
た。
良くも悪くも政治家として成長したので在る。
内閣の人選にしても「東大」「京大」卒、即、官僚出身が少なく「私学混成内閣」の様
相を体して「官僚政治」と一線を画す布陣を敷いた。

「脱官僚」政治も、時には有意義な一面を持つ。だが、衆愚的な税金バラマキ「政治屋
政治」を何とか抑えて来たのは、曾て存在して居た「官僚道」とも言うべき、「滅私奉
公」の理念を戴く高級官僚達で存った。
現在千兆円を超える偽日本政府の負債を四十年も前から予測して政治屋と対峙して来た
のは、大蔵省の官僚達で存った。
然し、その「官僚道」も希薄化して、正常な行政を運営する仕組みと人材の双方が欠乏
して居る。

中央の政治も又、低劣、無責任を極めて居る。野党時代の「安倍自民党」は、「首相の
靖国神社参拝」を公約した筈で有る。だが、「安倍政権」が成立しても、中共や韓国に
気兼して中々動かず、一回参拝したものの、米国の圧力を受けるや、参拝を完全に停止
した。
安倍政権の選挙公約には「河野談話」の取消が存った筈だが、反日米中韓の圧力を受け
て「河野談話継承」と全く約束を反故にしてしまった。

これ等一連の「反日売国政策」は、政治家「安倍晋三」の「政治屋化」を如実に示して
居る。端的に表現するならば、「ずるさ」や「したたかさ」「だまし」「ごまかし」「
逃げ」等を身に着けて、理念や理想を放棄したので有る。「安倍政治」の目的は、資本
主義的な「好況」到来とその維持で有って、「拡大再生産」を必要条件として居る。

ぞの為には、「積極的な」財政金融政策に拠る有効需要の喚起が必要で有り、安倍首相
は「日銀総裁」に黒田某を選んだ。

kurodabakuchi安倍内閣に執っては、所謂「アベノミクス」なる大衆
迎合経済政策推進の適任者では遇ったろうが、国民に
取っては、最悪の人事で遇った。
就任早々、「通貨供給を倍増」する等と言い出した黒
田は、正に「賭博師」「詐欺師」紛いの人品骨柄卑し
い発想の人物で、到底日銀総裁の器では無い。

金をバラ蒔けば好況、好景気に成るのは、中学生でも
解かる経済の常識で有る。
だが、中学生でもその後の結果を予測して、バラ蒔く
か否かを判断する。
異常な通貨供給量の激増は、当然ながら「インフレー
ション」に伴う様々な副作用を発
生させる。

kuroda2毒薬は少量を効果的に使用すると、時には良薬に成る
場合も有るが、度を過ぎればその毒性は人体を死亡さ
せる。黒田日銀の良識外れの異常な超インフレーショ
ン(通貨膨張)政策は、日本経済、財政を破壊する危
険性が極めて高い。

 

所謂「アベノミクス」の欺瞞性

ー所謂「レーガノミックス」との相違点と類似点ー

所謂「アベノミクス」の語源は、米国大統領「レーガン」が昭和五十年代後半に提唱し
た所謂「レーガノミックス」なる造語に在る。
「レーガン」と「エコノミックス」を合成したその宣伝用語は、当時好感的に喧伝され
た。
米国加州の知事に当選してから暫く経つ迄、「ロナルド・リーガン」と日本で呼称され
て居たレーガンは、米国西部劇二枚目俳優として全米的に人気が有った。
正義の味方の保安官役を演じて、単純素朴な一般米国民に英雄視され、加州の知事に迄、
当選したが、彼自身が自ら演じる主役同様の単純な性格で存り、ワスプ的価値観を隠す
事無く経済政策にも提言した。
それが所謂「レーガノミックス」で在った。

自らの減税プランをテレビで説明するレーガン大統領

自らの減税プランをテレビで説明する
レーガン大統領

昭和八年の「F・ローズベルト」大統領
就任以後、所謂「ニュー・ディール政策」
以来、戦時経済の継続も在って継承して
来たケインズ流の修正資本主義に対して、
レーガンは共和党伝統の「小さな政府」
「経済は経済に任せる」政策を採用した
ので存る。
「歳出削減」に依って財政を健全化し、
「大幅減税」に依って投資、消費を増加
させて景気を浮揚し、経済面での「規制
緩和」を通じて産業を育成し、「連邦準
備制度理事会(FRB)」の「金融政策」、即「通貨量」の操作で制御すると言う経
済政策で在った。

これは、かなり困難な政策では在ったが、幾つもの幸運を得て、一時的に「レーガノ
ミックス」は成功したかに視えて、レーガンの人気は高まった。
「民主主義」は、「パンとサーカス」を効果的に提供する為政者への「衆愚的大衆」の
支持で成立し、「人気取り」政策の成否が政権の安定を左右する。
大統領夫人の元女優ナンシーは「星占い」に填り込んで居て、レーガン自身もその影響
を受けて居た。アドルフ・ヒトラーも「占星術」に凝って居たが、彼等の信仰的確信に
基づく政策断行は、うまく当たれば、その功績に対する大衆の評価は倍増する。

経済新機軸を映像的に打ち出して、当時の国際環境をレーガンは効果的に利用した。
米国は、当時、外向的に沈滞して居た。
十五年に及ぶ所謂「ヴェトナム戦争」に事実上敗北し、昭和五十四年には蘇連に依るア
フガニスタン侵略を座視せざるを得ず、同年には長年同盟関係に在ったイランで「イス
ラーム革命」が勃発して反米政権が成立。
在イラン大使館員救出作戦は、ものの見事に失敗して、以後、四百日に及ぶ人質解放交
渉が続く事に成った・¥。

だが、レーガン共和党の単純「ワスピズム」は、この「危機」を「好機」と捉えた。
「小さな政府」を呼号するレーガン政権が、ローズベルト政権と同様に「準戦時体制」
的膨大な軍事支出を行なって、有効需要を創出したので在った。
その結果、景気は上向き、沈滞して居た国民感情は「対蘇敵愾心」で連帯感を共有し、
レーガンの人気は、上昇したので在った。

然し、レーガン後に米国を襲ったのは、蘇連等の外患では無く、「財政赤字」「貿易赤
字」の所謂「双子の赤字」の内憂で有り、その後、長く米国社会を苦しめる結果と成っ
たので在る。

今回の「衆議院選挙」に際して、安倍首相は「アベノミクス解散」と自称した。
「レーガノミックス」が現役当時の人気に肖っての大衆迎合的主張、発言で有るが、そ
の両者の目的や基本理念は全く異なる。

3bonnoya安倍政権の経済政策は、「三本の矢」と称
して、「大胆な金融緩和」「機動的な財政
出動」「民間活力に依る経済成長戦略」と
規定してはいるが、これ等の政策の内で前
二者は、「大きな政府」を前提にしたもの
で、「小さな政府」を目指した「レーガノ
ミックス」とは根本的に異なる、と言うよ
りも逆の政策で在る。

「異次元の緩和」等と言って、ケインズ流
の財政拡大政策を博打的に運営して一時的
な景気浮揚を目論む「安倍・黒田路線」は、「今さえ好景気になれば」「今さえ支持率が
上がれば」と言う、衆愚的民主主義の「政治屋」的発想から生まれた経済的亡国に至る
欠陥的政策に過ぎない。

hutagonoakaji「小さな政府」を希求する「資源大国」米
国の「レーガノミックス」でさえ、「双子
の赤字」生んだので有る。況してや「資源
小国」の日本が野放図に「大きな政府」を
目指せば、「山高ければ、谷深し」の譬え
通り、一挙に奈落の底へ転落する危険性を
有して居る。

従来から指摘して居る様に、既に二年程前から、日本は「輸入超過」の貿易構造が定着、
確定して居る。
昭和三十年代からの「高度経済成長」を支えて巨額の国富を貯えた原因は、安価な原材
料を輸入して高価な製品を輸出し、その利鞘を稼ぐと言う「加工貿易」に依る「貿易黒
字」の集積に在った。
だが、ここ二年程は、「輸入超過」が継続して居るので在る。即ち、従来は輸出促進の
特効薬と見做されて居た「円安」は、逆に、輸入の支払い増加を齎し、「貿易赤字」の
主因と成って来たので有る。
にも拘らず自称「アベノミクス」は、異常且つ強引に「円安誘導」を推進して居る。
「資本収支」で一時的、一部的に「差益」が稼げるにしても、「資源小国」の日本とし
ては、由々しき現状で在る。

斯かる情況の下で、「大胆な金融政策」は、急激な「円安」を招き、「円安」は「国富」
の減少を齎すのみならず、「個人資産」の「目減り」を当然招来する。
外貨預金を所有する極く少数の資産家は、「円安」「ドル高」の利益を享受する。だが、
圧倒的多数の円預金を保有する日本人大衆は、国内の異常な低金利以上の「円安差損」
で、金融資産を目減りさせて居るので在る。

個人的資産運用以上に問題なのは、世界各国の中で最悪の政府債務の問題で存る。
千兆円を超える債務残高は、数十年を要しても返済不能な「天文学的借金」で有り、「
自己破産」以外に解決の付かない事案で有る。
それが、今日迄、然程国際的に問題視されて来なかった理由は、「日本及び日本的なる
もの」への「信用」と、「日本国債」の「国内集中的運用」に在った。
だが、一時期、金利二割に近づいたギリシア国債よりも、劣悪な状況に在る「日本国債」
が、その実情、危険性を国際的に認知された場合、日本経済、財政への破壊的効果は計
り知れない。

貨幣価値の下落に伴い、高齢者預貯金の資産価値も低下し、生活保護世帯の急増、生活
扶助負担の激増等々、社会保障の負担は急激に増加するので在る。
「小さな政府」ならば放置して凌げる問題も、大衆迎合の「大きな政府」、社会保障の
充実を掲げる「偽日本政府」としては、財政負担を増加しなければならない。
だからと言って、国民大衆の不満を招く「増税」は回避しなければならず、今回も「消
費税増税 先送り」で「選挙民」を騙し、一時の支配権確保、利権収奪を実現した。
自称「アベノミクス」は、「レーガノミックス」とは異質なもので有り、将来の国民に
現在以上の負担を強いるもので在る。

唯、両政策に共通点が在るとすれば、それは、双方共、結果的に「貿易赤字」と「財政
赤字」を招来し、拡大すると言う好ましく無い類似点で在る。
来平成二十七年度には百兆円にも達しようか、とさえ危惧される国家予算総額は、「財
政破綻」の近未来を約束して居り、無謀に継続される円安政策は、「貿易赤字」の拡大
を確実視させて居る。資本収支で黒字を計上しても、「国際収支」の赤字基調は、継続
するであろう。
食料自給率四割の日本で、国債収支のジリ貧状態が続けば、やがて大規模な飢餓、食料
危機の到来も予測される。
従来の日本経済を「デフレ」等と言って否定する向きは多いが、国際的に比較すれば日
本経済は圧倒的に安定して居たので在る。
だが、昭和四十八年の所謂「石油危機」の際には、日本経済は混乱した事も遭った。

所謂「スタグフレーション」を想起せよ

ー昭和四十八年「石油危機」の教訓はー

昭和四十八年、所謂「石油危機」と、その後の経済混乱の中で、「スタグフレーション」
なる経済用語が造語され、大多数の経済学者がその解析に没頭し、殆ど結論らしいもの
は出なかった。

前述の様に、「インフレ」「物価騰貴」「好景気」と「デフレ」「物価下落」「不景気」
が前提の資本主義経済学社会で、その理論では説明の着かない経済現象が生起したので
在った。
即ち「不況下の物価高」で有り、一部の学者は、この新現象に「スタグフレーション」
なる造語を与えた。
学者、専門家は皆「わからない」を連発して居たが、当時、民間企業に勤務して居た愚
生は、その「わからない」が解らなかった。

眼前で展開されて居る「狂乱物価」と経済混乱を率直に認識すれば、その原因が奈辺に
在るかは、即座に理解出来た。
一言で言えば「石油危機」に伴う「物不足」と「資本主義的利潤追求心理」で有った。

現在でも大差は無いが、当時の経済社会は石油に依存して居た。
電力は勿論、衣類、石油蛋白食品、合成樹脂等々石油抜きでは生存出来ないと思われて
居た。水道さえも石油の動力で供給されるので有る。

第一次石油危機の時、全国各地で起こったトイレットペーパー騒ぎ

第一次石油危機の時、全国各地で起こったトイレットペーパー騒ぎ

その石油を毎月五分づつ供給を削減すると
「アラブ石油輸出国機構」から脅された日
本社会は、恐慌状態に陥り、人々はひたす
らスーパー・マーケットの開店に並び、ト
イレット・ペーパーを買い漁った。
この「トイレット・ペーパー騒動」こそ所
謂「スタグフレーション」の本質を物語っ
て居る。則ち、資本主義的利潤追求の欲求に基づい
て、将来の「物不足」を想定し、商品の「
買占め」と「売惜しみ」が全国的に発生し
たので有る。
市場の物財が減少すれば「物価」は「高騰」する。生産者や企業は原材料の入手が困難
に成り、生産は減退し、「不況」に成る。
だが、全ての企業が減益に成る訳では無く、出荷量が半減しても価格が二倍に高騰すれ
ば売上げは維持出来るので有る。
斯くて「狂乱物価」の異常事態と成り、企業、国民は右往左往するばかりで在った。
結局、数年分ものトイレット・ペーペーを屋内に貯め込んだ家庭が、余った使い物に成
らなくなったそれをゴミとして捨てた様に、最終的に、最後迄在庫を抱えた企業は、多
額の損失を出したのだが、当時は皆が冷静さを欠いて居たので有る。特に経済専門家の
適切な助言が欠落して居た点に問題が有った。

「スタグフレーション」「狂乱物価」の原因は、資本主義的「市場経済」下の「市場心
理」「大衆心理」で在った。
通貨量や物価指数に関係無く、将来への「不安心理」から「買い漁り」「買占め」「売
惜しみ」「物価高騰」の悪循環が続き、「物不足」から「生産」「流通」「消費」の減
退を招き、「不況下の物価高」と成ったので有る。
数値化出来ない人間の「心理」が原因で有ったので、経済学者や専門家にはそれを合理
的に解明、説明出来なかった。

だが、経済に占める「市場心理」「人間心理」の比重は、極めて大きいので有る。
所謂「リーマン・ショック」前後の米国では、「金融工学」なる機械的な利潤追求理論
が開発されて金融、経済混乱の原因と成ったが、寧ろ、「経済心理学」こそ必要なので
有る。

早晩、露呈する日本経済の混乱

ー「逆スタグフレーション」の問題点ー

資本主義経済は、量的拡大が過剰に成った為に「信用経済」の形式を採って居る。と言
うよりも採らざるを得ない。
例えば、東京から大阪へ送金する場合、現金が移動するのでは無く、口座の数字だけが
転記されるので在る。それは、その数値の移動を通貨の移転と「信用」して居るからで
有る。
又、製作費十数円の日銀印刷物、即「日銀券」を一万円の価値が有ると思い込んで居る
のも、日銀への「信用」の為せる結果で在る。

だが、「信用」をするか、しないかは、人間の「心理」の問題で有る。
国民が、世界の人々が、日銀券を「信用」し無く成れば、一万円札も鼻紙に過ぎなく成
る。
過去の歴史に於いて、「ワイマール・ドイツ」で、或いは国共内戦末期の「中華民国」
で「億分の一」の通貨下落が発生した。「信用」を喪失すれば、「不換貨幣」の価値等
は無価値に変質する。

現在「アベノミクス」と自称する強引な景気刺激政策で景気の浮揚が謀られて居る。
その政策は、過去に於けるある程度に堅実な「日銀」への「信用」で、市場から好意的
に解釈されて、「株価」は高騰し、「失業率」は低下し、一見「好況」の趣を呈して居
る。
「豊田自動車」に至っては、史上最高の「利益二兆円」を達成して居る。
確かに、「好景気」が到来し、大企業の賃金は安倍政権の要望に応じて上昇して居る。
「物価指数」も目標の二分には、及ばぬものの、若干の上昇傾向を示しては居る。

だが、この「信用」は本当の「信用」なのか。自民党政権の揚げ足取り「野党」に迎合
するのでは無い。
「狂乱物価」の際に「スタグフレーション」造語で誤魔化した当時の経済専門家の様に、
現在の経済学者や所謂「コメンテーター」達は、現実の市場を認識しては居ないのでは
無いか。

「物価上昇率」「二分」達成の数値目標は、現実には「二分」以上の下落に転じて居る。
何故ならば、公式の「物価統計」は、総て生産者、販売企業の「正価」を基準に計算し
て居る。だが、連日新聞の折込に入る安売り広告の価格は、総計には計上され無いので
在る。日常の飲食料品から家庭電化製品、乗用車等々「正価」で購入する消費者が幾足
居るのか。
大部分の消費者は、廉売、特売を活用して家計を助けて居るので在る。
故に、政府の公式統計は実態を反映しては居ないので在る。実態に基づかない統計は政
府発表の「信用」に疑念を生じさせる。
「信用」への疑念は、経済を失速させる。
最近、「国内総生産(GDP)」「一分六厘」下落の報道で株価が急落したのも、それ
故で在った。

然し、本当の危機は、「偽日本政治・経済」の構造的問題点で存る。
即ち、「財政バラマキ」「責任先送り」「自転車操業」「借金地獄」の現実で在る。
これ程迄にも「財政」が悪化しても、猶、日本経済が「信用」されて居るのは、「勤倹
力行」「誠実無比」の先人の努力を高く国際的に評価されて居るからで有り、現実の自
堕落な「偽日本」の実態が露呈されれば、何時「信用」が崩壊、喪失するか予断を許さ
ない。
世界中で最悪の「国家債務」とその膨張傾向が、何よりも危機の根源、震源なので在る。

その動因の一つに「逆スタグフレーション」と言う概念が考慮される。
「不況下の物価高」の「スタグフレーション」に対して、「好況下の物価安」即「逆ス
タグフレーション」は、「企業は好況」「消費者は物価安」の理想的な経済状況に視え
るかも知れない。

だが、現在の「好況」は、「跛行好況」なので在る。つまり、不自然且つ強引な「円安」
政策の結果、輸出大企業の好業績を背景にした「部分的好況」に過ぎない。
輸入企業の多くは「為替差損」と「原材料価格高騰」に苦しみ、何よりも中小企業の痛
手は大きく、倒産も増加して居る。
前述で指摘した様に、廉売に依って実質的な物価は低下して居るにも拘らず、原材料は
高騰し、製品に価格転嫁出来ない中小企業は、倒産せざるを得ないのである。

円安、中小に薄い恩恵「利益減る」4割

円安、中小に薄い恩恵
「利益減る」4割

消費者に取っては好ましい筈の「物価安」が、
中小企業を苦しめ、「国内総生産(GDP)」
を引き下げ、日本の国際的信用を低下させる。
この矛盾は、「スタグフレーション」と同様に
「市場心理」「人間心理」の観点から認識、理
解しなければならない。
即ち、将来の「物価安」「物余り」「増税」「
収入減」「資産目減り」等を予測した「市場心
理」「大衆心理」が、「買控え」と「売急ぎ」
を招き、国家経済全体として好況
感が乏しいので在る。

「跛行好況下の物価安」即「逆スタグフレーション」は、決して正常な状態では無いが、
従来の「消費は美徳」とか「大量生産、大量消費」を理想化して居た反自然的通念が、
現実生活から抑制されて来た点には、意義が有ると言えよう。

より大きな経済的、政治的視点を持て

ー江戸時代「自給自足」経済を見習えー

表面的に「好況」なのに、何故、実質的な物価は下落するのか。
前述の様に、「将来への不安心理」から大衆は「買控え」「支出削減」を行ない、経済
の柱の一つで在る「個人消費」は減退して居る。
企業も同様に「設備投資」を控え、有効需要は「官公需」に多く頼らざるを得ないのが
現状で在る。つまり、現在の「アベノミクス」なる経済政策を採る限り、必然的に「大
きな政府」を維持しなければ成らず、それは「財政破綻」への速度を加速化させる。

自民党から共産党迄、「経済成長」と「所得増加」を主張する「偽日本社会」の欺瞞性
に、国民は、直感的にでは有るが気付きつつ在る。
人間社会には、「程度」と「限界」が有る。
例えば、気球に乗って成層圏迄上昇した時、防寒着と酸素筒が無ければ、人間は死亡す
る。人間の生存可能領域の「限界」を超えて居るからで有る。
中共の北京やインドのデリーでの大気も、その汚染度は「限界」に近づきつつ在る。

自然から生まれた人類が、自然を汚染させ、破壊すれば、生存可能領域が激減し、人類
滅亡に繋がる。
人工的な生産とは、自然の破壊と同義で有る。
既に「地球的限界」を部分的に超えて「異常気象」を齎せて居るが、大多数の人々は、
より多くの物欲、金銭欲を充足させる為に「拡大再生産」即「破壊拡大」を希求し、熱
望して居る。

生物としての人類が最も本質的に求めるものは、個人の心身の生命維持で有り、種族の
保存、継続で有る。だが、今や目先の金品や衣食住への物欲を優先し、人類は自滅への
道を暴走して居る。

斯かる時代に生存して、人類の進路を考察した時に、最も参考に成るのは、江戸時代の
我国で在る。所謂「鎖国」体制の下で、「自給自足」経済を「自然との調和」を伴って
維持し、平和をも満喫した。現在のブータンが主唱する「国民幸福度」から見れば最上
位に選ばれた安定社会で在った。
現在の世界に江戸時代の日本を応用した場合、世界を一国と見做して「地球鎖国」の社
会を設定し、「自給自足自然経済」即「第一次産業」中心の経済を推進すべきで有る。
そして、原則的に「必要生産・自然消費」とも称すべき「無駄」や「反自然的営為」を
排した経済秩序を構築すべきで有る。

haikisyokuryou例えば、現日本で一年間に廃棄される飲食物の量は、
千万噸とも千五百万噸とも言われて居る。千万噸と
は江戸時代風に表現するならば精米七千万石、即ち
江戸時代後期の人口二年分の食料に相当する。
つまり、現在の社会は「消費」の為以外に「浪費」
の為の「生産」を極端に拡大して居る事に成る。
その原因は、「近現代欧米物質文明」と「資本主義」
経済、「民主主義」政治とが複合して、際限無く人
間の欲望追求を是認、肯定して、その為の限界無き
「拡大再生産」を是認、推進して居る愚行、狂行、凶行に在る。

所謂「アベノミクス」もその一典型例で有る。現在の日本に必要なのは「アベ」では無
く、「吉宗経済学」で有る。
江戸幕府八代将軍吉宗公は、三代家光、五代綱吉が散財しまくって、危急存亡の幕府財
政を建て直す為に長期に亘って改革政治を断行した。
その要点は、行政「支出削減」のみならず、社会全体の「倹約」で有り、「増税」と米
価に代表される「物価安定」で有った。
その政策は、日本の領域内と言う設定された「限界」内部での最も効果的な善政で有っ
た。
今、江戸時代に直接回帰する事が不可能で有るならば、せめて「小泉米国亜流経済」よ
りも前の「日本株式会社」の段階に迄、社会を戻すべきであろう。その活用は、現代社
会の「無駄」「浪費」「不健全」を追放、排除する効果的な良薬と成るであろう。
昭和十三年「国家総動員法」が制定されて、「戦時体制」が確立すると、戦争遂行の為
に、無駄を省いて必要部分へ重点的に資材を供給する経済が採用された。こ社会主義的
手法は、資源や生産力の乏しい我国には必要な経済政策で存った。

所謂「戦後」も経済面での非常事態は継続し、所謂「戦後復興」の為に「官民一体」と
成って、資金資材等を重点的に割当てて、「奇跡の復興」と「高度成長」を齎せた。
後に「日本株式会社」と揶揄され、米国から「自由化」の攻撃が繰り返されて、「橋本
・小泉内閣」に至り、解体されてしまったが、米国が目の敵にした「日本株式会社」は、
それだけ日本の為に成る効果的な経済体制で存ったので有る。

「資本主義」「自由主義」には「無駄」が多い。生産量が巨大化して、今や「無駄」を
無視、黙認出来ない迄に至って居る以上、政治や制度、政策で一定の制約、規制、限界
の設定が必要不可欠に成って居る。
際限なき「利潤追求」「自由競争」「拡大再生産」は、過去のものにしなければならな
い。

「逆スタグフレーション」を惹き起こして居る「国民心理」は、現代経済の危険性を直
感して居ると思われる。

「日本はアメリカの属国じゃない!」TPP交渉において高圧的に迫るフロマン氏に対し、声を荒げる甘利担当相

「日本はアメリカの属国じゃない!」
TPP交渉において高圧的に迫るフロマン氏に対し、声を荒げる甘利担当相

第二百五十号 【朝日新聞の反日・事大主義】

平成二十六年神無月十五日発行

 11.19

撣亳 田中正明 先生shosointen

 

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を
護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回
は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族
と共に皇道を邁進せん。

朝日新聞の「反日・事大主義」

ー卑屈、卑劣、法螺、自虐の許し難い体質ー

中山 嶺雄

所謂「事大主義」とは

ー我日本の「正々堂々」「公明正大」「清廉潔白」とは対極の低劣な価値観ー

大宅壮一氏が「朝日・岩波・NHK」と蔑称した岩波書店の広辞苑でも、「事大主義」
とは「自主性を欠き、勢力の強大な者につき従って自分の存在を維持するやりかた(第
四版」と在る。

「市民は地上に瓦または藁を並べた平屋の下に潜り込んで生活している。いや不潔な道路に蠢動していると形容した方が良いだろうか」「ソウルは汚いことと臭いことでは世界一である。」 ビショップ夫人著「30年前の朝鮮」より

「市民は地上に瓦または藁を並べた平屋の下に潜り込んで生活している。いや不潔な道路に蠢動していると形容した方が良いだろうか」「ソウルは汚いことと臭いことでは世界一である。」ビショップ夫人著「30年前の朝鮮」より 

その典型的な歴史的実例は、李氏
朝鮮王朝末期の「事大党」で存っ
た。
当時、朝鮮王国は、「清皇帝」か
ら「朝鮮国王」に冊封された李氏
一族が、悪い意味で旧態然として
無能無策を貪る「半文化国家」で
在った。両班と呼ばれる貴族階層
は、比較的に高い漢文学的素養を
教育されては居たが、圧倒的多数
の貧困農民は、文盲、無知、勤労
意欲に乏しく、その日暮らしの怠
慢、劣悪な生活に甘んじて居た。

公共的な観念は、社会の上下の別
無く意識上に無いので、「日清戦
役」の折に、半島へ上陸した日本
人が驚いたのは、汚物の臭気と禿
山の醜景で在った。
下水道は勿論、便所の設備が殆ど無かったので、中世欧州と同様に街路に汚物を垂れ
流すのが一般的で有り、所謂「オンドル」の燃料として伐採した山地に植林を怠った
為に、林産資源が枯渇して居たので有る。
同じ「自給自足経済」の、我国の江戸時代と比較しても、当時我国を訪れた外国人の
報告書に記述された「美しい国土」「清潔な都市」「礼儀正しい人々」等々の賛辞と
は正反対の実情が所謂「近代朝鮮」の真姿で在った。

だが、朝鮮にも人材は当然存在して居た。
貧困で経済的に魅力が無く、清帝国の支配下に在る為に、欧米列強の侵出が遅れたもの
の、やがて「帝国主義」の荒波が朝鮮を襲い始めると、幕末維新の動乱を克服して独立
を保った「日本」への羨望と期待が高まり、有為の志士達が「明治維新」を手本として、
朝鮮国内の改革を希求するに至った。
然し、当時の朝鮮は「清帝国」の服属国で在って、内外の問題解決の努力を「清及びそ
の買弁勢力」に妨害されて居た。

朝鮮の民生を安定させ、欧米の植民地にされない為には、まず清国からの独立が必要で
有る事を理解した「金玉均」等は、民族意識故に「独立党」と呼ばれる党派を立ち上げ
て革新への意欲を示した。
その動向に対して、既得権の喪失を恐れる清国寄りの王族、両班は、従来の秩序に固執
して「事大党」と呼ばれた。
新興日本よりも十数倍の人口と数十倍の面積を支配する「強い」清国に盲従して居れば、
己の地位と財産、生命は保障されると言う処世術で有る。
我國の「武士道」や「大義名分」とは異質の、この「事大主義」的価値観は、朝鮮、韓
国の歴史に脈々と波打つ「民族性」で在る。

後に、「日清戦役」の結果、我国のお蔭で独立出来たにも拘らず、「北清事変(義和団の
乱)」以後、満州を支配したロシアに媚びを売り、その支配下に甘んじ様とした「大韓帝
国」は、彼等の意識からすれば、恐らくロシアからの冊封を希望して居たのでは無いか。
我国への恩義よりも強い者に従うと言う「事大主義」が必然的に招来する当然の論理的結
果で有った。

だが、思い掛けなく「日露戦役」で、頼るロシアが完敗し、日本の「保護国」と成った「
大韓帝国」では、アジア最強の「日本」への「事大主義」的な傾向が強まり、「一進会」
による百万人を超えるとも言われた韓国人の「併合請願」署名を受けて、又、伊藤公暗殺
の結果、当時の日本は希望しなかった「日韓併合」を成立させたので存る。
韓国国民に執っては、「僥倖」とも謂うべき

日本支配初期のソウル

日本支配初期のソウル

この併合で、暗愚迷妄、貧窮混濁、
野卑劣悪な朝鮮半島へ、当時として
は天文学的多額の財貨、人材が内地
から投与され、僅か三十五年の日本
統治時期に、半島は「大日本帝国」
の神聖な領域の一部として、国内他
地域よりも格段の産業発展、民生向
上の実を挙げたので有る。

学校建設徹底等の文教政策、鉄道、
道路、港湾等々の社会基盤の建設、
税制、刑罰等、法 制の改善、充実。

女子高等普通学校

女子高等普通学校

伝統文化、風俗の保護等々、
内地からの血税を大量に投下して、
我国は誠心誠意、半島の民生向上、
福利増進に勤めて寄与した。
心有る韓国系日本臣民も素直に感謝
して居たので有る。大日本が強国で
在った時には。

だが、「大東亜戦争」「終戦」以後
日本の国際的地位が低下するや、「
朝鮮・韓国民族」の新たなる「ご主
人探し」が始まった。
そして、北朝鮮では、蘇連占領軍に押付けられた「偽・金日成」の権力に従わせられ、南
では、米国が準備した反日気違い「李承晩」が独裁権力を専断して、南北朝鮮で無数の、
反日、反自民族犯罪を犯した。

その典型例が、所謂「朝鮮戦争」で存って、日本統治下での反日匪族等に因る政治的混乱
での死者が数千人に満たないと推定されるのに対して、同戦争での死者は、一説に拠れば
四百万人とも謂れ、その過半数は非武装国民への虐殺で在った。

この米蘇両国に因る「代理戦争」の悲惨な民族的被害、惨害の責任は、当然ながら南北朝
鮮政権と、その背後で操った米蘇両国、そして大軍を侵攻させた中共とに在る筈で有るが、
何故か、韓国は「韓国戦争(朝鮮戦争)」の責任は日本に有ると、強弁して居る。
正常な人間には理解し難い暴論では有るが、「事大主義・韓国」としては当然の論理で有
る。
即ち、強い「米国・蘇連・中共」には、文句を言えない。弱い「偽・日本」は抵抗をしな
いから如何なる不条理でも押付けられる。
故に、「諸悪の根源は日本に有り」、「朝鮮戦争」も日本の朝鮮支配の結果として生まれ
た悲劇と成るので有る。

この朝鮮民族の「事大主義」的な虚偽、虚構に基づく責任転嫁、論点摺替えに拠る反日攻
撃は、決して、朝鮮、韓国民族独特の性向では無く、韓国化、中共化した「朝日新聞」の
「慰安婦偽報」での対応、言訳と軌を一にするもので有る。

権力無き「偽・日本」への「反権力」

ー「朝日」は真の「反日権力者」に屈従ー

前月の「神風」で、「反日朝日 狂騒曲」と題して指摘した通り、昭和二十年九月十八日
から三日間の「発行停止」処分を受けて、「反権力」を標榜して来た「朝日新聞」は、そ
の性格を根本的に変質、改悪させた。
即ち、「日本」の「独立新聞」から、「反日連合国及び占領軍」の「御用新聞」「反日宣
伝工作機関」に衣替えを行なった。

全世界の歴史的事象から考察すれば、「勝敗は時の運」「占領軍も何れは撤退する」と言
うのが常識で有るが、一旦、反日連合国や占領軍の支配下に堕落した「朝日」が、「日本
民族の日本民族に依る日本民族の為の」報道機関に回帰する事は無かった。
だが、「新聞、即、反権力」と言う明治以来の伝統姿勢を変更しては、販売が落ち込む。
故に、「反政府」「反権力」の擬態を演出する為に、実質的な権力者で存る「占領軍」の
指示と意図、思想、目的に適った紙面で、「日本政府批判」として報道、主張する事で、
安全に「反権力」姿勢を表わす事が出来たので有る。「占領軍」の全面的、絶対的支配下
に在り、実質的な権力を保持しては居ない「日本政府」を幾ら非難、攻撃しても、弾圧さ
れる可能性は無く、逆に「ご主人様・GHQ」の覚えが目出度く成る。
「朝日」の卑怯、卑劣な「反日・事大主義」は斯くて醜悪に発生した。敢えて比喩的に表
現するならば、黒く澱み濁ったドブ川に発生した「有毒ガス」の様なもので有る。

朝日の中には、共産党関係者や協力者が多数存在し、昭和二十七年の名目「独立」以後に
は、米蘇、米中共間の対立に際して「反米」の論調を採る場合も存ったが、米国に取って
は「反米」の否定的要素よりも「反日」の肯定的要素の方が、より重要で存った。
故に、米国は朝日の論調を不愉快に思いつつも、「反日」利用価値を重視して、弾圧する
事を控えた。

名目「独立」後も「日米安保条約」の下で「GHQ反日体制」ー米国に依る対日支配ーは
続き、米国に支配された「偽日本政府」は、「反日朝日」の監視、監督下に置かれた。
占領下以来、「朝日」は「反日教ー日本及び日本的なるものの絶滅を最高教義とするー」
教団の最高幹部で存り、「反日体制」の「政治警察」「宗教警察」として、「日本復活」
の防止と「日本文化絶滅」を最大任務として活動して来た。
従って、「偽日本」の最高権力者は、反日連合国の利益と価値観を守護する「朝日」で在
って、同社の暴圧で多くの政治家、文化人、愛国者が社会的生命を奪われ、或いは傷つけ
られて来た。

「GHQ反日体制」の下で、最大の権力と最高の権威を獲得し、その結果として膨大な財
力を築いた「朝日」に取って、民族買弁の「反日」は、絶対に手放す事の出来ない「打出
の小槌」で有る。
故に、今回の「慰安婦・偽報問題」でも、一部記事の「取り下げ」や個人意見の「不掲載」
への謝罪は行なっても、「慰安婦問題の本質とは、戦時下の女性の尊厳や人権であり」ー
九月十三日「社説」ーと居直り、飽く迄も「日本」を悪者に貶め続け、「打出の小槌」を
振り続け様と足掻いて居る。

この「反日・事大主義」民族買弁の「朝日」に、最初の「鉄鎚」を下したのが「赤報隊」
で存った。
「偽日本」の「第一権力・朝日」に対して、日本民族総体の憤怒を顕して、直接膺懲行動
を実行したので存る。
「反日体制」枠内での「合法・非合法」の価値観を超越した「赤報隊」に依る「愛国義挙」
に対して、朝日はひたすら「分からない」を連発した。朝日の「反日性」「売国・自虐体
質」に国民が気付く事を恐れたので有る。
そして、あろう事か、「自由な言論に対する言論弾圧」と表明して、「第一権力」たる「
朝日」をひ弱な「被害者」の立場に置いて、自己の正当化を企んだので有る。

だが、「弾圧」とは、権力を持つ側が権力を持たない者に対して強圧的な政治手段を不法
且つ不当に行使する事を言う。
故に、何等権力を持たない「赤報隊」から「言論弾圧」を受けた等との非論理的な被害者
意識は成立しない。「被害者」「弱者」を乱発した「朝日」の真意は奈辺に有るのか。
それは、「反日・朝日」の「反民族的犯罪性」の「本質」を、「問題を摺替えて誤魔化す」
と言う常套手段で有る。
即ち、朝日一流の「問題摺替え作戦」で有る。

但し、「赤報隊」に対する「朝日」の恐怖感は、本物で有ったとも言える。
民族買弁勢力の頂点に立ち、反日連合国の支配下に利権と存在意義を獲得して居る「朝日」
に取って、日本民族の覚醒への起爆薬と成り兼ねない「反日体制」超克勢力に依る直接膺
懲行動は、「反日朝日」の死生を決し兼ねない要素で有る。自らの罪科を内心では自覚し
て居る「朝日」には、「赤報隊」は恐怖の的で有った。

朝日新聞東京本社に届いた薬きょうと脅迫文

朝日新聞東京本社に届いた薬きょうと脅迫文

*1987年1月24日 朝日東京本社銃撃事件

犯 行 声 明 文

われわれは日本人である。
日本に生まれ 日本に住み
日本の自然風土を母とし
日本の伝統を父としてきた。
われわれの先祖は みなそうであった。
われわれも われわれの後輩も
そうでなければならない。
ところが 戦後四十一年間 
この日本で日本が否定されつづけてきた。
占領軍政いらい 日本人が日本の文化伝統を破壊するという悪しき風潮が
世の隅隅にまでいきわたっている。
およそ人一人殺せば死刑となる
まして日本民族全体を滅亡させようとする者にいかなる体罰を与えるべきか。
極刑以外にない。
われわれは日本国内外にうごめく反日分子を処刑するために結成された実行部隊である。
一月二十四日の朝日新聞社への行動はその一歩である。
これまで反日世論を育成してきたマスコミは厳罰を加えなければならない。
特に朝日は悪質である。
彼らを助ける者も同罪である。
以後われわれの最後の一人が死ぬまで この活動は続くであろう。
日本人のあるかぎり われわれは日本のどこにでもいる。
全国の同志は われわれの後に続き 内外の反日分子を一掃せよ。

二千六百四十七年 一月二十四日

日本民族独立義勇軍 別動
赤報隊一同

罪科「万死」に値する「反日・朝日」

ー日本民族・国家を「殺人鬼」「強姦魔」「侵略国」「加害者」に貶めた罪業ー

以前、日放協の職員が交通事故を起こして懲戒解雇処分を受けた時、非難の声が日放協
に集中した。
その頃、同協会へ糾弾に行った愚生等は、その職員を弁護した。
「事故を起こした点は問題だが、その程度の個人的問題で解雇するので有るならば、そ
れよりも数千倍、数万倍も悪質な反日番組、反日報道を続ける責任者を、何故、厳重に
処分しないのか」と。
対する「日放協」担当者は、何も答えられ無かった。

sango2

朝日新聞社のカメラマンの自作自演で傷つけられた落書き 「KY」

朝日の場合も同様で有り、「朝日叩き」
と「朝日言い逃れ」双方に悪用される
「アザミ 珊瑚事件」はその一例で有る。
沖縄県で天然記念物級の「アザミ珊瑚」
に傷を付けて落書きした心無い潜水者
が居た、との自然保護宣伝記事で有っ
たが、取材に同行した現地案内人の証
言で、記事を創った記者の自作自演の
オソマツで存った事が判明し、当該記
者の処分で決着した。

kiji

平成元年4月20日付、朝日新聞夕刊一面の記事

許し難い大地自然への犯罪では有るが、個人の非行で存る。
「朝日社員が悪事を行なったから朝日が悪い」との批判も、「違法行為を行なった記者
を処分した」で済ませた朝日も、共に問題の本質を理解しては居ない。
五~六千人もの社員が居れば、一人や二人の非行社員が現れても不思議では無い。社員
個人の非行、犯罪は、根絶不可能で有る。 故に、社員個人の犯罪を大きく騒ぐ必要は無
い。

だが、「アザミ」の場合、問題の背景を考察した場合には、朝日そのものの反日体質を
糾弾しなければならない。その記事の背後に、朝日の報道理念が存在するからで有る。
米蘇冷戦下に在って、朝日はその容共的体質故に、「資本主義」への批判的な立場を維
持した。朝日自身が資本主義的株式会社なのは矛盾では存ったが、「ホンネとタテマエ」
を使い分けるのは、朝日の常套手段で有る。

共産主義、社会主義が崩壊に向かう昭和六十年代、反資本主義勢力は、欧州「緑の党」
に代表される「自然保護」に軸足を移した。
朝日の「アザミ珊瑚を傷つけたのは誰だ」との扇情的な記事も、その一環で有った。
其処には、二重の朝日的要素が認定される。
一つは、「犯人は心無い日本人」との「日本断罪」宣伝、更には、中共、韓国流の「目
的の為には手段を選ばず」と言う卑劣な「方法論」の存在で有る。

朝日とて、何でも「手段を選ばず」では無い。「反日体制」の体制派に対しては、十分に
義理立ては行なう。例え真実では無くても否定、批判はしない。「反日無罪」が「反日体
制」の根本原理で存るからで有る。
逆に、「日本及び日本的なるもの」を肯定する者に対しては「愛国有罪」の前提で、批判
的、否定的に報道する。それが朝日の体質なので存る。

この朝日的価値観、報道基準が、所謂「戦後」の「報道・言論界」を誤導し続けて来たの
で在る。
前号でも指摘した「自虐朝日」の歴史偽造、捏造に伴う許し難い「ウソ着き朝日」の「反
日犯罪」は、枚挙に暇が無い。
特に、「朝日」が創作、捏造した「南京大虐殺」と「日本軍性奴隷制度」の二大「反日神
話」、「朝日」が無視、黙殺、封殺した六大「日本人虐殺」ー「東京」「沖縄」「広島」
「長崎」「満州」「シベリア」ーは、「反日朝日」が「日本国民の敵」で有り、「日本民
族の裏切り者」にして、「歴史の偽造、捏造者」で有って、「真実の抑圧者」で有る事実
を明確に物語って居る。

一億「日本国民」のみならず、過去に実在した十億人を超えるであろう「日本民族」と、
今後希望を以て生誕する無数の日本人の名誉を、有りもしなかった「歴史偽造、捏造」で
貶め、歴史的に実在した日本民族の苦難、被害を隠蔽、若しくは「被害国・日本」を「加
害国日本」に「摺替え」て、日本国民を洗脳し、海外に発信する。
日本の支配的メディアに拠る「反日発信」を悪用する米国以下の反日国家ならずとも、自
ら「悪うございました。ムチで打って下さい」と懇願する「偽日本」を利用しない手は無
い。
世界有数の金満国家「偽日本」は、世界中からタカリ、ユスリ、イジメ、カツアゲ等々の、
格好の対象、「カモ」にされて居るので有る。

全日本で百万人以上の子供、婦人、お年寄りを生きながら焼き殺し、或いは心身共に傷付
けた米国、米軍の世界史上最悪の虐殺、蛮行には、「補償」処か「謝罪」「反省」さえ要
求せず、自らは行なった事も無い「虐殺・虐待」を永遠に謝罪し続ける反日「偽日本」。
異常、異様な世界史上希に見る醜悪、愚劣な精神的貧困、誤謬、倒錯、妄想等々の洗脳を
日本社会に強要、拡散、定着させ、その愚劣な「反日神話・虚構」を全世界にバラ撒いた
のが「反日・朝日」なので有る。

tyugokunotabi2昭和四十六年に連載した「中国の旅」なる企画では、何の調
査も反証取材も無く、反日独裁国家「中共」が提供した自称
「証人」のウソ八百を無批判に垂れ流し、全く有りもしなか
った「南京大虐殺」なる「反日神話」を捏造した。手先に使
われた本多某は、中共から人民栄誉賞の受賞資格を獲得して
いる事であろう。
最大限、十五万人しか生活して居なかった南京で、「三十万
人」もの市民が虐殺され、その大半は女、子供で遇った等と
言うウソ出鱈目を、朝日は全世界に「歴史的事実」として宣
伝、拡散したので有る。

当時、規律と秩序、勇猛さを以て世界に認知せられて居た我
皇軍を、支那軍と同様の誰彼構わず残虐に虐殺する「鬼子」
に貶めたのが「朝日」で有る。
この「反日・朝日」の記事で、既に無き皇軍の名誉、尊厳は
傷着けられ、貶められ、外国の軽侮を受け、「日本軍は殺人
鬼」との国際的評価が定着して居る。何よりも「偽日本政府」がその虚偽、虚構に反論せ
ず、逆に、日本国内に「有った」との虚偽を強制して、教科書にも記載させて居るので有
るから、何をか況んやで有る。

jyugunianhu所謂「戦後」三十年も経って、反日派の千田某が
「従軍慰安婦」なる当時存在しなかった造語を行
なった。単なる出版物の営業宣伝用語で深い意味
は無かった。
だが、約十年程経って、「反日」を社是とする「
朝日」が「反日商品」として、この問題を扇情的
に採り上げた。「日本軍悪玉説」と「性犯罪問題」
を合体させれば、「日本否定」の社是に適合する
格好の売上げ拡大のネタに成る。

その「反日・朝日」の「売国路線」が、近隣反日
国の「国益」に適った為に、一挙に「国際問題化」
して、当然、「元祖反日」の米国も、この荒唐無
稽の「非現実的妄想宣伝」を「歴史的事実」に置
き換えてしまった。
「偽日本政府」を始め、日本国内の一般国民は、「朝日」等の反日メディアに依って、二
重、三重の虚偽、摺替えに基づく「情報鎖国」状態に置かれ、事態の進行を把握出来ずに
反論も困難で有った。

日本国内では、慰安所に居た慰安婦は、何となく可哀想、程度の認識で有ったが、韓国で
は、自称「慰安婦」が、体面上、金銭の授受を否定して居たので有る。
単なるウソ八百では有ったが、其処に権威有る「朝日」の「強制連行」を認める「吉田証
言」報道を得て、ウソ八百は「歴史的事実」に豹変した。自称「慰安婦」もさぞや驚いた
事であろう。

ウソが本当に成る「反日劇場」を目の当たりにして、「反日事大主義」を直感した自称「
慰安婦」や韓国政府、韓国メディアは、「溝に落ちた日本叩き」を始め、日本国内の反日
メディアもそれに悪乗りして、史上空前の「反日虚構」が、創作された。
曰く、「日本軍の性奴隷制度」なる常識では考えられない荒唐無稽の「反日神話」で有る。
無論、朝日は「性奴隷」の文言を使用しては居ない。だが、朝日の報道を基に韓国が全世
界に拡散させたので有るから「朝日」も「共同共謀正犯」の純然たる犯罪者で有る。

「朝日」が創り、「韓国」が拡散し、「中共」が後援する「朝日=韓国=中共反日枢軸」
の「合作反日狂言」の上演で有る。
この「狂言」では、悪役「日本及び日本軍」は、同国籍の朝鮮系日本臣民の内、うら若い
少女を二十万名も狩り立てて拉致、誘拐、「強姦所」に不法監禁して日夜強姦を繰り返し、
酷い場合には一日百人に強姦されたと言う。最近の中共情報では、一日三百人に補強修正
された。
無論、民族の誇りを捨てぬ朝鮮系の少女達は、逃亡や反抗をくりかえしたが、その都度残
虐な方法で虐殺され、結局十五万人が虐殺されたのだそうで有る。

十五万人と言えば、虚構の「南京大虐殺」にも匹敵する蛮行では無いか。何故、所謂「東
京裁判」で問題にならなかったのか。
若し、その様な事実が実在すれば、連合国に取って、これ程宣伝効果の高い反日攻撃材料
は無かった筈で有る。
第一、朝鮮系では在っても、「大日本帝国憲法」の下で「臣民の権利」を保障されて居た
国民を、法律で動く官権が違法、不法に拉致、誘拐、連行、監禁する等、絶対に有り得な
い。

この余りにも当然の認識を、「反日朝日」は意図的に否定して、「偽日本政府」も反論せ
ず、所謂「戦後」四十年以上も経って発生した「反日謀略」「反日神話」が国際的に既定
の事実として認証されてしまったので在る。
私達の、あの優しい、あの闊達な、あの知性的な伯父、叔父、父親は、皆「拉致・誘拐・
強姦魔」か、その共犯なのだ、と「朝日」は「反日国家」と共謀して国際社会に喧伝した
ので有る。

「日本民族」は「殺人鬼」で「強姦魔」、ならば「朝日社員」は何者なのだ。
「反日朝日」は恥を知れ。

反日汚水の濁流に漂流する「朝日」

ー汚らわしい「反日・ご主人様」を求めて右顧左眄する斜陽落日の朝日ー

「赤報隊」に恐怖感を抱く「反日朝日」の一部には、命懸けで「朝日的価値観」を維持
しようと考える狂信的「反日教徒」も居るでは有ろう。
だが、大部分の社員は、本来「普通若しくは普通よりも優秀」な日本人なのである。
かなり以前の事で在るが、朝日新聞糾弾に訪問した折、社内に一般配布の宣伝文書が置
かれて居て、その内の一枚に「朝日新聞の読者には高学歴が多い」と棒グラフ入りで描
かれて居た。
日頃、庶民の味方を自称する朝日に在るまじき宣伝では無いか、とからかって置いたが、
事実、新聞社の中で最も賃金の高い朝日には、本来優秀な人材が集積して居る筈で有る。

だが、優秀な社員程、「反日」の社是、社風を体得し、「より反日的」紙面作りに全力
を傾注する傾向が強い。
昭和二十年以降は「GHQ反日体制」の番犬、秘密警察、悪代官として、それなりの反
日任務をこなして、国政を牛耳り、それなりの利権、利得をも獲得して来た。

然し、民族買弁、自民族否定の「自然法」に違背する「朝日」の路線には、本質的な無
理、不自然、非合理が存在する。
日本国民が、国際的に見て余りにも異常且つ異様な「偽日本」の現状に気付き始めたこ
こ二十年程の間に、国民の認識と意識、歴史観等が大きく好転して来た。
特に、北朝鮮、韓国、中共等の不法、不当、敵対行為を受けて、国民の国家意識、民族
意識は高まって来て居る。
「外圧」を受けての国民の団結と「国家」意識の昂揚こそ、反日連合国とその手先共が
最も恐れ、朝日に監視、圧殺させて来た「GHQ反日体制」の「禁忌」で存る。

「国家」「国民」「国土」「国語」「国旗」「国歌」等、「国」と言う語を否定して、
「この国」「市民」「列島」「日本語」「日の丸」「君が代」等と読み替えを強制して
居た「朝日=日放協反日路線」は、その反民族性、反国民性を露呈させつつ在り、従来
通りの衆愚的民衆操縦法は効力を低減させて居る。
「反日事大主義」の朝日に取っては一大事で有る。連合国から託され、朝日自身に取っ
ても「ドル箱」「主力商品」の「反日」は、絶対に手放す事は出来ない。だが、この儘、
路線変更を行なわなければ、反日諸国と心中し兼ねない。

其処で、この一、二年、緩やかに「中共」との離別を推進して居る。
本来ならば、中共の「反日政策」を非難して、「日本の為に」「中共様のご無体」を批
判すべきなのだが、同じ「反日」の朝日に、その様な常識は存在しない。
次に頼る「旦那」は「米国」に決めているので、西欧米的な観点、価値観で中共批判を、
徐々に強めて居る。
所謂「民主派への人権問題」「ウィグル族弾圧」「汚職問題」「環境汚染」等々、対日
関係以外の諸問題に関して、一応は批判的に報道して居る。

だが、「韓国」に対しては、所謂「慰安婦偽報問題」で「反日共闘」を組む相手で有る
ので、簡単に離縁は出来ない。
寧ろ「ヘイト・スピーチ」なる「朝日反日造語」を考案、宣伝して、日本国内の反韓勢
力への政治弾圧を強め、「韓国様」のご機嫌を取って居る。
「ヘイト云々」は単なる英語に過ぎない。だが、「朝日」が使用すると意味が大きく変
わる。韓国の朴某や中共の習某が、日本民族を「強姦魔」「殺人鬼」と罵っても、「反
日無罪」の「朝日基準」では、「正当な批判」として容認するが、我国愛国陣営の一部
が荒い言葉で韓国批判、非難を行なえば「ヘイト云々」と言論弾圧を行なう。つまり、
朝日等の反日派が横文字を使用する時には、その背後に、欧米崇拝意識を洗脳された大
衆に、自分達の一方的な思想や主張、解釈を強要する意図が在るので有る。

heitosupichi

「韓国様」への配慮は、「産経新聞・京城支局長」不法拘束、不当起訴事件でも、如実
に証明されて居る。

朝鮮日報のコラムを引用した記事により支局長が起訴され出国禁止に

朝鮮日報のコラムを引用した記事により
産経新聞・京城支局長が起訴され出国禁止に

日頃から「言論の自由」を声高に叫ぶ朝日
が、「韓国様」の「産経弾圧」には反応が
鈍く、海外各紙が問題にするに及んで、「
報道への圧迫ゆるされぬ」ー九月三日ーと
の社説を出した。題名こそ勇ましいものの
「弾圧」と書くべきを「圧迫」と表現を緩
め、内容でも、「女性大統領に対する冒涜」
「産経新聞の過去の記事についても、大統
領への侮辱や、嫌韓感情をあおるような報
道が多い」「韓国では通常の手続きだとす
る声もある」等々の韓国側の主張を紹介し
朝日としては「風聞を安易に書いた同紙の
報道姿勢は、反省すべきである。」と被害
者の産経を批判さえしている。
所謂「慰安婦偽報問題」で「風聞を安易に書いた」のは「朝日よ・お前の方」ではな
いのか。

やがて、支局長が「起訴」されると、十月十日の社説では、「大切なものを手放した」
との意味不明の題で、韓国当局に依る「言論弾圧」に対する怒り等は微塵も見受けられ
無い。
「その判断は明らかに誤りだ。」との朝日の意見を載せるまでに、韓国側の事情を十六
行に渡って斟酌して居る。その後も、韓国側への理解の文章が並び、「確かに、この記
事には、うわさの内容を裏付けるような取材結果がしめされているとは言いがたい。」
と、再び「言論弾圧」を受けた産経批判を行なって居る。通常、人はこれを「的外れ」
と言う。

この社説題名の意味は、最後の部分に掛かる。社説氏は、残念がる。
「かけがえのない価値を自ら放棄してしまったという厳しい現実を、大統領自身が真剣
に受け止めるべきである。」
この社説には、「言論弾圧」「権力乱用」に対する「抗議」も「怒り」も「非難」も無
い。「韓国様」が国際社会から批判されはしないかとの老婆心だけが見え隠れする。

これが、逆に安倍政権に依る韓国新聞記者への起訴で有ったならば、「朝日」は、この
世の終わりがやって来た程度の扇情的な記事、社説で紙面を覆い尽くすに違い無い。
「反日・事大主義・朝日」は、当面「韓国様」を「ご主人様」の一人に奉って置くと言
う方針をこの「社説」で明示したと認められる。

だが、本命は名実共に「米国」を「旦那様」に戴く事で存る。
無論、「日本の為」にでは無く「反日の為」に。

asahirakujitu

第二百四十九号 【反日朝日 狂騒曲】

平成二十六年長月十五日発行

吾等平成維新の神風を巻き起こさん

撣亳 田中正明 先生susuki

 

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を
護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回
は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族
と共に皇道を邁進せん。

 

【反日朝日 狂騒曲】

ー「GHQ反日体制」の醜悪歪雑なる鬼子ー

中山 嶺雄

序曲・「反日朝日」の夜明け

ー崇めよ「GHQ反日プレス・コード」ー

「大東亜戦争」は、人類を破滅、滅亡に追い遣る「新教主義ープロテスタンティズム
ー」「資本主義」「民主主義」「共産主義」等々の「欧米物質文明」に対する「非欧
米精神文化」の、民族独立、人類存続を目指した「聖戦」で存った。
人間個人の本能的欲求や低劣な金銭欲、物欲充足を最大価値と考える表層的「物質文
明」に対して、人間的、精神的安心、安寧、満足、知足を価値観とする「精神文化圏
」との対立、抗争で遇った。
無論、仕掛けたのは、闘争、破壊を事とする好戦的な「欧米物質文明」側で在り、侵
略を受けたのは、「非・反・物質文明」の代表格たる我祖国「独立・日本」で在った。

欧州大戦以来、「国家総力戦」が原則と成って居た国際社会で、米英独蘇等々の列国
と同様に、我国も「言論報国」「報道報国」「報道管制」の体制を確立し、昭和十五
年には、「内閣情報局」が設置され、必要な報道管制を施いた。
この当然の施策を、GHQは「日本の非民主主義的な言論統制」等と、日本人大衆を
反日洗脳したが、冗談では無い。

我国の「特攻攻撃」を数ヶ月間も隠蔽したのは、米国自身で有る。それよりも、我軍
の「ハワイ・真珠湾攻撃」を暗号解読で知りながらも、現地軍は勿論、国民にも知ら
せずに日本への敵愾心を煽る悪辣な陰謀を企てて、実行したローズベルト政権及び米
国占領軍に、「言論・報道の自由」なるものを喧伝する資格が有るのか。苦笑、冷笑、
嘲笑するのみで有る。

だが、国際常識に基づいて、他国メディアと同様な、戦時中当然の「挙国一致」「愛
国」報道を行なって居た「朝日」は、「終戦」後に至って「言論の自由」を掲げる占
領軍から露骨な「言論弾圧」を受ける。

即ち、昭和二十年九月十八日から三日間hatoyamaichiro
に渡っての「発行停止」を、GHQ(占
領軍総司令部)から直接「指令三十四号」
として強要されたので有る。
理由は、政治家「鳩山一郎」談話の掲載
で有った。朝日としては、東条閣下や大
政翼賛会と距離を置いて居た鳩山ならば
大丈夫との思惑が有ったので有ろうが、
GHQ(SCAP)としては、誰でも良
かったので有る。
一般日本人以上に日本人の心理を研究して居た奴等は、「一罰百戒」の政治的効果を
熟知して居た。

日本の代表的な報道言論機関たる「朝日新聞」を屈伏、支配させれば、他の報道機関
も右へ習えで、然程労せずに、日本人大衆に対する「反日宣伝」「反日洗脳」工作が
効率的且つ容易に実行出来る。
蘇連の「共産党独裁」「スターリン独裁」と同様、或いはそれ以上の独裁的、一方的、
反日的な権力を「GHQ」は壟断して、その不当、不法の暴力を我國と國民に脅迫、
強要して来たので有る。

当時の朝日にも人が居なかった訳では無い。だが、頼るべき日本政府は占領軍の支配
下に在り、占領軍に逆らえば、朝日新聞そのものが潰されて多数の社員とその家族が
路頭に迷う結果と成る。食糧難が始まり掛けて居た当時の世相で、社員の生活を奪う
事は出来ない。朝日だけでは無く、公式的な殆どの官庁、企業、団体、機関、組織が、
連合国(米国)占領軍の直接、間接支配下に呻吟を余儀なくされた。

朝日発行停止期間中の十九日に発令され、二十一日に発表された所謂「スキャピン(
GHQ指令)三十三号」「(日本への)プレス・コード」は、翌日の「(日本への)
ラジオ・コード」と共に、日本国民に対する「反日洗脳指針」で存った。

002
上記、十項目の報道統制指針は、具体性と緻密性を欠き、如何様にも解釈可能な漠然と
した内容で在った。
朝日初め報道各社は、この難解且つ自己矛盾に満ち満ちた指針、指令を、如何に受け止
めるべきかを悩んだ。

「自由な新聞」を「日本の新聞に教え込む」と述べ、「真実を守」り「事実に即して記
述」せよ、「記事を着色」「過度に強調」「省略によりこれを歪曲」してはならない、
等と強調して居るにも拘らず、「連合国」及び「進駐連合軍」に対しては、一切の「批
判」を禁止して、「不信」「怨恨を招く」記事は掲載禁止を厳命したので存る。
「連合軍の動静」も連合軍が「公表」した内容以外は報道出来ず、結局は「GHQ(S
CAP)」の一方的な恣意的判断が「自由な新聞」の紙面を決定する事に成った。
その判断基準は、「公安を害すべき事項は何事も掲載すべからず」(プレス・コード二
項)で存った。

一体、何が「公安を害する」のか。
結論は、占領軍が喜び、満足する記事が「検閲」を通過し、奴等が不満や不快感を抱く
記事は「公安を害する」ので有る。
「連合国軍総司令部」と言う我「國史」上、最強、最悪の絶対的支配者の横暴、暴政を
前にして、日本の全報道機関は、隷属し、臣従を誓わさせられた。

日本の報道言論機関を支配下に置いた「GHQ」は、日本の再興と報復を恐れて、「日
本及び日本的なるもの」の絶滅を目指した。
あらゆる分野で「民主化」と言う名の「反日化」を押し進め、その先鋒を努めさせられ
たのが、「朝日」「日放協」で遇った。

斯くて、新しご主人様たる「GHQ」の「忠犬朝日」は誕生し、「反日・自虐・売国」
を金科玉条の価値観とする「反日朝日」は、如何わしい「夜明け」を迎えるに至ったの
で有る。

第一楽章

「多重人格・朝日」の処世術
ー売る為、守られる為の言論、報道ー

占領当初に三日間の「発行停止」を占領軍から受けた「朝日」は、新しい絶対的支配者
「GHQ」に対して、全面服従の姿勢を堅持した。
例えば、昭和二十三年迄、各紙は連合軍検閲部へのゲラと大刷の直接提出を義務付けら
れて居たが、「検閲提出時刻」が、各々午後七時と八時に規定されて居た。
makkasa高桑幸吉著「マッカーサーの新聞検閲」に依れば、当時、
朝日は日経と並んで、この検閲時刻を略厳守して居る。
それに比較して、毎日、読売は期限に遅れる事が多かった。
別に、朝日が自称する様に「クウォリティー・ペーパー」
だからでは無い。占領軍が怖かっただけで有る。

占領下の処世術は、如何に占領軍当局に媚び諛うか、最低
でも嫌われない事が肝要で有る。
検閲のお伺いは早めに済ませて、不許可の記事には、予め
準備して居るさしさわりの無いものに差し替えなければならない。
当時は、現在の電子化された印刷では無く、活字を一つ一つ拾って印盤を作るので有る
から、検閲で不許可を受けると、再編集が非常な負担で在った。
其処で、「プレス・コード」の解釈は、より厳格、複雑と成り、各社共に「自己規制」
を強化して、占領軍政の手先を務めた。

だが、新聞社も営利目的の企業で在る。
商品たる新聞が売れなくては、経営が行き詰まる。ならば、売るためには、如何なる紙
面作りが必要か。
明治以来、「新聞」は「反骨」的態度を売り物にして来た。徳富蘇峰先生の「國民新聞」
の発行部数が伸びなかったのは、同新聞が政権寄りの姿勢を執ったからだと言われて居
る。当然ながら「朝日」もその新聞業界の鉄則を認識しては居た。

然し、権力者たるGHQを批判する事等は、自殺行為で有り、検閲で記事そのものが印
刷されないので有る。「GHQ御用」の無味乾燥な反日報道だけでは、読者は逃げて行
く。

其処で「朝日」が設定した「反骨」「反権力」アリバイ工作の利用対象は、「日本政府」
で遇った。
既に、九月下旬には「内閣情報局」の権能は占領軍に乗っ取られて居た。占領軍に拠る
完全且つ全面的な支配下に在る「日本政府」を占領軍や連合国の視点、価値観で批判、
非難、攻撃しても、何等反撃、弾圧される心配は無い。寧ろ、占領軍の覚え目出度く、
印刷用紙の配給確保等の便宜が期待出来る。

「GHQ御用」報道で保身を図り、実質権力を保有しない「日本政府」攻撃で販売を伸
長させる。「多重人格・朝日」の狡猾、卑劣な性格が、占領下なる異常事態の中で体質
化して、現在に至って居るので有る。

異常と言えば、当時は「許される反米」とも称すべき検閲の隙間が在った。
それは、昭和十一~四年の「スペイン内戦」で実質的に蘇連が支配する「人民戦線」を
支持したヘミングウェーに代表される米国内部、占領軍内部に巣食う「容共派」に因る
許認可の部分で在った。
「反日」を最重要課題とした彼等所謂「ニューディール左派」と呼ばれる勢力は、反日
に利用、悪用可能なものは、何でも許認可した。
学生時代に「マルクス」を信奉していた朝日新聞内外の所謂「進歩的文化人」を公職追
放する事も無く、対日攻撃、非難、否定に悪用させたので有る。

「日本共産党」幹部を超法規的措置で釈放させ、「日教組」を結成させて、「反日狂育」
を我國に強要、強制した。つまり、「蘇連」支持「共産主義」信奉の者でも、「反日」
で有れば社会的生存権と発言権が保障されたので有る。
この体制に悪乗りした「反日朝日」は、「日本反対」「日本民族の文化伝統破壊」の旗
手として社会的地位を確立して行く。

だが、当時の朝日従業員も吾等と同じ「日本人」で存る。彼等の名誉の為に、彼等の真
情をも指摘して置かねばならない。当時、大部分の朝日社員は、愛国意識を抱きながら
も、他の国民と同様に、現実の「反日体制」の前に煩悶して居たと考えられる。

所謂「戦後」十七年経った昭和三十七年、朝日新聞社は、「東京裁判刊行会」の名で、
「東京裁判」なる大著を刊行した。著者は「朝日新聞法廷記者団」で存り、占領解除後
発刊した九冊の「東京裁判」に若干の変更を加えて、上中下三巻の分厚い書物に纏めた
ものであり、所謂「南京事件」研究者必読の書で有る。
その下巻、巻頭文に当たる部分に、「笹川良一氏」の、事実上「大東亜戦争肯定論」と
も称するべき文章が二頁に渡って記されて居る。
一頁には「太平洋戦争」と表記されては居るが、二頁目には「大東亜戦争」と正確な用
語が用いられて居る。朝日新聞内部に潜む多くの愛国者の実在を其処に看取出来る。

笹川氏は、所謂「A級戦犯」に指名されて著名に成った

モーターボート連合会のCM

モーターボート連合会のCM

人物で在る。
その面影は電映画像で長らく「お父さん、お母さんを大
切にしよう」との氏名抜きの宣伝で印象深い。
氏は所謂「戦前」に無産右翼「国粋大衆党」の党首とし
て活躍したが、全国的には知名度が低かった。
だが、占領軍は「日本ファシズム」の存在を創作する為
に、「国粋大衆党」を「ナツィス」「ファシスト」と同
列に並べて、氏を「A級」に指定したので存った。朝日が「笹川良一氏」と「大東亜戦争」を自社出版物に
登場させたのは、或いは笹川氏の「日本船舶振興会」か
らの資金提供が在ったのかも知れないが、朝日内部の愛
国者が少なくとも昭和三十年代迄は存続して居た証左と好意的に解釈したい。

第二楽章

「売国朝日」の癌細胞的自己増殖
ー「GHQ反日体制」の「バスに乗り遅れるな」ー

昭和二十七年四月二十八日を、「占領解除」「日本独立」等と喧伝する向きも存るが、
現実的には「反日連合国」の「日本占領」は、その後も継続し、現在に至って居ると言
うのが偽らざる歴史的事実で有る。

「独立」が本当ならば、反日他国の「占領」を否定、排除しなければならないが、実質
的に「占領体制」は継続した。
「日米安保条約」なる不平等条約で、「偽日本政府」と「保安隊(後の自衛隊)」は、
米国、米軍の支配下に組み入れられ、単に米軍の呼称が「進駐軍」から「駐留軍」に変
わっただけで、米軍及びその家族は、「治外法権」を満喫して居た。
何よりも「反日占領基本法」たる自称「日本国憲法」なるものが、法体系を通じて全日
本を支配して居ると言う事実は、「偽日本」が独立国では無いと言う証拠で有った。
即ち、独立国の最低必要条件で有る「軍事権」「交戦権」を放棄した所謂「九条」を廃
棄しない時点で、「偽日本」は独立国家としての資格を自ら放棄していたので存った。

その対米、対連合国隷属体制の下で、占領下以上の「反日・自虐・売国」報道、宣伝、
洗脳工作を「朝日」は継続、拡大した。
七年間近くも、外国占領軍の検閲を受けて、書くべき事を書けず、書くべきでは無い事
を書かされて来た事実を、読者、国民に公表して謝罪、新たなる「日本」の新聞社とし
て、「日本及び日本人」の為の新聞として、再出発するだけの勇気も感性も廉恥、知性、
義務感も「反日朝日」からは、喪失して居たので有った。

蘇連のスパイとなった尾崎秀実

蘇連のスパイとなった
尾崎秀実

逆に、「民族の裏切者」「国民の敵」として居直った
「朝日」は、「反日・自虐・売国」活動の尖兵、旗手
として、反日体制を支え、大衆を洗脳、誤導して行く
ので存った。
元より、売国奴「尾崎某」等を社員に抱えて居た「朝
日」には、「共産教」信仰の洗礼を受けた寡からぬ幹
部が在籍して居た。
コミンテルン日本支部として発足した「日本共産党」
は、成立当初から蘇連の対日謀略工作機関で有り、
「売国奴」の秘密組織で在った。
我國政府の適切な取り締まりで沈黙、転向、入獄して
は居たものの、「GHQ」の「反日政策」実行過程で、同じ「反日」勢力として、
「共産党」が悪用されたので有った。
後に、「冷戦」下で米国占領軍の弾圧を受けるが、共産党及び共産教信者は、反日連合
国に執って、「日本の復活、再興阻止」「日本民族の精神文化的絶滅」と言う共通目標
達成には、力強い味方で存った。

GHQの「忠犬朝日」は、直接占領後期の所謂「レッド・バージ(共産党弾圧)」を受
けて、共産党とは距離を置いたものの、占領軍から「日本復活・再興」を阻止、阻害す
る為に育成された「社会党」の強力な保護、宣伝機関と成った。
「朝日」は、「親蘇・親中・反米・反日」の路線を採ったが、それは、「反日体制」内
部での役割分担の擬態に過ぎない。「親蘇」「反米」の否定的な評価より以上に「反日」
の肯定的評価を期待されて、「朝日」の存在価値が認められたので有る。

それ故に、反日朝日は、「反日体制」に守られて、「反日報道」、「反日宣伝」「反日
洗脳記事」を「有毒商品」として大衆に販売し、無数の「反日症患者」を発生させ、伝
染、罹患させて行った。

所謂「占領解除」以後も、最低限の国際常識と民族独立意識を有する本来の「保守勢力」
が主張する当然の「憲法改正」「自主憲法制定」の要求を妨害し、八割の加入率を悪用
して青少年に「反日狂育」を強要していた「日狂素」を擁護して、「真正日本」の復活、
再生、再興を弾圧した。
その時点で、「反日朝日」は、「反日体制」下の「第一権力」を獲得したので有る。
事実、幾つの内閣、幾人の閣僚、要人が、その愛国的発言、行動で社会的立場を失った
事か。その背後には、必ず「反日朝日」の「反日報道」が存在して居る。
「朝日」は「反日体制」の「忠犬」で有ると同時に「番犬」でも有り、その暴虐の死肉
を貪る悪鬼でも存った。

昭和三十五年の所謂「第一次安保騒動」では、「大東亜戦争」での米国、米軍への日本
民族の恨みを悪用して、「親蘇」「親中共」工作を展開。昭和四十五年の所謂「第二次
安保」でも、青年を「反米」に煽りつつも、当時、中共で進行して居た所謂「文化大革
命」に盲従して、「反日・自虐・売国・虚偽報道」を展開した。

「朝日」の「文革礼賛報道」は、日本国民を誤導しただけでは無く、当時、中共に大量
虐殺、虐待された中共支配下の数千万人を超える漢民族をも含む全ての人民に対する極
めて悪質な侮辱行為で存った。
特に、全く存在しなかった「南京大虐殺」なる歴史捏造を行ない、国内のみならず全世
界に定着させた罪は、正に万死に値する。
だが、未だに「朝日」は、謝罪も反省もしては居ない。

本多勝一氏が「南京大虐殺」派が使っていた象徴的写真を捏造写真と認めました。

「南京大虐殺」派が使っていた象徴的写真が捏造写真だったことを本多勝一氏自身が認めた。

昭和五十七年には、所謂「教科書検定問題」を煽って、それ迄も、日教組(日狂素)に
依って反日的で有った「偽日本政府検定」の教科書に「朝日・中共・韓国検定」の新基
準を強要し、文字通り「反日洗脳狂化書」を日本国民に押し付けた。自民党「宮沢某」
に依る教科書検定に際しての「近隣諸国条項」がそれで存る。
文部省が或る歴史教科書の検定で「侵略」表記を「進出」に書き換えさせた等と言う「
日本・テレビ」記者の「偽報」を、大々的に騒ぎ立てて、中共や韓国の外圧を悪用し、
「偽日本政府」と「文部省」を支配下に置いたので有る。
この「宮沢談話」は、「河野」「村山」と並んで、戦後「三大反日談話」と見做すべき
悪質な売国愚行で有る。

「平成改元」前後には、「昭和天皇」陛下の御崩御に際して、多くの国民が沈痛な思い
で哀悼の誠を奉呈したが、「朝日」は、「御皇室」の権威低下の謀略を陰険に押し進め
た。
御皇室に対する「敬語」を極端に排し、或いは簡略化し、「陛下」の敬称使用を減らし、
「殿下」の「敬称」は全廃した。即ち、「皇室典範」に違反して、皇族を庶民並みに遇
すると言う「不敬」を犯し続けたので有る。
又、本来「無私」の御存在であらせられ「個人」や「私家」から超越した「天皇」に対
して「天皇家」なる不敬な用語を乱発して、天皇を、私的な一般国民と同列の地位に貶
め、皇族を「様」付けで表記する事で庶民扱いするに至ったので存る。

この「(皇室に対して)過剰な敬語は使わない」と言う「朝日」路線は、「日放協」の
「開かれた皇室」路線に繋がり、報道・言論界での「(反日)バスに乗り遅れるな」の
社会的潮流を増大させ、現下の「日本喪失社会」を齎したので有る。
「朝日」の罪業は極めて悪質で根深いものが在る。

間奏曲・輝ける日本民族の反撃

ー日本民族は死せず、健在なりー

山紫水明、秀麗無比、四季豊潤、清涼温和の我皇土に、三千年に渡って大地自然と共に
生活し、「國語」「國史」を育んで来た吾等「日本民族」は、正に「世界に冠たる」地
位を占めて居る。

だが、その純朴、純白、清純、清澄、華麗、典雅な民族的属性は、より野卑、野蛮、低
級、劣悪、卑劣、暴虐、欺瞞を事とする欧米、或いは近隣諸国の悪辣な謀略や攻撃に拠
って、著しく騙され易く、傷つき易く、汚され易い。
この「GHQ反日体制」下の七十年近くは、その連続で在ったと謂っても過言では無い。

それでも、優麗純粋なる我民族精神は、その純粋性を汚す敵対者には、当然の違和感、
敵愾心を抱き、自然発生的に民族的な自己主張、正常化への意志を沸き立たせて、行動、
闘争を招来させて来た。
「反日体制」下の「偽日本」で、常に心有る有為の士に依って不断に継承されて来たそ
の種の活動は、絶えず反日の体制を阻み、警鐘を鳴らし、民族の覚醒を促して来た。

suzukiakira例えば、「反日朝日」が「南京大虐殺」なる反日
歴史偽造、捏造を行なった直後には、 「鈴木明」
氏が「南京大虐殺のまぼろし」と謂う好著を出版
して、「大虐殺」反日宣伝の虚妄と卑劣さを天下
に公開した。
無論、「反日体制」のマス・メディアの多くは、
それを黙殺して、歴史的事実は圧殺されたが、同
著に依って開眼、覚醒した国民は多い。
氏の偉業には敬服する。

昭和五十七年の「教科書検定問題」では、文部省が
「侵略」を「進出」と書き換えさせた事実が無かった事が判明した後、一人「産經新聞」だけが、第二面のやや大き目のコラムで「謝罪」記事を掲載した。
因みに、朝日を問い詰めると、「訂正」したそうで有る。記憶に間違いが無ければ、
同年八月二十五日の第三面の長文記事の一部に「侵略を進出と書き換えさせた事実
は無かった」と付け足しの様に記して居る。
だが、その後には、今回の所謂「従軍慰安婦強制連行取下げ」記事と同様に、「侵
略、進出」の事実関係は問題の本質では無く、日本の侵略自体が問題にされなくて
はならないとの、論点の摺り替えが強烈に主張され、「朝日の偽報」は、第一権力
たる「朝日」自身に依って、揉み消されてしまった。
にも拘らず、「産經」の勇気有る「謝罪」は、日本民族の心有る一部の人士に希望
を抱かせる契機と成った。

その動向は、教育正常化、教科書是正の運動を産み、より正しい高校歴史教科書
「新編・日本史」の編集、出版を招来した。
だが、「反日体制」の呪縛は厳しく、同教科書の採択は、一万部を超える事が無く、
採算に合わず、臥薪嘗胆の末に、やがて「最新・日本史」として出版社を変更した
ものの、絶版を余儀なくされた。
然し、この試練は、後述する「新しい歴史教科書」に結実される。

「反日体制」とその走狗たる「反日朝日」への民族的懲罰は、昭和末期から平成に
掛けての「赤報隊・義挙」や、「野村秋介烈士」に依る朝日新聞社社長室での自決
事件等でも、継続されて居た。
だが、「GHQ反日体制」の「反日保守本流」を自認する「反日朝日」は、それ等
の民族的懲罰に対して、内心恐れながらも、ひたすら「被害者」「弱者」を装い、
「言論の自由への弾圧」なる言辞を喚き立てて、反省の念は観せなかった。

第三楽章

「老讒朝日」の驕慢なる醜状
ー第一権力の座に安住、固執、更に反日利権の拡大を陰謀、工作ー

平成の御代に入って、社会的な「世代交替」とも称すべき反日、非日、脱日傾向が、年
と共に顕在化して来た。
前述の「朝日」に依る対皇室「敬語・敬称抜き」報道は、反日メディアで一般的と成り、
社会の隅々から「日本及び日本的なるもの」は排除され、国籍不明の無目的的大衆が一
時の流行に流されて右往左往するだけの衆愚社会が一層深刻化した。

政治の世界でも混乱と迷走が続き、平成十年迄に首相は八人、内閣は十次も交替した。
政治は混迷して、経済は所謂「バブルの崩壊」で不況が長期化し、「第一権力者・朝日」
の支配力、影響力は、更に増大した。

然し、朝日の支配層も馬鹿では無い。
「平家物語」の根底を流れる「盛者必衰の理」は、当然ながら朝日の幹部連も知って居
た。
何もせずに現状に甘んじて居れば、自然の摂理に反する「反日」はジリ貧と成る。
故に、朝日が第一権力を保持するには、絶えざる「反日」の「再生産」、出来得れば「
拡大再生産」が必要で有る。

其処で、「反日体制」に身を置いて、次第に体制の中心と成り、半世紀も経って最高権
力の座に定着した朝日は、以前以上に驕慢、傲慢な態度を採り、やがて、所謂「従軍慰
安婦・強制連行」や「河野談話」「村山談話」を創らせた。「反日朝日」は、恰も在日
「反日司令部」の様相を体するに至った。
他者を非難、攻撃しても自分達は反撃されないー赤報隊を除いてー上に、責任を取る意
志も義務も無い絶対君主の地位に、朝日は安住を決め込んだので在った。

処が、日本民族は不滅で存る。
「教科書採択問題」、即ち、実質的な教科書採択権を獲得して居る「日狂素」「解同」
等の反日偏向に合わせて「反日教科書」が編成、発行されていると言う事実が公にされ、
第二次の「教科書問題」が起こった。そして、良識派は、「新しい歴史教科書をつくる
会」等の組織を設立して、「教科書正常化運動」を開始した。

「慰安婦」「河野談話」「村山談話」「反日教科書」等に共通する価値観は、「日本加
害者説」「日本性悪説」「連合国正当論」「近隣諸国被害者論」等の、「反日洗脳」に
起因する「日本全面否定思想」で存った。
無論、何の歴史的事実にも基づかない「虚構」「妄想」の類に過ぎなかったが、「反日
洗脳」を幼少時から「日狂素」に強制され、長じても「朝日・日放協」等々からの「社
会狂育」を通じて、日本否定の先入観を植付けられて居た国民大衆の多くは、その自虐、
自己否定、自壊、自滅思想に罹患して居た。

rachimondaiだが、平成八年頃から社会的に認知され出した
「北朝鮮」に拠る「日本人拉致問題」が大きく
騒がれる様に成って、「朝日」的「日本加害者
説」「近隣諸国被害者論」の根幹が、根底から
崩壊してしまった。
即ち、「日本軍国主義」「日本ファシズム」の
「被害者」で存る筈の「北朝鮮」が、本当は日
本人拉致、誘拐の「加害者」で存り、過去、現
在、未来に渡って永劫に「加害者」で存る筈の
「日本人」が「被害者」で存ったので有る。
当然の事実では有ったが、「朝日」的「反日洗
脳」に呪縛されて居た多くの国民に執っては、
正に「青天の霹靂」で存った。
「日本及び日本人が加害者では無く、被害者

北朝鮮に親戚もいる土井氏「拉致ということはそんなことはありえない」

北朝鮮に親戚もいる土井氏曰く「拉致ということは、そんなことはありえない」

で有った」との、従来の反日宣伝、洗脳とは
正反対の事実を知った多くの国民は、この一
件で覚醒し、反日勢力の影響力は低下した。
だが、反日既得権力を保有する「朝日」等は
日本人の民族的、国家的な自己肯定の傾向を
例に依って「右傾化」「偏狭な民族主義」等
と決めつけて「危険思想」扱いし、露骨に攻
撃や弾圧を加えて来た。
然し、それは追い詰められた「反日朝日」の
醜悪な足掻きで有った。例えば、漫画家の
「小林よしのり」氏の実名を出して「社説」
で非難、攻撃さえするに至った。
その頃、愚生は、偶然朝日社屋外で出会った
旧知の朝日社員に言葉を掛けた。
「朝日も落ちたものだな。たかが、漫画家一
人相手に、大朝日が会社全体で喧嘩するの
か」と。昭和四年に発行五十年、平成十一年には、百二十年を迎えた朝日も、占領下以
来半世紀も続く「反日体制」に安住する事で「老害」が目立つ様に成って居た。
「老化」した「反日朝日」が、「反日無罪」「愛国有罪」の先入観で「真正日本」を「
讒謗」する。正に「老讒朝日」の醜悪、卑劣、狡猾な反日活動、反日報道等々が、ヒス
テリックに、面子をかなぐり捨てて実行される様に成って来た。

各紙の世論調査で「憲法改正」の声が高まると、朝日は共産党系の「九条の会」なる反
日団体を全面的に応援して、様々な便宜を図り、「憲法改正反対」の姿勢を明確にした。
近年では、「特定秘密保護法」及び「集団的自衛権」に対する、全紙面挙げての扇情的
な反対一色報道には、不愉快に成る以前に、驚き、呆れた。
少なくとも、現在でも社是や建前は「公正中立」「不偏不党」等と曰っている筈である
が、紙面を見る限り、「不公正偏向」「反日政党全面支持」は明白で有る。
朝日もヤキが回ったもので有る。

愚生も「集団的自衛権」には反対で有る。
然し、その理由は、祖国日本の國體を護り、日本民族の独立を願うからで有る。
「同自衛権」は、現在の「偽日本」を米国の支配下へ現状以上に貶めるが故に、反対で
有る。即ち、「同自衛権」は、日本の為では無く、「米国の米国による米国の為の自衛
権」なるが故に、反対なので存る。

だが、「朝日」や「共産党」の反対は、「反米」故では無い。日本が「普通の国」に近
づくのを否定、反対して居るので有る。
即ち、七十年近く前に、反日占領国・軍から与えられた「日本復活阻止・妨害」の任務
を忠実に果たして居るので有る。
彼等は喧伝する。「日本を戦争の出来る国にさせてはならない」と。その文言を朝日は、
「軍事・戦争アレルギー」の大衆を脅迫する宣伝、洗脳に悪用する。

彼等の思考回路は、明らかに異常で有る。
全世界に二百近くも在る国家の中で、少数の「保護国」を除いて、「偽日本」以外の全
ての国が、「戦争の出来る国」なのだ。
独立国と自称しながら、「戦争の出来ない」ー即、独立国家主権を保有しないー「偽日
本」こそ世界唯一の「異常国家」なので在る。

その異常性を自覚する事も無く、七十年前の反日連合国の利害と理念の為に、異常な反
日執念を滾らせる「朝日」「共産党」等の反日勢力に関しては、最早「反日怨霊」「反
日ゾンビ」の異様さを感じざるを得ない。
要するに、従前からそうで存ったが、GHQが策定、強要した「反日鎖国体制」の「偽
日本」で、「夜郎事大」、「井の中の蛙」の「エセ平和」「反日洗脳」に罹患した「反
日教徒」が、国際社会や国際常識とは無縁、無関係、不認識に、ひたすら「反日・自虐
・売国」を国是と為し、諸外国へ謝罪、反省を繰り返す醜態、醜状を今後も維持、継続
すべきと主張して居るので有る。従来、如何に多くの国々がこの「偽日本」「マゾヒス
ト・偽日本」を悪用して、多額の資金や利権を我國から貪り取って居た事か。

その代表が「韓国」「中共」で有り、今猶、その旨味が忘れられない為に、現在も「歴
史認識」とかの言い掛かりを付けて、「日本」を「加害者」の地位に固定化し、悪用し
ようと足掻いて居るので有る。
yoshidasyogen今回の「朝日慰安婦偽報問題」で肝心の
「吉田証言」を取り下げた「朝日」を、
否定、攻撃する事無く、逆に、「韓国政
府」「韓国マス・メディア」が「断固全
面支持」を表明して居るのは、元々自明
の理で存ったウソ八百の「慰安婦問題」
を、何とか朝日の「解釈変更」段階で温
存して置きたいとの切実な願望の表れで
有る。

これ等の異常社会の骨格と価値観を創り、
誤導、偽導、誘導した朝日の罪業は、社員全員が自殺した処で償えるものでは無いが、
現実の朝日は、追い詰められた現在でも、猶且つ従来の「反日体制」を支配、誘導可能
と観て、問題の摺り替えで当座を凌ぎ、「反日体制」に守られて「反日報道」「反日活
動」の維持、拡大を意図、企画して居る。
無論、北朝鮮や中共の後ろ楯では、日本国民が納得しないので、最大の反日国たる米国
の「虎の威を借りて」、飽く迄も「反日」を継続しようとして居る。

「対外侵略」と「対内弾圧」を「権力支配構造」の「原理」とする「中共」と同様に、
「朝日」も又、「反日・自虐・売国」を生存原理とするので、その積極的な活動、行動
が弛緩した時、「反日朝日」は、自壊、崩壊するので有る。
故に、何とか「老讒」を工作するが、悪足掻きを行なえば行なう程に老醜を晒す事を、
未だ朝日は自覚、認識しては居ない。
だが、その事態を自覚せざるを得ない情況が招来するのは、時間の問題で有る。
日本人の覚醒と民族的自覚は急速に進行して居る。

終楽章・「ウソ着き朝日」の黄昏

ー朝日流「ウソの上塗り」は逆効果ー

本年、八月五日の朝刊で、「反日朝日」は、その「反日性」をいささか成りとも「反省
」する自称「検証記事」を掲載した。
勿論、虚偽、欺瞞、論点摺り替え、居丈高な居直り等々、「朝日」特有の横柄かつ一方
的、独善的な「逃げ」「誤魔化し」「黙殺」「言い訳」の手法が随所に見受けられる不
完全且つ不誠実、不正確且つ無責任な「検証」で在った。それでも第一面で小さく「反
省」の一語を記したので有る。
「反日朝日」としては、多分、「反日体制」下で、初めての「反省」では無かったのか。

だが、「ウソ」は「吉田証言」「吉田調書報道」だけでは無い。
従来、日本を貶める為に多数のウソを垂れ流して来たので有るから、叩けば幾らでもウ
ソが埃と成って飛び出して来る。

朝日新聞が平成25年度新聞協会賞を受賞した「手抜き除染」の記事は自作自演だった

朝日新聞が平成25年度新聞協会賞を受賞した「手抜き除染」の記事は自作自演だった

過去に遡らなくても。今回の「検証記事」それ自体が「ウソの上塗り」で有る。ウソを
ウソで誤魔化し切れないと言う、小学生でも解かる道理を「朝日」は認めようとしない。
故に、中途半端な「検証」と「会見」での幕引きを狙ったので存る。

引用文献が「事実誤認」処か、「偽造」「捏造」で有った事が判明した後も、「謝罪」
はせずに「全体的には正しかった」と居直る「朝日」は、朝鮮人や支那人、「中共」と
同様の生活態度に堕落して居る。支那や朝鮮では、「謝罪」が直ちに「金銭的要求」と
「面子の失墜」に繋がるから、余程の事が無い限り、謝罪はしない。

朝日が、朝鮮、韓国、中共段階の認識、思考、判断基準を基に行動、営業して居る以上、
吾等も、韓国、中共並みの手段で「朝日叩き」を執拗に継続しなければならない。
中共や韓国では、「溝に落ちた犬には石を投げろ」と言う。溝に落ちた犬を見たら反射
的に救い上げる日本人とは、異質の感性、生活態度が、彼等の常識で有る。

現在、従来の悪行が露呈されて溝に落とされたのが「朝日」で在る。然し、往生際が悪
く、「少し誤解が在って落とされたが、自分達は、基本的に正しかった、間違ってはい
ないので、従来通りの報道を続ける」と居直って居る。
だが、「朝日」の「反日報道」で吾等の父親、伯叔父、祖父等は、総て「殺人鬼」「強
姦魔」で在ったと国際的に意識を定着させられ、吾等は勿論、今後生まれて来る日本人
の総てが「殺人鬼」「強姦魔」の子孫として侮辱されるので有る。

朝日の創った反日狂「朴某」は、「日本へpakukune
の恨みは千年経っても忘れない」と喚いた。
その様な異常発言と異常関係を創り出した
「反日朝日」への「恨み」を、吾等は「千
年経っても」忘れてはならない。許しては
ならない。
「溝に落ちた朝日」には、中共、韓国並み
に石を投げつけよ。それも全力を込めて。
それで死ななければ、ドブ川に放り込んで、苦しめながら殺せ。遺体が埋葬されたなら
ば、墓場から引き摺り出して、鞭打ちを加えよ。
「日本国民の敵」「日本民族の裏切者」「反日朝日」に対しては、「日本及び日本人」
としての、対応や配慮は全く必要無い。
「朝日」が「反日の友」として居る「中共」や「韓国」と同様の手法で、「朝日」に引
導を渡すのが、「因果応報」と言うもので有ろう。

ドイツ楽劇の創始者ワグナーは、「神々の黄昏」を作曲した。
吾等は「朝日新聞の黄昏」を演出しようでは無いか。日本民族の覚醒と真の独立恢復は、
その儘、「反日朝日」の消滅をも意味する。
所謂「戦前」のドイツ映画に「未完成交響曲」と言うシューベルトを主人公にした作品
が在った。その最後に「我恋の終わらざるが如く、この曲も永遠に終わらじ」と言う様
な字幕が映し出された。
だが、是迄、七十年近くの「朝日新聞」作詞、作曲、演奏、公演の「反日狂騒曲」は、
我が日本民族の反撃、処罰と人類の叡智に拠って、遠からず根底から否定、断罪、封印
されて「終わる」ので有る。終わらせるのだ。

我光輝有る祖国「日本」は、既に「再興」の途上に在る。

bunshun

 

【皇土 逍遥】 長月

駿河の國 静岡市

護國神社shizuokagokokujinnjya

国道一号線に隣接、私鉄にも隣接して
は居るが、広大な境内で、樹林も繁茂
して居り、ラジオ体操の老人も早朝か
ら活躍して居られ、武道場が在るらし
く、武道着姿が往来。

昭和39年、静岡市護國神社で行なわれた戦没者合同慰霊祭

昭和39年、静岡市護國神社で行なわれた戦没者合同慰霊祭

愚生、一首

英霊を護りて武道に励みたり

  駿州のもののふ頼もしきかな

 

静岡市

静岡浅間神社

神部神社、浅間神社、大歳御祖神社を総
称するasamajinjya社名で、古くから、徳川家康等の
信仰を集めて居た。
日光東照宮と同様の絢爛豪華な桃山様式
の装飾が観られる。
赤鳥居が有名であるが、同神社の参道に
六~七丁に渡って続く門前町は、東京、
浅草の「仲見世」の数倍程も在る長大な
商店街を構成して居る。
我國に於ける「神社信仰」の素朴にして
篤き伝統に感謝した。

 静岡市

駿府城跡

suruhujyouseki現在は、県庁等の官公庁も建って居る
が、高崎市等とは異なり、城郭の原形
は保たれて居る。
現在は「駿府城公園」と名付けられ住
民の憩いの場と成り、都市化した同市
中心部にささやかな緑の空間を保全し
て居る。
家康公当時の本丸内堀等の発掘も進み、
家康公お手植の蜜柑も未だに実を着け
て居る。駿河の人心は、今も、徳川時
代を誇って居る。

 伊豆の國

修善寺

「修善寺物語」でも有名な伊豆の名刹で
在る。shuzennji
鎌倉二代将軍「源頼家」が、頼朝亡き後、
悪名高い二代執権「北条義時」等の謀略
で、この修善寺に幽閉されて、暗殺され
た。
寺男の話では、嘗ての寺域は、広大で、
頼家の幽閉されて居たのは、谷川を挟む
対岸で在ったとの事。
台湾人の観光客が訪れて居た。

源範頼の墓

haka修善寺から、谷川沿いに温泉街を数
丁上がり、更に山側に登ると、人家
の外れ辺りに、源範頼の墓が在る。
将軍頼朝の弟で源義経と共に、平氏
を西国に滅ぼした功労者の範頼は、
後に、弟義経同様に、兄頼朝から疑
われて殺された。

愚生、一首

伊豆に死す三河守は哀れなり

兄に殺され、史(ふみ)に殺さる

伊豆 韮山

反射炉(鋼鉄の溶鉱炉)

反射炉(鋼鉄の溶鉱炉)

幕末、欧米諸国の植民地化や開国要請に対抗
して
日本(江戸)を護るために韮山代官、
江川太郎左
衛門が幕府に進言して築いた大砲
鋳造炉

伊豆 韮山 世襲代官 江川太郎左衛門邸

世襲代官 江川太郎左衛門邸

第二百四十八号 【「大東亜戦争」継戦中】

平成二十六年葉月十五日発行

吾等平成維新の神風を巻き起こさん

                 撣亳 田中正明 先生

 

kosumosu

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族と共に皇道を
邁進せん

 

「大東亜戦争」継戦中

ー不義、不当、不法、残虐無道、低劣野蛮なる反日連合国に

日本民族は聖戦を継続ー

中山 嶺雄

「大東亜戦争」の性格と本質

ー人類史・近現代の不義と大義の対立ー

現下の反日連合国、就中、米国が策定した「GHQ反日体制」の下では、現実の社会
現象さえも歪曲されて認識、判断される。
況してや反日連合国が無条件、全面的に「正義」で有り「善」で有り「被害者」でな
ければ成らない「太平洋戦争」に関しては、「日本及び日本軍」は「残虐非道」の「
侵略者」で有り「悪玉」「加害者」で存るとの結論、決め付けが総ての事実認識以前
に決定されて居る。
「太平洋戦争史観」と表現しても良いであろうか。
過去の「日本的なるもの」の総てを否定し、現在もそれが現出する事を抑圧、抹殺し、
未来に於ても出現しない様に、監視と警戒を続け、日本民族の精神文化的絶滅に至っ
て「最終的解決」を図るのが、反日連合国及び内外に轟く反日勢力の戦略目的で有る。
斯かる、事実認識より前に結論が決定されて居る反日派の視点、論理に依拠して「大
東亜戦争」を評価しても全く無意味で有る。

吾等は、日本及び日本人が外国占領軍の支配するより前の、即ち、「独立国」で在っ
た時点での価値判断基準に基づいて「事実」を認識し、「反日洗脳」から脱却して、
自由に思考、判断を行なわねばならない。
その際に必要な基本的資料、史料等に関しては、同時代的なものが歴史的事実を真に
物語って居ると考えるべきで存る。
「大東亜戦争」の開戦原因等を同時代的に闡明させて居る最高の文書は、開戦の「詔
書」で存る。吾等真正日本臣民が畏れ多くも昭和陛下より奉戴したその「詔書」にこ
そ同戦争の性格が明記されて居る。

東亞ノ安定ヲ確保シ以テ世界ノ平和ニ寄與」し、「列國トノ交誼ヲ篤クシ萬邦共榮ノ
樂ヲ偕ニスル」事を「國交ノ要誼」として居た我國は、「中華民國政府」が「濫ニ事ヲ構
ヘテ
東亞ノ平和ヲ攪亂シ」たが、「幸ニ國民政府更新」して「善隣ノ誼ヲ結」んだ。
然し、「重慶ニ殘存スル政權ハ」「悛メス」に「米英両國ハ重慶殘存政權ヲ支援シテ
東洋制覇ノ非望ヲ」強め、オランダ等をも誘い、我國に対して「武備ヲ增強シ」、「
和的通商ニ有ラユル
妨害ヲ與ヘ」「經濟斷交」を強要し、我國の「生存ニ重大ナル脅威ヲ
」えて来たが、我國は「平和ノ裡」に事態を解決しようとして「隠忍シ」、交渉を重ね
た。
だが、米英は「毫モ交讓ノ精神ナク」「經濟上軍事上ノ脅威」を我國に加えて「屈從セシ
」様とし続けた。
斯かる状況の下で、「東亜安定」への我國の「積年ノ努力」は「水泡ニ帰シ」、その「存
立」は「危殆ニ瀕」し、「今ヤ自存自衞ノ爲」に「一切ノ障礙ヲ破碎スルノ外」対応策が
無く成った。

kaisennosyousyo

 

以上に概説した「詔書」に基づく「大東亜戦争」開戦の歴史的事実は、何人も否定出
来ない「事実」で有る。
則ち、昭和四年の「世界恐慌」以来、恐慌克服の経済的方策の対立と、「ヴェルサイ
ユ反独体制」の矛盾、蘇連ボルシェヴィズムの世界侵略、等々の複層的要因に拠って、
混乱激動する国際情況の中で、「東亜」には、日英仏三ヶ国の既存権益に対して、米
蘇両新興国に依る新たな侵出が露骨に開始され、既存三極の内で最も弱いと見られた
我日本に対してその矛先が集中する。

先ずは米国に拠る「張学良」満州軍閥を悪用した満州侵出戦略で有ったが、我國軍民
を挙げたー日本政府は消極的ー「大陸雄飛」「満蒙は日本の生命線」認識、思想の昂
揚と、満州、支那での「清朝腹辟」勢力との共闘の結果、「満州事変」「満州国建国」
蘇連の「満州国承認」と繋がり、米国の満州侵出の野望は封じられた。
だが、昭和八年、「東亜侵出」を公約に米国大統領に当選したローズベルトは、一貫
して反日東亜侵出の戦略を持続させた。

一方「一国社会主義」路線を採用したスターリン率いる蘇連は、「国際共産主義運動
(コミンテルン)」を悪用して、「人民戦線戦術」を全世界に輸出した。即、「より
反共色の弱い勢力と共闘して、より反共色の強い勢力を叩く」と言う「以夷制夷」の
巧妙な戦略で在った。昭和十一年から同十四年迄の「スペイン内戦」が、その典型例
では在ったが、東亜でも、昭和十一年の「西安事件」に因る「第二次国共合作」と成
って、狡猾な反日工作が続き、翌年の中共に拠る日支交戦、所謂「盧溝橋事件」が謀
作された。

金を愛した長女、宋藹齢。 国を愛した次女、宋慶齢。 権力を愛した三女、宋美齢。

金を愛した長女、宋藹齢。
国を愛した次女、宋慶齢。
権力を愛した三女、宋美齢。

支那内部にも、孫文夫人宋慶齢に代表
される「容共反日」と、その妹たる宋
美齢の「親米反日」勢力とが、「日支
提携」の大道を妨害、破壊する為、狡
猾、陰険に暗躍して居た。
支那の歴代王朝では、「女」が政治に
熔喙すると混乱が起こると言われて居
る。
漢の「呂后」唐の「武后」清の「西太
后」、又、毛沢東夫人「江清」等々、
残虐非道の女性権力者は、支那の歴史
を暗黒に飾って居る。
蒋介石も夫人宋美麗の尻の下に敷かれ
て居た事が、支那事変長期化の一因で
も在ったかも知れない。
ナツィス極東支部長ラーベ(近年レーベとも呼ぶ)等のドイツも、当時は必ずしも親
日的では無かった。
斯かる反日的国際環境の中で、「支那事変」が勃発し、日支両国政府、軍部の「不拡
大方針」にも拘らず、事変は拡大して行ったので存る。

東亜の独立と安定、平和を希求する我國及び東亜的価値観、即ち「大義」を遵守する
漢、満、蒙、鮮、藏、越、比、泰等々諸民族の正当な要求、願望は、既得権益を有す
る英仏蘭、更には侵出を図る米蘇両国の強引かつ不当、不法な「不義」に基づく暴圧
で、塵芥に帰する事と成ったので存る。
世界を侵略、支配し、その世界秩序を維持、拡大しようと図る欧米列強、及びその手
先共と、我國を盟主とし、又、尖兵とする非欧米諸国家、諸民族との対立、抗争こそ
「大東亜戦争」の性格を規定して居る。

だが、より本質的な対立は、十余年の国際的問題では理解出来ない。
「幕末・維新」期以来の、即ち、米英仏等が我等の東亜で、貿易船、捕鯨船、麻薬密
輸船、奴隷運搬船等を暗躍、跳梁、跋跨させ、「砲艦外交」を続けて居た時期から、
侵略を拡大し続ける欧米と、その暴虐な荒波を受ける非欧米諸国との間には、加害と
被害と言う埋め難い溝が存在して居た。
「大東亜戦争」は一朝一夕に勃発したのでは無い。欧米列強に拠る侵略の中で、唯一
実質的な独立を保ち、非欧米勢力の希望の星と成って居た我國への欧米植民地主義、
帝国主義ー露西亜、蘇連も含むーに依る長期的な反日戦争戦略の帰結として、昭和十
六年に至って、米英に依る対日戦争謀略が結実したので在る。

その歴史的背景を更に辿るならば、数千年以前の「一神教」発生に迄、「大東亜戦争」
の遠因を遡及する事が出来よう。
ユダヤ教に始まるとされる「一神教」の排他的、狂信的、独善的教義は、後にクリス
ト教、イスラーム教に受け継がれ、歴史的近年に於ては「カルヴァン派」とその対置
的信仰としての「共産教」を生んだ。
現在、世界の主流を支配して居る「民主教」もその価値観の系列に属して居る。

彼等は、「絶対神」或いは「絶対的真理」の存在を前提として、その教義や論理を他
者に強要する事を最高最大の使命、責務と確信し、異質の論理や思想を徹底的に排除
する。
現在、西南アジアに於て「イスラーム国」を名乗るイスラーム原理主義勢力が、他宗
派に対して様々な迫害、虐殺行為を行なって居るが、それを非難する「民主教」原理
主義勢力たる米国が第二次大戦以後に「民主主義を広める為に」実行した無数の戦争
や謀略に拠る死傷者、被災に較べれば、子供の悪戯程度でしか無い。

kishikubeiei2

病院船攻撃という国際法無視の米軍

kichikubeiei吾等、「多神教」の民族は、「一
神教」諸国から観れば、野蛮な背
信的劣等人間集団、場合に因って
は、人間の価値さえ存在しない野
獣、害獣の如き野蛮人に過ぎな
い。
昭和二十年三月の「東京大虐殺」
同八月の「広島大虐殺」「長崎大
虐殺」等々で、生きながら焼き殺
した無数の日本人は、「民主教」
教義の保護対象外の家畜、野獣、
害獣に過ぎないが故に、何の良心
の呵責も無しに、無惨とも思わず
虐殺ー奴等から観れば「駆除」ー
したので在った。

「大東亜戦争」の本質は、所謂
「文明論」的な「価値観」の対立
で在った。
即ち、「仏教」「道教」「神道」
等々の「多神教」的な非欧米社会
諸国、諸地域に対して、「クリス
ト教」「資本主義」「民主主義」
「共産主義(ボルシェヴィズム)
」が、狡猾且つ効果的に仕掛けて
展開した「価値観」の抗争で存っ
た。

 

 

「世界戦国時代」と「大西亜戦争」勃発

ー西欧米に拠る宣教師的価値観の押売りー

現下の世界を支配して居る主導勢力は、西欧米で急拡大した「民主教」勢力で存る。
「第二次世界大戦」の結果、形成された「ヤルタ・ポツダム米蘇世界分割体制」の下
で、米蘇両国共に「民主主義」を呼号した為に、「民主」が絶対不可侵の「価値観」
とされた。

だが、誰が考えても、米国の民主と蘇連のそれとは、異質の思想に見えた。
米蘇両国が「民主」の「本家争い」を行なうー所謂「冷戦」ーの中で、我國の「大東
亜戦争」で覚醒、或いは独立した非欧米諸国は、「第三世界」「非同盟諸国」を形成
して、米蘇両国から距離を置いた独自外交を進めた。
基本的には「反植民地主義」で在った為に、西欧米諸国への反発から蘇連や中共との
連携を図ったが、支配下には入らなかった。

唯一、米国の裏庭たるカリブ海に浮かぶキューバは、強力な米国の圧力に対抗する為
に蘇連の支配下に入ったが、独自の外交も忘れずに、「昭和天皇御崩御」に際しては、
全国を挙げて五日間の喪に服した。「大東亜戦争」で米国と戦った我國とその元首た
る昭和陛下に対し奉り、最大限の敬意と弔慰を奉呈したので存った。
同様に、我軍に育てられたインドネシアの

原爆慰霊碑に花輪をささげるネルー首相(左)と娘のインディラ・ガンジーさん。 首相の広島訪問は、市民に大きな励ましとなった。

原爆慰霊碑に花輪をささげるネルー首相(左)と娘のインディラ・ガンジーさん。
首相の広島訪問は、市民に大きな励ましとなった。

大統領スカルノ、「日露戦争」で独立に開
眼したインドのネルー首相、スターリンの
圧力に抗してユーゴの独立を守ったチトー
大統領、更には反英の闘士で存ったエジプ
ト(当時はアラブ連合)のナセル大統領等
々、第三世界を代表、領導する指導者達
は、皆、「大東亜戦争」の戦争目的たる「
東亜の解放」たる「大義」の実践者で存り
当然、我國に対する共鳴、共感、感謝の念
を抱き、良き理解者、即「親日家」「親日
派」で存った。
我日本が、反日連合国に占領され、「日米
安保体制」の下で、実質的な米国に拠る日
本支配が継続し、日本に依る「大東亜戦争
」の世界史的活動が停滞する状況下でも、
その意義、大義は、第三世界に確実に伝
播、宣布されたので有る。その動向は、
非欧米諸国のみならず、敵中心の米国に迄、及んだ。
それは、昭和三十年代の黒人キング牧師等が主唱した所謂「公民権運動」と成って米
国社会を震撼させた。
米国の建国と領域拡大、産業発展は、所謂「ワスプ(英国系新教徒白人)」に依って
行なわれ、その目的は「ワスプの為」で有り、ホワイト(白人)に非ざるブラック(
黒人)-当時は誰もが「二グロ」と呼んでいたーは、奴隷出身の少数派で在って、対
等、平等の処遇を受けては居なかった。

だが、「欧州大戦」後の「パリ講和会議」で我國が「人種平等案」を提出し、米国も
四大帝国解体の為に東欧に「民族自決」を認めた為に、人種、民族問題が広く認識さ
れる様に成った。
加えて、「大東亜戦争」等で、員数不足解消の為に多数徴兵された黒人が、軍隊内で
比較的に平等に近い扱いを受け、又、同じ有色人種たる日本軍将兵の勇戦敢闘に接し
て、白人支配の米国に不満を抱き始めたので有る。

共和党のニクソンが大統領に当選して居たならば「公民権法案」は成立しては居なか
ったであろう。然し、米国民主主義の衆愚性が、外観でアイルランド系ー即、非英国
系ー初のケネディーを大統領に選出した為に、黒人票を狙った彼の決断で同法案は成
立した。
当時のワスプは、予測も出来なかったであろうが、ケネディーが始めた所謂「ヴェト
ナム戦争」をニクソンが終わらせる迄の約十五年間に、米国黒人の社会的地位は確実
に向上し、その結果、ワスプは自滅への道を歩み始めたので存る。

だが、強力なワスプが一方的に没落する事は有り得ない。当然、反動、反撃も現出す
る。米国との「軍拡競争」に敗れ、「アフガン侵略」に失敗した蘇連邦は、自滅、解
体し、主敵を覆滅したつもりの米国は、一極支配の幻想に酔い痴れて、ワスプ再興の
為にも西南アジアへの石油利権強奪の軍事的侵略行動を起こした。口実にはイラクに
依るクウェート侵略阻止と、フセイン独裁政権打倒と言う「民主教」の大義を掲げて
は居たが、そのウソは誰の目にも明白で有った。二年前迄は、そのフセイン独裁政権
に大量の軍事援助を与えてイランを攻撃させて居たのが米国自身で存ったからで在る。

この所謂「湾岸戦争」は、新たなる国際秩序の出現を全世界に露呈した。
即ち、事実上米国一国で戦った所謂「ヴェトナム戦争」とは異なり、「多国籍軍」と、
日本を含む多くの国からの戦費調達が無ければ戦争遂行が困難で有り、「連合国(偽
日本での通称「国連」)軍」の名称さえも使用出来ず、最終的にはフセイン政権の打
倒さえも出来なかった。
つまり、最早米国は、蘇連に次いで、世界の覇者の地位を奪われて居たので有る。

湾岸戦争、イラク戦争で米軍が使ったrekkaurandan
劣化ウラン弾の死の灰を浴びた母親か
ら生まれた子どもの写真。
イラク人民だけでなく、あの戦場にい
た米軍兵士の体をも蝕み、彼等にも写
真と同じような子供達が生まれている
が、米国政府はひた隠しにしている。
劣化ウラン弾の粉塵は呼吸を通して肺
から入り、全身を放射能に被曝させる。

 

世界は「戦国時代」に突入した。

戦国時代は、「下剋上」の実力主義が幅を効かせる風潮を伴う。米蘇両国の支配下に
呻吟して居た被抑圧諸国、諸民族、諸宗派等々が、各々自由勝手に各自の自己主張を
始めた。
その中で、西欧米の「民主教的理念」「資本主義的利権」「国益」等が、複雑に絡み、
彼等の言う「中東(以前は中近東と呼称)」への再侵略を開始すると、侵略される側
からの強烈な反撃が巻き起こった。

反西欧勢力を、直接的に指揮、命令する司令部的、中心的な国家、機関、団体等は、
存在しない。
だが、彼等に共通する決定的な要素が存在し、決して消滅する事は無い。
それは、「イスラーム教」で有る。
欧米の対イスラーム認識は、日本に較べて格段の精緻、精密、詳細、深厚なるものが
有るが、彼等自身が一枚岩で無い為に、一貫した対応が採れない。

昭和五十四年のイランで国際秩序を揺るがす変化が起こり、所謂「第二次石油危機」
が勃発した。
当時のイランは、西南アジア最大の大国で在り、「バーレビ・シャー(皇帝)」の帝
政下に在り、西欧米と親密な関係に安住して居た。だが、アフガン侵略を意図する蘇
連に執っては、目障りで有り、西欧米の「民主教」原理主義者に執っては、排除すべ
き独裁君主で在った。
東西冷戦当事者から見捨てられた皇帝は、流浪の末にパナマへ亡命し、米国の保護も
受けられずに、数年後に永眠した。
その後の「イラン・イスラーム革命」こそ、「大西亜戦争」勃発の世界史的事件で有
った。

イスラーム圏は、教徒数は十億人を超える大勢力では在っても、多数の国家、宗派に
分裂して居て、一つに統合、集約されて居る訳では無い。
だが、異教徒からの攻撃に対しては、程度の差こそ有れ、共感を以て対応する。
イスラーム原理主義者に執って最大の武器は、「反十字軍宣伝」で有る。
八百年前に西欧から受けた残虐野蛮な被侵略の思い出は、総てのイスラーム教徒にク
リスト教国に対する恐怖感と警戒感を維持させて居る。欧米諸国、クリスト教諸民族
に執っては、「聖地奪回」の「聖戦」では有っても、イスラーム諸民族から観れば、
残虐、野蛮な侵略以外の何ものでも無かったので有る。

欧米のイスラーム圏に対する侵出が強まる程に、イスラーム教徒の「反十字軍」感情
は昂揚し、益々多くのイスラーム教徒が、彼等の教義と信仰、価値観等を守る為に、
戦線に加わる。
それを抑える実力者は、世俗的な独裁者しか居ないが、西欧米の「民主教・原理主義」
勢力は、「独裁」否定の教条的論理を振り回して欧米と繋がる独裁者を追い落とし、
「アラブの春」なる幻想を撒き散らして、自己満足して居た。

だが、少数派たるスンナ派フセイン政権を破壊した跡に残ったものは、イラクの三分
裂で在り、後に、チュニジア・ベンアリ、エジプト・ムバラク、リビア・カダフィ政
権を潰した自称「アラブの春」に因って現出したものの実体は、「イスラーム原理主
義の春」で在った。アラブ・イスラームの民衆は、「民主的」に西欧米民主主義を否
定したので有る。
西欧米の民主原理主義者がお説教を垂れ無くても、イスラーム最高の教義は「平等」
で有る。無制限の「自由」は、砂漠の西南アジアでは、「死」を意味する。欧米民主
原理主義の価値観押売りは、イスラーム教徒の反発を招くだけで在る。

それでも、西欧米「民主教」勢力は、その教義をイスラーム諸国民に押し付け様と妄
動する。
現在の日本で「エホバの証人」と称するクリスト教系の宗教団体が布教活動を強めて
社会問題に成って居るのを見れば理解出来よう。
彼等は、宣教師的使命観に基づいて、時には命がけで布教、伝道に従事する。
イスラームに対しても、同様に執拗且つ暴力的に「民主主義(民主教)」の強要を図
る。だが、同じ一神教同士の西欧米「民主教」と「イスラーム教」とが融和、一致出
来る筈が無い。

親米イスラム国家が次々と打倒されて、イスラム原理主義によるイスラム国が台頭

親米イスラム国家が次々と打倒されて、イスラム原理主義によるイスラム国が台頭

結局は、欧米「クリスト教」や「民主教」
の侵略に対抗するイスラーム勢力に拠る反
撃、即ち七十余年前に、東亜で発生した「
大東亜戦争」と同様の「大西亜戦争」が継
続する他無いので有る。
無論、イスラーム勢力も分裂し、統一した
司令部や指揮中枢は存在しない。
だが、文化的価値観、文明間の戦争で存る
「大西亜戦争」を支える真の司令部は、政
治的、軍事的、形而下的勢力では無く、物
理的に把握、攻撃不可能な、形而上的存在
に在るので有る。即ち、「クラーン(コー
ラン)」こそ「大西亜戦争」の「大本営」
なので有り、イスラームの信仰が消滅、若しくは変質しない限り、同戦争は継続する
事に成る。

 

 

「資本主義」と「民主主義」の危険性

ー「利他」「謙譲」「自省」無き論理ー

人類は大地自然より発生した。
故に、自然から遊離した人間は存在せず、存在しても成らない。
古来、世界の全ての文明が、自然との交わりと調和の中で、暦法を定め、自然の秩序
に従い、自然の中から生活、生存に必要な物資を生産、活用して生存して来た。
生きとし生けるものの総てが、自然と共に生存して来たので在る。

だが、人類の知能が高度化、複雑化して、「物質文明」が自然力に打ち勝つ、或いは
抑制可能との意識、思想、観念が増殖するにつれて、大地自然に対する「人類の奢り」
が、目立つ様に成った。
古代支那の「治水」事業には、「神」に生贄を捧げる等、自然への畏敬の念が存在し
た。
然し、蘇連の「自然改造」、米国に因る「大量生産・大量消費」等々、大地自然を破
壊、汚濁し、当然在るべき自然環境を劣悪化させる傾向が、年々深刻化して居る。

その動因は、近代に誕生した「資本主義」で有る。「利潤追求の為の限界無き営為」
を財貨生産の基本理念とするその発想には、自己の経済活動の結果責任への責任感は
稀薄で有る。経営者は辞職すれば、責任を追求されず、株主は出資した有限責任を負
えば、それ以上の責任を問われない。
斯くて、当面の利潤追求の為には、将来の自然環境や地球そのものが危機に瀕しても、
意に介さないので有る。

彼等に執っては、資金調達や出資効率、経常利益等々に関心が有っても、彼等が現に
破壊しつつ在る自然環境には、興味が無い。
但し、利潤に関係すれば着目するので、「環境関連産業」への注目度は高い。
自然環境が悪化すればする程儲かると言う「阿漕な商売」で存る。
永続的な「拡大再生産」を企業活動、国家経済の原則と規定する現代資本主義には、
「国家的限界」「地球的限界」との「歯止め」が無い。何処迄も量的生産は拡大可能
と盲信して居る。

だが、人間の個人的な肉体的寿命に限界が有る様に、人類が依拠する地球にも限界が
有るので在る。
ここ二十年程、度重なる「異常気象」の都度、「生まれて初めて」「百年に一度」等
々の言葉を聴く。日本だけでは無く、全世界で「初めて」が乱発されて居る。
利潤の為には親でも殺し兼ねない資本主義の悪弊が全世界を汚染、汚濁した結果が、
その原因で有るが、一向に自省、反省、改善を図る様子は見られ無い。

その「資本主義」を守るのが、「民主主義」で有る。概念的に相反する、個人的欲求
の「自由」と社会的な「平等」とを同時に保障しようと言う、前提からして論理的に
矛盾した思想で有るが、「経済活動の自由」を保障するその考えは、資本主義に執っ
て都合の良いもので有る。

米国型資本主義で法的に規制するのは、「自由競争」を維持する為の「独占禁止法」
や各種の経済法で有るが、基本的に経済活動は自由で有り、生産、流通、宣伝、消費
等に上限や規制は設定しない。
故に、過剰な利潤を追求して、過剰な生産と消費を社会に要求する。無論、狡猾な宣
伝を通じて自己の意志で購入、消費したと思い込ませる。

その結果として、米国人の大半は肥満体でdebu
有る。国民の一割以上が貧困とされる米国
が、世界有数のブタ国家と成って居る理由
は、「民主主義」で存る。食欲、飲欲を満
たす「自由」が全面的に承認、保障されて
居るが故に、その上限や限界を意識する事
無く、ひたすら食べたいだけ食べ、呑みた
いだけ飲むので在る。
米国「民主主義」の詐欺師的体質を表わす
典型例に、所謂「アメリカン・ドリーム」
なる語彙が在る。米国には総ての国民に、
各々の分野で成功者と成る「機会の平等」
が与えられて居ると言う謳い文句で有る。

確かに、各界で大成功を納めた所謂「立志伝中の人物」は若干は実在する。
だが、同様な「夢」を抱いた無数の人々の内で、一体何人が夢を実現出来たのか。
その成功確率たるや微々たる数値に過ぎない。
圧倒的多数は実現出来ない。事実上、「アメリカン・ドリーム」は「夢想」に過ぎな
い。処が、この宝くじ的確率の「成功」を吹聴して、米国「民主主義」社会肯定の幻
想を国民に与えて洗脳する。
「民主主義」とは「詐欺」で有る。選挙時の公約の様に、言葉巧みに他人を騙す事に
秀でた者が、より多くの割り前を獲得する反道徳的な思想、信仰に過ぎない。

「欧米物質文明」の犯罪性

ー「自然の摂理」「地球的限界」を無視ー

人類は、過去あまたの「文化圏」を形成して来た。文明史家達は「文明圏」と呼ぶが、
物質的な「文明」と精神的な「文化」とは、似て非なるものと考える。
愚生の主張する「文化圏」とは、可視的、物質的な三次元空間に、不可視的な「時間
空間」と「社会空間」を融合した「五次元空間」としての「文化圏」で在り、それが
人類史の単位と成って居ると見做すもので有る。
愚生は、これを「文化史観」と自称して居る。

「文化圏」には独立したものも在れば、隣接して影響を与え合うものも在る。無論、
文化が相違するので有るから、協調、協力するよりは、対立、抗争する場合が多い。
人間個人の一生と同様に、「文化圏」も又、「誕生」「成長」「隆盛」「衰退」「滅
亡」を繰り返す。
然し、人間個人が肉体的生命を喪失した後でも「遺伝子」や「想い出」等を通して生
命を継続して行く様に、「文化圏」もその文化の一部を伝承して行く。
それ故にこそ、人類の永続性は存在するので有る。

自然界の一生物で在る「人類」には、他の生物同様に、生存の本能が存在し、子孫を
残して各種の生命を受け継いで行く生物としての責務が与えられて居る。
それは千古不変の「自然の摂理」で有り、従来の「文化圏」の多くは、その責任を担
って来た。

だが、前章で指摘した様に、近現代の「西欧米文化圏」は、既に、この「自然の摂理」
に違背、違反して居る。
過去に存在して来た総ての「文化圏」は、自然の猛威で滅ぼされる事は存っても、自
然を滅ぼす事は無かった。
然し、現代の「欧米物質文明」は、少なくとも、従来の人類が故郷として居た自然環
境を急速に破壊しつつ有る。
今夏、全世界各地で「生まれて初めて」の大洪水が発生し、現在も新たに発生の情報
が飛び交って居る。
逆に、北支、アフリカ等では、大旱魃への対策が論議され、「異常気象」の影響拡大
は、留まる処を知らない有り様で在る。

南太平洋の海亀や南極のペンギンの胃袋から

鉱物のクラゲと間違えてビニール袋を食べてしまい、結果、消化不良で死んでしまう亀が続出

好物のクラゲと間違えてビニール袋を食べてしまい、結果、消化不良で死んでしまう亀が続出

合成樹脂系のゴミ等が発見されてから、かな
りの年月が経つが、「地球温暖化」のみなら
ず、「欧米物質文明」の総体としての破壊性
が、地球全体に拡散し、全世界を汚染して正
常な自然現象を異常化させて居る。

その好ましく無い世界の劣化現象を食い止め、
正常化するのは簡単の様にも見られるが、現
実には容易では無い。
直面する種々の問題点には、危機感を抱いて
も、その本質的な原因を認識し、対応しなけ
れば、この危機は解消しないので存る。
世界の自然及び人類に脅威を齎して居る直接的な発生原因
は、「欧米物質文明」で存るが、それを拡大し続けて居る
根本の要因は、「西欧米文化圏」の社会、経済構造や政治
体制、そして、何よりも思想や「価値観」で存る。
前にも指摘した様に、際限無く利潤を追求する「資本主義」は、「地球的限界」を無
視して拡大再生産を継続し、「民主主義」はその経済活動の「自由」を保障する。
資本主義に対して「分配」の「不平等」に異議を唱える「社会主義」も、拡大再生産
そのものには反対しない。
「イスラーム教」の教義には、資本主義に反対する部分も存るが、欧米物質文明の源
泉は「イスラーム文化」で在る。彼等は、必ずしも近現代欧米科学を否定はしない。

所謂「ブリスク諸国」を始め、アジア・アフリカ・中南米の小国に迄、拡散しつつ在
る「欧米物質文明」の破壊性と危険性を阻止、抑制、廃絶する勢力は、今の処、微々
たるものに過ぎない。
人類は、この儘、滅亡への途を暴走し続けるのであろうか。

「八紘一宇」の現在的意義

ー滅亡に瀕する日本民族と人類を救えー

この葉月、二本の電映番組を観た。
大東亜戦争中、最大級の激戦地で在った「ペリリュー島」を主題にしたもので有る。
周知の様に、「中川州男大佐」率いる陸海混成約一万名の我軍が、制空権や制海権の
無い中で、数万の米国海兵隊を苦しめ、三カ月近くも最後の一兵が戦死する迄、戦い
抜いた栄光の戦場が「ペリリュー島」で存り、我國史に燦然たる武勲を発揚したのが、
皇軍の敢闘で有る。

だが、反日「日放協」の制作した番組は、米国の海兵隊撮影要因が天然色画像で撮っ
た映像や米兵の回想を中心に編集して居た。
「刺身のツマ」「言い訳」として日本側の取材を少し載せては居たが、視聴して居る
内に、自然と米国側の視点に立脚する様に、制作されて居るので有る。
「日放協」は、我軍を「日本軍」と第三者的、若しくは「敵軍」的に表現し、それと
戦う米国軍の苦戦、大量の死傷者、発狂者等々の苦悩を強調する。主人公は米軍なの
だ。

「GHQ反日体制」の支配下に在る「反日日放協」は、当然「大東亜戦争」と謂う公
式名称は使用せず、日本軍が三名の米兵を木に縛り付けて銃剣で数十回も刺して殺し
た、等と言う米兵の「証言」を無批判に垂れ流す。
本当に目撃したのか、他人から聴いたのか、単なる噂であったのか、一切追求しない。
「吉田証言」や自称「慰安婦証言」を全く裏付けも取らず、「日本性悪説」に基づい
て事実扱いする「朝日新聞」と同様で有る。

逆に、海中で投降しようとする日本兵を米兵が銃撃して射殺する場面は、一切非難し
ない。GHQプレス・コードに今も呪縛されて居る日放協の立場は「反日無罪」で存
る。
又、これ等の映像を現在迄、覆い隠して居た米国政府、米軍に拠る報道、言論統制へ
の批判も一切ない。日本政府や我軍のそれに対しては、徹底的な非難、攻撃するので
有るが。

唯一、改善されたのは、「日本悪玉論」を後退させた点で有る。従来は「日本、日本
政府、日本軍が悪かった。誤っていた。」との反日主張が基調と成って居たが、今回
は「戦争」を「悪玉」に設定して、「戦争が悪かった」と責任の所在を誤魔化した。
だが、これには無理が有る。「戦争」と言う生物や責任を有する主体は存在せず、戦
争の「当事国」に責任が有るので存る。
前述の如く、我國に対して、不義、不当、不法の侵略戦争を行なった米英、蘇連等の
侵略国こそ諸悪の根源で存って、非難、糾弾すべき対象なので有る。

parao後にパラオが米国から独立をはた
した時、
ペリリュー島守備隊を讃
え、
日の丸をもじった、太平洋の
青に月。

そして日本に失礼だからとわざと
中心を

はずした国旗を制定しました。

 

 

日放協とは異なり、「フジ・テレビ」が十五日に放映した二時間物の放送劇は、「ジ
ャパン国」に堕した現在の知識、認識、発想、価値観からの制作では在ったが、一応
は我軍の健闘を肯定する立場から描かれて居た。
無論、不正確さや、虚構も散在しては居たが、我國を「肯定」する放送劇が葉月十五
日に放映された意義は大きい。反日体制が緩み、綻び、「日本回帰」の潮流が、昂揚
しつつ在る社会の反映なので有る。

但し、「第十四師団指令本部」なる看板には驚いた。「師団司令部」が、「指令」
「本部」と二重に表記を間違えて居たので有る。
反日体制の支配下で「軍事音痴」に狂育された偽日本人、ジャパン人の国語能力の低
下振りには失笑さえ浮かばなかった。
撮影が完了してから間違いに気付いたので有ろう。番組の最初に、「必ずしも当時の
用語通りでは無い」旨の字幕が出ていたが、「日本は遠く成りにけり」の感慨ひとし
おで遭った。

「終戦」の「詔書」奉戴、葉月十五日前後のマス・メディアでは、依然として反日的
番組や紙面が垂れ流されては居たが、その反日色は、以前よりもかなり稀薄化して居
た。
大きな歴史の潮流として、「偽日本」から「真正日本」への回帰現象が明らかに目視
可能に成って来て居る。「反日朝日」の所謂「慰安婦記事一部取り下げ」事件も、そ
の社会現象の流れに沿ったもので在る。
だが、一方で「米国化」「ジャパン国化」の唾棄すべき対米隷属化、植民地化の動向
は、顕著に侵行して居る。

「国家」とは、単独又は複数の「民族」が、自民族の生存と利益を維持する為に、国
際社会に構成する機関、機構で存り、無機質的な枠組みで在る。
有機的な実体、生命体としての「民族」とは、他の民族とは異なる言語、歴史、宗教、
文化、伝統、価値観等々を共有する人間集団で有る。

現下の偽日本では、反日体制の下で否定されて来た「国」の価値が回復して来つつ有
る。公的機関の「国旗」掲揚率は上がり、学校での「国歌」斉唱率も上昇して居る。
「尖閣」以来、「国土」意識も高まり、「嫌韓・嫌中」大流行で「国民」感情も昂揚
して居る。一見、好ましい現象では有る。

だが、「国家」とは枠組みに過ぎない。
仮に、中共が「中性子爆弾」を開発して我國に落とし、日本民族を絶滅させた上で、
一億人の漢民族を移住させたとしても、「日本国」と言う「国号」を使用し続ける事
は出来る。

ならば、現在の「日本国」に居住して居るのは何民族なのか。朝から晩まで「米英語」
や低劣騒音の「米国音楽」が飛び交い、企業の名称も横文字かカタカナ。「米英語狂
育」が小学生低学年処か、一部では幼稚園児に迄強制され、対米植民地根性のバカ親
共がそれを歓迎する醜状。

文化の中核を為す言語が米国化すれば、最早其処に存在するのは「米国民族」なので
存る。社会の流行や価値観迄、多くの分野で米国化が汚染、侵行し、今や日本民族は、
精神文化的に滅亡寸前で存る。
米国は、中性子核を使用する事も無く、日本人大衆の愚劣さを最大の武器に悪用して、
「日本国」を「日系米国民族」に乗っ取らせる謀略に成功しつつ有る。

だが、三千年の「國史」と「國體」を誇る我日本民族が滅亡する筈が無いし、させて
もならない。
この民族滅亡の危機を齎せた主因は、反日連合国の「日本占領」と、昭和二十七年以
後の米国、米軍に拠る事実上の「日本占領の継続」で有る。(日米安保条約)
占領中は、未だに「戦争」は講和しては居ないので存る。
吾等、日本民族の心情を保有する草莽は、反日的社会環境に在って、真の民族独立に
向けて「大東亜聖戦」を戦い続けて来た。
現在も継戦中の「大東亜戦争」は、日本民族の生存と存続を賭けた極めて「文化的戦
争」なので存る。

我國では「万葉」よりも前から「和歌」が詠まれて来た。皇族から庶民に至る迄、階
層に関係無く、日常の想いや理想、思想、出来事等を「詩歌」に表現して来たので在
る。
この様な民族は、世界に例を見ない。
米国の低劣な文化が全世界を覆い、金品や物質にしか価値を見出せず、大地自然を破
壊して、自滅の道を爆走する人類を善導、領導する役割は、三千年の「國史」に裏打
ちされた我「國體」に基づく「八紘一宇」の精神文化と価値観を具現化する他無いの
で存る。

 

人   大   大  
類 の 東 未 東
は 意 亜 だ 亜               日本のこころ、八紘一宇
必 義 聖 終 戦hakkoitiu
要 今 戦 わ 争
と こ   ら
す そ   ず

 

 

【皇土 逍遥】 葉月

001京都府 八幡市

鳩ケ峰 山頂慰霊碑

ここ十数年、毎年独りで、
葉月十五日正午に慰霊祭を、
斎行して居る。
向いの山頂に在る石清水の宮
で太鼓の音が響き、下界から
サイレンの響きが聞こえる中、
英霊、戦没者の御霊に対し、
顕彰と感謝、慰霊を捧げる。

 

 

 

第二百四十七号 【「反日保守」の撲滅を】

平成二十六年文月十五日発行

吾等平成維新の神風を巻き起こさん

                 撣亳 田中正明 先生

 

地蔵盆/数珠回し

地蔵盆/数珠回し

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族と共に皇道を
邁進せん

 

「反日保守」の撲滅を

ー保守とは必ずしも守るべきものに非ずー

中山 嶺雄

「保守」とは何か

ー國語能力低下「偽日本」社会の知的迷妄ー

凡そ「民族」を区別する基本は「言語」に有る。
民族の独立性が阻害されれば、その民族の言語は乱れて、社会の混乱を招き、やがて
その民族は滅亡する。
例えば、我國の支援で復活した「満州国」は、侵略者たる「中共」に依る征服、支配の結
果、「偽満(偽満州国)」の名の下に、「満州語」と「満州文字」を禁圧され、事実上、満
州民族は滅亡した。
現在、数百名の満州民族が、満州語復活の活動を行なって居る様では有るが、その将
来は、決して明るくは無い。
「他人の振り見て、我振り直せ」との諺が有るが、現今の「偽日本社会」を通暁するに、
満族の悲哀は、日本民族のそれを予感させる。

想起すれば、反日占領軍に拠る「日本民族の精神文化的絶滅政策」に依って、「國語」が
「国語」に劣化させられ、二十年程前からは、「国語」から「日本語」への反日洗脳が拡大
的に定着化されつつ在る。
「国語」とは、母国語で存り、所属する母国国民共通の意志、感情伝達手段で有る。
だが、「日本語」とは、世界に数千も在る言語の一つに過ぎない。「個人」の自由を最優
先する所謂「民主主義」的観点、視座に立てば、個人が「日本語」を話そうと、「米国語」
を採用しようと「韓国語」を選ぼうと、それはその「個人の自由」と言う事に成る。

「GHQ」の反日政策で「國語」を「国語」に変えさせられ、更に占領政策に拠る「反日洗脳
」に依って、反日勢力に起因する「日本語」攻勢が掛けられ、現在「企業名」等から「国語」
が徹底的に排除、追放されて居る情況を直視すれば、次の段階が「日本語」から「脱日本
語」「反日本語」「外国語(米国語)公用語化」へ劣悪化して行く可能性が大きい。
則ち「日本民族絶滅」の危機で有る。

斯かる「國語紊乱」とも称すべき現下
偽日本hangurusuishouに在って、反日体制を促進す
る「日狂素」国語教員の一部は、「和漢
混交文」たる国語表記に算用数字や意
味不明の記号を多用して、国語破壊
に血道を挙げて居る。
又、「公共放送」を自認する「日放協(
NHK)」に因る国語否定、破壊は、
特に「教育( 狂育)番組」で、連日
露骨に反日、非日番組を製作、放送
して居るが、一般向けでも枚挙に暇が無い。

yorontyosa一例を挙げれば、所謂「世論調査」
の設問に「○○について評価します
か」なるものが有り、回答は「評価
する」「評価しない」の選択とする。
十数年前から斯かる意味不明な設問
と回答が、当然の様に字幕を汚す様
に成った。
この愚問の設定者の意図では、「評
価する」とは「肯定・是認する」と
の言語解釈で使用して居り、「評価
しない」とは「否定・否認する」との意味に解釈して居るらしい。
だが、国語辞典を観てみよ。例えば、岩波の「広辞苑」第四版第三刷(平成五年発行)
でさえ、「評価」とは「善悪、美醜、優劣などの価値を判じ定めること。特に、高く価
値を定めること。」と在る。後半の部分ならば、適合しないとも言えない。

だが、「世論調査」とは、不特定多数の人々から、「設問」の是非、肯非を選択させる
もので有り、「否定的評価」も「肯定的評価」も併存するので有り、「評価」を「肯定
」と勝手に解釈するのは、国語的に完全な過誤で有る。正しい設問は「○○について、
どう評価しますか」で有り、回答欄には「支持(肯定)する」「支持しない」「否定す
る」等の項目を設定すべきで、「評価する、しない」との回答は国語的に有り得ない。

又、医学界は知的水準が高いと世間から見做されては居るが、国語能力は低い。
「認知症」なる病名が日夜巷間を飛び交って居るが、「認知」出来る事が病気なのか。
「認知」出来ないからこそ病気なので有り、「不認知症」「非認知症」「認知不能症」
「認知困難症」等と命名すべきでは無いか。
「認知症」なる病名を考案した医者と、それを疑問無く受容した医学界、更には一切の
矛盾を感じないマス・メディアや一般大衆こそ、国語的な「不認知症」「認知困難症」
患者なので存る。

斯くの如く国語が乱用される「偽日本社会」で、「保守」なる文言も、近年、本来の意
味、意義から乖離して使用される事が多く成って居る。
比較的に「國語」が残存して居た昭和三十年に発行された「広辞苑」第一版第一刷に依
れば、「保守」とは「1、たもちまもること。2、旧来の風習・伝統を重んじること。
3、旧習を保存し改新に反対すること。」と存る。
則ち、保守とは特定の思想や制度では無く、旧来の「価値観」や「体制」を守る「立場
」を総称するので有る。故に、思想の数だけ、価値観の数だけ「保守」は存在する。
「共産党保守」「資本主義保守」「帝政保守」「王政保守」「クリスト教保守」「イス
ラーム教保守」「民主保守」「進化論保守」等々、浜の真砂の数程の「保守」が、時間
空間を超越して実在して来た。

「保守」故に、人間社会は「価値観」を共有する人間集団を共存、継続させて来たので
有り、「保守概念」は社会と不可離の関係に存ると言えよう。
「保守」すべき「価値観」は、それがその属する社会を一定期間支配すれば、定着、確
立、持続する。
従って、七十年近くも我祖國「日本」を支配した「反日体制」は、既に「保守」される
立場に地位を確立して居るので有る。
則ち、反日連合国に拠る暴虐な軍事占領と、国際法違反の占領政策に依って強制された
「GHQ反日体制」が、それで有る。
同「体制」の「反日洗脳」で定着させられた現状を支える基本理念が「反日保守」で有
る。
過去、現在、未来に渡って「日本及び日本的なるもの」を全面的に否定し、「日本」の
復活、復興を恐れ、警戒し、絶えず監視を怠らずに、「西欧米化」に因る「日本民族」
の「精神文化的絶滅」を最高価値、最終目的と設定する狂信的反日妄想理念、価値観に
固執する「体制」勢力が「反日保守」で存る。
昨今の「九条の会」なる反日全国組織は、その代表的な実例で在る。

「GHQ反日体制」固守の「反日保守」

ー右も左も無い、存るのは反日、非日か 肯日、自尊かー

「保守」と主張すれば、自己の存在証明が為されたかの錯覚、幻想を抱く愛国者は多い。
だが、前述の如く「嫌日保守」「反日保守」「売国保守」等々の「反日価値観」を確信
する勢力が、現在の「偽日本」を支配し、保守して居るのが現実では無いか。
事実、政権を担当する「児眠党」最高幹部のishiba石破某は、
「靖国神社」に唯の一度も参拝して居ない事を自慢して
居る。奴は「反共」では有っても、米国の「精神文化的
下僕、奴隷」に過ぎない。「真正日本」の何たるかを知
らぬ、或いは「日本」に対して本能的に敵対心、警戒心
を抱く「反日洗脳」に罹患、汚染され、「反日保守」の
先入観を定植された売国奴なので有る。

本来実在し、三千年もの道統を気高く生き抜いた「皇國」の「國體」を保守する事こそ、
日本民族に執っての「保守」で存り、「反日・自虐・売国」の反民族的価値観を洗脳さ
れた「反日保守」は、吾等、日本民族に執っては、許すべからざる「民族の裏切り者」
「国民の敵」「国賊」「人非人」で有る。
現下の体制が「反日」で有り、一般的日本人大衆が「非論理」的で存る以上、部分的に
「日本」の自己主張を行なう「普通の国」への志向願望を有する、例えば大阪市長の橋
下某にしても、「日本」に関する無知なるが故に、反日的政策を企画、意図する。
即ち、幼少年に対する「米英語狂育」の推進で有る。

「GHQ」が、構想、考案した「日本民族欧米化、米国化」即「日本民族の精神文化的
絶滅」謀略の基本の一つは、「言語」「国語」の改編、変質、変更に存る。
前述の通り、独立言語は民族の根幹に関わる最重要事項で有る。処が、この偽日本社会
では、「英米語」を話して理解出来る者が、一段上位の立場に在るかの様に扱われる。
仮に「英米語」を話せる者が有能、優秀と見做されるのならば、英米語を話せない一般
日本人成年は、英米語を話す米英の幼稚園児に劣る事に成る。

正に、植民地的奴隷根性が、偽日本に蔓延して居る。英国の植民地で在った昭南島(シ
ンガポール)では、英国本国とはかなり違和感の有る英語が通用し、屡「シングリッシ
ュ」と小馬鹿にされる。
現下の偽日本でも、「和製英語」と称される「偽日本製米英語」が横行し、低劣な植民
地根性を自己満足させて居る。「ジャパニッシュ」とも蔑称すべき、偽日本でしか通用
しない恥を忘れた「英語」で有る。心情的には、米国人に成ったつもりの、或いは成り
たい心理を保有する日本人大衆は、かなりの数が予測される。

米国では、近年、「二グロ」は勿論「ブラック」と言う表現も出来ずに「アフリカン・
アメリカン(アフリカ系米国人)」と表現するが、現在の米国化を続ける日本人も然程
遠く無い将来、「ジャパニーズ・アメリカン」と呼ばれて、「ジャパニッシュ」が、ブ
ロード・ウェイ辺りの小劇場で小話の笑いのネタにされる様に成るかも知れない。

通常、文化は高き処から低い所へ流れるものとされては居るが、米蘇両国に因る「ヤ
ルタ・ポツダム体制」の下で、「低劣文化の逆流現象」とも称すべき、人類文化の自壊
作用が、強大な米蘇両国の軍事力を背景に進展させられた。
其処では、独自の民族文化は否定、弾圧され、「蘇連ポルシェヴィズム(所謂、共産主
義)」と、「米国キャピタリズム(所謂、資本主義)」及び「人権主義」が、文化的、
制度的、経済的に侵略を続けた。

jyoshiseitorachiだが、彼等の文化水準の低さは、
最悪の部類に属する。過日、ナイジ
ェリア東北部で、イスラーム過激派
の「ボコ・ハラーム」が、二百人も
の女学生を誘拐し、一人十ユーロで
奴隷として売り飛ばす等と喚いた。
吾等の価値観、良識から観れば、許
されざる蛮行、犯罪で存るが、果た
して欧米に彼等を批判する資格が有
るのか。
アフリカから大量の原住民を奴隷商品として駆り立て、売買し、死ぬ迄扱き使ったのは、
欧米諸国ではないか。
「ボコ・ハラーム」は残虐で各地に虐殺の汚点を残しては居る。だが、彼等は、その教
義から高齢者は殺さない。「東京大虐殺」で、「婦人」「子供」と並んで「お年寄り」
を虐殺目標に設定した米国、米軍は「ボコ・ハラーム」以下ではないか。

蘇連も最悪の虐殺国家で在ったが、その悪影響は、全世界に及んだ。中共に依る数百万
人単位の大虐殺は無論の事、カンボジアでの「赤色クメール(ポル・ポト派)」に依る
大虐殺、少し戻れば、昭和三十年代の「キューバ革命」直後、朝日新聞の外信欄にベタ
記事で、数百人単位の警官処刑が何回も掲載されて居た。蘇連ポルシェヴィズムが人類
史に遺した「負の遺産」は、米国同様に余りにも大きく、現在に迄、続いて居る。

例えば、蘇連の傀儡政権として発足した「北朝鮮」では「目的の為には、手段を選ばず
」の方針で、利用、悪用出来るものは、何でも使う。軍事面でも、北朝鮮では対戦車用
の兵器として、自爆犬が育成されて居る。
対戦車用地雷を装着した軍用犬が、戦車の下に潜り込んで自爆する様に訓練され、保有
されて居るので有る。北鮮のみならず米国等でも、知的能力に優れたイルカの兵器化が
かなり以前から、研究を継続して居る。
「利用可能なものは何でも最大限に利用し尽くす」のが欧米の唯物的、功利主義的発想
で有る。

だが、我國では、「靖国神社」にはgunba.gunyoken
「軍馬」「軍用犬」の慰霊碑が祀ら
れている。
常に「生きとし生けるもの」「大地
自然」と共に生きる日本民族の高い
精神性が、其処に実在して居るので
在る。

自然界での「食物連鎖」の一環として、
海洋国家で在る我國では、イルカ、鯨を捕食する。当然の、自然的、歴史的な食習慣で
有る。
処が、欧米のエセ「環境保護」団体は、「ヤルタ・ポツダム反日世界体制」の下で、反
論や自己主張を出来ない「偽日本」を「苛め対象」として、「イルカさんが可哀想」「
鯨さんを殺さないで」「野蛮な日本人」等と喚き立てて、駐日米国大使のケネディー迄
反日的言動を述べて居る。最近では、豪州政府の「調査捕鯨禁止要求」を、「連合国(
偽日本名、国連)」「国際司法裁判所」が認めて、我国民から鯨肉料理が奪われ様とし
て居る。

豪州政府は、当然、日本側からの制裁的対応を覚悟して居たであろう。「普通の国」な
らば、大使の追放、召還等々、何らかの懲罰的、制裁的対応を行なう筈で有る。
だが、「偽日本政府」の対応は、予想とは逆に、豪州農産物の関税引き下げなる豪州へ
の利益供与で有った。これで再々度、「日本は苛めれば苛める程、言う事を聴く」との
国際的「評価」を勝ち得たので有る。

日本が独立国で有るならば、当然、然るべき反論、反撃を行なうで有ろう。
「海豚、鯨を食べて、何が悪い。お前達肉食民族は、毎日無数の、牛さん、豚さん、羊
さん達を屠殺して、血の滴る肉を食べて居るではないか。家畜のみならず、広大な北米
大陸でバイソン(バッファロー)を殺食して八百頭迄、激減させたのは、又、世界中で
鯨を殺しまくって居たのは米国人ではないか。
豪州人に至っては、可愛いカンガルーさんやワニさん、近年増殖して居るラクダさん迄
、露骨に捕食して居るではないか。」と。

だが、反日連合国に隷従、臣従して居る「偽日本」の「反日保守」は、日本民族の伝統
や精神、国益を護る為に必要な最低限度の自己主張、反論さえ行なわず、寧ろ自粛、自
重して、愚かにも、早速「調査捕鯨」の規模縮小を表明した。
その基本に在る価値観や判断基準は、「反日、否日は、無罪、肯定」、「愛国、肯日は、
有罪、否定」と言う、占領軍に創られ、押し付けられた「GHQ反日体制」の判断基準
や価値観に依拠して居るので有る。
「右」も「左」も無い。「保守」「革新」の対立も「反日体制」の呪縛下での夢想、幻
想、妄想でしか無い。
実在するのは「日本」を「肯定する」か、「否定する」かの「価値観」の選択で有り、
「國體保守」と「反日保守」との、日本民族の生存を賭けた壮絶な死闘で存る。

「反日朝日」は「中共」から「米国」へ

ー醜悪な反日勢力の離合集散、宗旨替えー

現下「偽日本」の現状は、救い難い様にも視える。
だが、「非日・西欧米化」が進行するのと並行して、「普通の国化」も急激に進展して
居る。「偽日本」が「普通の独立国」に成ろうとすれば、必然的に「GHQ反日体制」
の異様且つ異常な本質と衝突せざるを得ない。

「主権」の最重要分野で有る「軍事権」を奪われ、米国に依る軍事的保護下に「戦争の
出来ない」隷属国家に置かれながらも、「平和憲法のお陰で平和が守られ」等と「洗脳
」されて居る「偽日本」では有るが、「中共」が尖閣等に来寇して来た時、ご主人様の
米国は、中共と戦端を開いて迄、保護国日本の僅かな一部領土を守るか。
米国旦那が本気で守って呉れないとすれば、妾の日本太夫とて、懐剣の一つも懐に忍ば
せ様と言う気にも成らざるを得ない。

又、「主権」の基本で有る自主的な「外交権」「自己決定権」を放棄して、「国連中心
主義」等と他国任せの「国益毀損害交」を続ける中で、「グルメ」なる訳の分からない
言葉が横行する偽日本では、所謂「国連」の専門機関等での反日策謀に因って、既に「
鯨肉」が自由に食べられなく成って居る。
この偽日本政府に依る「反日売国害交」が続けば、やがて「本鮪」や「日本鰻」も、一
部の金満家しか食せなく成るかも知れない。
食い物の恨みは、恐ろしい。既に、かなりの国民が、食べたいものを食べられないのが
、偽日本政府に依る「国益放棄害交」故との不信感を抱いて居る。

日本国民の民族意識は、余りにも不法且つ不当、不義、不正、不道徳、不毛なる「GH
Q反日体制」の誤謬、社会矛盾、社会的病理に気付き、本来の清澄、高雅なる民族精神
文化を恢復させつつ存る。
例えば、本年の「靖国神社」祭礼に於ける参拝者は、例年以上で有ったとの同志からの
連絡も存った。有り難い事で有る。

その好ましい社会的風潮に敏感に反応して、自立、独立、自己主張を強めんとする「日
本」の復活、復興傾向に、「反日体制」崩壊の予感を抱いて、形振り構わぬ「反日保守
」の維持を狂信的に喚き散らして居るのが、反日の旗手たる「朝日新聞」で有る。

asahi1過年の「特定秘密保護法案」で、あられもない
反独立、売国の醜態を曝した「朝日」は 、本年
に入っても「集団的自衛権」問題で、可能な限
りの「反対」「否定」の感情的、 一方的宣伝、
洗脳工作を、連日、執拗且つ声高に展開して居
る。
朝日新聞「反日原理主義」の面目躍如たるもの
が有る。昭和二十年の九月に、たった数日、占
領軍に依って発行停止の弾圧を受けただけで、
反日「プレス・コード」の下僕と成り下がり、
「反日・自虐・売国・逆差別、連合国及びその
手先共礼賛」の偏向記事、報道を続け、国民に
「反日洗脳」を強要して来た「朝日」には、現
下、自主、独立を希求する日本民族の自然発生
的な民族的自覚は、危険この上無い社会情況で
有る。asahi2

反日GHQ-米国のみならず英国、蘇連、豪州
等をも含むーに拠る「日本民族の精神文化的絶
滅政策」の前衛として、所謂「戦後日本」で最
高の権威と権力を付与、承認された朝日新聞に
執って、「偽日本」が「真正日本」に回帰、復
興する事は、恐怖以外の何ものでも有るまい。
過去に行ない、現在も行なって居る虚構、虚言
、謀略に基づく反日宣伝、日本攻撃のウソ八百
と悪質性、危険性が、白日の下に曝されるからで有る。

昭和三十九年の「日中記者交換協定」以後、「朝日」は中共の下僕、工作員の地位を甘
受して、同業他社を追放し、「文革礼賛報道」を独占した。
「中共プレス・コード」とも表現すべき中共の言論・報道統制支配の下で、中共当局が
創造、捏造した処の、有りもしなかった「平頂山事件」「南京大虐殺」等々の「反日創
作虚構」を、恰も歴史的事実であるかの様に認定し、無批判に報道、宣伝した。
「朝日」は中共の対日「加害者意識創出工作」の特務機関役を担い、「日本性悪説」の
流布、拡張、定着に最大限の貢献を果たした。

その「反日洗脳」の成功に気を良くした反日朝日は、所謂「戦中・戦後」数十年間も、
誰も問題にしなかった「戦地女郎屋」での、主として「朝鮮系慰安婦」に依る日本軍将
兵に対する性的収奪ー内地よりも不当に高額ーの事実を、事実とは逆に、我軍将兵を加
害者として報道、宣伝した。
その結果として、反日韓国、北鮮、中共等が、朝日を悪用して「日本軍性奴隷悪用」の
「反日神話」を捏造、宣伝、悪用した。

それに抗議、反論、否定しない「偽日本政府」の売国的姿勢とも相まって、今や、吾等
の父、叔伯父、祖父は、「強姦魔」かその共犯者と国際的に認知されて居るので存る。
吾等の同族、同胞を、事実に反して、不名誉極まり無い「強姦魔」に貶めた朝日新聞及
び偽日本政府の罪科は、「万死」処か「億死」に当たる大罪と断罪すべきで有る。

だが、その「朝日新聞」も、日本共産党の正統なる評価に依れば「ブルジョワ新聞」即
、「資本主義」の利潤追求を目的にした一私企業に過ぎない。「反日・自虐・売国・親
韓・拝中」報道が、「GHQ反日体制」下での一定の利潤追求に寄与したからこそ採用
したものの、昨今、余りにも露骨な中共の対内弾圧、対外侵略政策を受けて、日本国内
で中共の評価が急落するや、最早、朝日一社の中共弁護では事実の隠蔽が不可能に成り
、中共との「心中」を恐れた朝日は、昭和二十四年の中共建国以来、初めて、前年から
「中共批判」を強めて居る。

「民主派抑圧」「ウィグル弾圧」等々、最深の配慮を加えつつ、対中共批判を連発する
朝日の宗旨替えの傾向は、大いに結構な社会現象では在る。
だが、反日隷従朝日とて「一寸の害虫にも一分の魂」の意地が在る。更には、七十年近
くの「反日体制」を支え、獲得した権益、利潤、権威、権力、人脈、読者、視聴者等々
への、義理建て、言い訳、人情、責任等々への配慮も重視しなければならない。

「反日暴虐中共」の支配から離脱したとて、「愛国、日本万歳」路線には、到底進路変
更は出来ない。
旧来の「反日保守」を結集して、「反日共闘」体制の樹立を画策、陰謀して居るので存
る。
「秘密保護」「集団的」等の問題で、紙面に登場させた人物は、政権党からは野中、加
藤、与謝野等々の「反日保守」政治屋共、無論、旧社会党、共産党関係者から、反共の
創価学会迄、共通項は「反日」しか無い人達で、国民各界、各層に「日本復活」の恐怖
感を掻き立てて煽り、「反日共闘戦線」の構築を狙って居るので在る。

wakamiya「反日体制」は継続されて居るので
在るから、「朝日」は、「親中」を
捨てた場合に頼る相手として、より
本質的に反日な「米国」に焦点を
定めた。
「米蘇冷戦体制」の下で、蘇連を支
持して、一見「反米」を社是として
いた「朝日」も、所詮は、「GHQ」
と言う「オシャカ様」の掌で「反日・米国批判」の役割分担を充てがわれていた「反日
傀儡人形」に過ぎなかった。
今、真正日本が、日本民族の根底に流れる心情から復活、復興しつつ在る現在、「日本
国民の敵」「日本民族の裏切り者」「日本国益の破壊者」「日本民族絶滅の手先」等々
の栄誉を誇る「朝日新聞」は、最後の保護者、即、日本民族最悪の敵対者たる米国に、
自己の安全と利権の保護を依頼する他無く成ったので有る。つまり、宗旨替えの醜態を
晒して居る。

「反日保守」の総元締めたる「米国」

ー「米国及び米国的なるもの」の根絶をー

「反日朝日」が、日本民族の正統な自己覚醒、独立意識から、弾劾、糾弾、追放される
予感は、朝日新聞幹部の意識を悩ませて居る。
反日宣教活動を続けた「創価学会=公明党」が政権与党たる「児眠党」権力にすがって
、自己の存在を安泰たらしめ様と図る様に、反日朝日も又、より強力な権力の保護下に
自己の保身を図って居る。

元より、朝日が「反日保守」の最高権威として死守すべき「日憲」及びその「九条」を
創り給い、下し置かれたのは、嘉永六年の黒船来襲以来、反日の中心勢力で在った米国
なので存り、米国への従属、帰属は、反日朝日当然の先祖帰りで存る。

蘇連や中共、北朝鮮の「反日」に期待して居た朝日に執って不運な事に、蘇連は歴史的
必然性から自壊、崩壊し、北鮮は所謂「拉致犯罪」で頼る訳には行かず、中共はその余
りにも露骨な周辺諸国への侵略的態度と国内少数民族等への弾圧で、かなり距離を置か
なければならない。
結局の処は、「児眠党」と同様に、「米国旦那」に身売りする他無いので有る。

だが、反日米国と反日朝日は「利益共同体」では有っても、「運命共同体」では無い。
「反日」の共通項は有っても、朝日が頼る米国は、七十年近くも前の米国で在る。
「日憲」に象徴される、何が何でも「日本及び日本的なるもの」を破壊、絶滅しようと
する当時の米国の政策や価値観で有る。
現在の米国に依る対日政策は、より余裕の有る大局的な戦略目標を掲げている。

米国の事実上の保護国に過ぎない「偽日本」は、七十年近くも、反日連合国及びその手
先国に隷属して「奴隷の平和」に安住して来たので、「無外交」故に一貫して「反日・
自虐・売国・金バラ撒き害交」を堅持して来た。

然し、国際環境が変化すれば、当然ながら独立国たる米国の外交政策は変化、変質する
。昭和二十年の段階では、日本やドイツの復活復興を恐れた米国は、両国から一切の軍
事的要素を破壊、追放した。
だが、昭和二十三年の「ベルリン封鎖」や同二十五年の「朝鮮戦争」の勃発で、蘇連と
の対立が深刻化するや、連合国に危険の無い範囲内での日独両国の再軍備を要求し、米
国に依る世界支配秩序の一部分として利用し始めた。

其処には、単に、軍事的補完勢力としての利用価値のみならず、中古兵器の売却先、高
価な新式兵器の輸出先と言う経済的利潤追求の動因も在った。
米国は、蘇連、仏国、英国と並ぶ世界最大の武器輸出国で、所謂「死の商人」と呼ばれ
る汚い貿易を行なって居る。

カラシニコフのAK-47

カラシニコフとAK-47

近年、死去した蘇連のカラシニコフは、AK四七小銃
を設計して、個人としては、所謂「戦後世界」で最も
多くの人命を奪ったが、国家として、武器輸出で最も
多くの人命を奪ったのは、米国で有る。

 

 

 

 

昭和三十五年から直接的には十三年間、間接的な関与の終り二年を含めれば十五年間も
の歳月を掛けて失敗した米国の所謂「ヴェトナム戦争」、実態は「ヴェトナム侵略」で
、米国は大いに疲弊、混乱したが、一日一億ドルー当時は一ドル三百六十円ーとも言わ
れた膨大な戦費は、米国国内の軍産複合体に巨額の利潤を齎すだけでは無く、日本を
「兵站基地」として最大限に利用した。
当時、大阪府東北部に在った小松製作所の大工場には、修理を待つ米軍の戦車が列を為
して居たと言う。所謂「ヴェトナム特需」で有った。

昭和五~六十年代には、大戦争を直接的に行なう事は無く、所謂「イラ・イラ戦争」で
のイラク・フセイン政権支援、アフガン反蘇ゲリラへの軍事援助等の代理戦争を画策、
操作するだけで有った。
だが、平成の御代に入り、蘇連の混乱、崩壊が確定するや、米国は、それ迄利用して居
たフセイン政権を悪用して、「フセイン=悪の権化」としての心理・宣伝戦を展開しつ
つ、西南アジアへの露骨な石油強奪戦争を始めた。
米国言う処の「湾岸戦争」で遭った。

自衛隊による洋上補給支援活動は11年間に及んだ

自衛隊による洋上補給支援活動は11年間に及んだ

その後のアフガンへの侵攻、
第二次イラク侵略等でも、
米国は、日本を一貫して恫喝
して金品や兵員を提供させた。
現在でも、あの混迷極まる汚
職だらけのアフガンへの援助
額第二位は、米国に次ぐ
「偽日本」で有る。

 

 

 

 

以上、簡単に「戦後日米略史」を指摘したが、その根底に在る米国の基本戦略は、「皇
國日本」「独立国日本」の復活、復興は、あらゆる手段を悪用してでも阻止、妨害する

現状の米国保護国たる日本は、徐々に「米国化」して、米国の一部に組み込んで行く、
と言うもので、「TPP」なるものは、その第二段階で有る。第一段階は、所謂「小泉
改革」と称する竹中某等を先頭にした「米国基準」、日本国内導入政策、即ち「米国化
」で遭った。

これ等の現在的な反日米国の対日政策と、反日朝日の米国依存とが、完全に一致する事
は有り得ないが、過去に於いて実在し、現在に於いても国民の底流に厳然と存在し、蘇
りつつ在る「日本及び日本的なるもの」を「否定」すると言う共通理念では、利害が一
致して居る。
だが、「特定秘密保護法」や「集団的自衛権」は、日本側から提言させてはいるが、実
際には米国及び米国の代理勢力が陰の主役で在る。
米国に執って、略、無害化させた日本の軍事力を利用すれば、アジア方面での軍事的、
経済的負担は激減する。

一方、日本に執っては「普通の国」に近づく利点は有る。だが、根本的な部分では、従
来と同様に「米国の米国に依る米国の為の」「秘密保護」「自衛権」なので存る。
米国を利用して、我国を「普通の国」即「独立主権国家」への恢復、再興を目指す程の
政治家は、現状では極少数で有る。

それとは逆に、日本が独立主権国家に復活する事は勿論、普通の国に近づく事にさえ、
感情的且つ病的に警戒、反対する朝日新聞に代表される反日勢力は、米国等の反日的体
質を十分に認識して、「日本」の危険性、暴虐性を内外に喧伝しまくって居る。
「敵は本能寺に在り」で有る。
まず、国内の敵を粉砕、撃滅、撲滅する事が喫緊の民族的な課題である。

「愛国保守」即「國體護持」の確立を

ー日本民族悠遠の価値観護持の体制ー

人間個人に「種族保存」「生命維持・継続」の欲求、本能が内在して居る様に、何処の
民族にも生存、存続への願望と義務感が存る。
然りとて、弱肉強食の国際社会に在って、過去に於て幾多数多の民族が滅亡して居る 。
現在も多くの民族が滅亡しつつ在る。
現下の「偽日本」でも、吾等「真正日本民族」は「絶滅危惧種」と認定されても可笑し
くない程に、「非日本化」の汚染が蔓延して居る。

民族を民族足らしめるものは、「言語」で存ると指摘したが、当然、その言語に因って
長年に渡り形成されて来た「価値観」も、民族を民族足らしめる要素で有る。
我國では、古来「「言霊(魂)」信仰が存在し、「言の葉」が大切にされた。「万葉集
」では「言霊の幸(さきは)ふ國」と歌われ、「言の葉」とは「和歌」を意味する場合
も在った。
つまり、我國では、民族共通の霊力を有する「國語」が、同時に、民族の存在証明とし
ての「価値観」を意味しても居るので存る。

そして、その民族的な価値観、「日本的なるもの」を総称して、我國では、「國體」、
「くにがら」と表現して居る。
それ故にこそ、六十九年前の「終戦」の前後には、多くの官民の別を問わない烈士、烈
女が、「國體護持」即「日本民族存続」の為に、肉体的生命を自ら放棄して、民族悠久
の大義に生きる選択を決意されたので存る。

作詞:大伴家持

作詞:大伴家持

烈士、烈女のみならず全国民が歌った「海行かば」は、
万葉の昔から詠い継がれて来た。
国歌「君が代」も「古今集」から愛唱されて居る。
正に、世界に冠たる我國の「くにがら」で有る。

だが、遺憾ながらこの「GHQ反日体制」下の「反日
洗脳」に拠って、「國體意識」は抹殺され、或いは否
定的評価を強要され、今や、我國は「亡國」寸前、我
民族は「絶滅」の危機に瀕している。
単一民族国家たる我國、そして我民族の存亡は、一に
「國體」の存否に懸って居るので有る。
我國の「國體」を御体現、在らせられる御皇室の御存在は、歓喜、恐懼の極みでは有る
が、君側の奸たる宮内庁に國體意識を抱懐す人士が、果たして幾人居る事か。

この六十九年間、遺憾ながら吾等「國體護持・ 保守」

君側の奸と言えばこんな人も・・

君側の奸と言えばこんな人も・・

勢力は、所謂ジリ貧状態を続けて来た。
現在、日本回帰の社会現象が高まっては居るがそれは
飽く迄も「普通の国」指向の傾向で有り「皇國再興」
「皇軍再建」「國體保守」の意識迄には高まっていな
い。
吾等、真正日本勢力は、現下の「反日体制」の矛盾、
問題点等々を声高に鋭く暴き、現体制を打倒して、
「皇道」を宣布しつつ、社会的主導権を掌握して、
既存の同志、同憂団体等とも連携し、「尊皇・愛國・
独立・自尊」の本来有るべき「体制」の構築を目指し
て行かねばならない。

温厚篤実にして、言挙げ、争闘を忌避する日本民族古来よりの民族性から観れば、その
様な闘争的活動に尻込みする君子も多いでは存ろうが、民族滅亡を前にして、悠長に構
えては居られない。
既に、国内では「反日」「非日」「否日」「嫌日」「脱日」の勢力が、体制の支配権を
牛耳り、国外では「反日連合国」及びそのお零れにあり付こうとする「ハイエナ国家群
」が、日本民族への攻撃と三千兆円の日本国富収奪、略奪を目的に蠢いて居るので在る

反日体制に支配されて居る偽日本政府は、常に「謝罪、反省、逃げ、言い訳、誤魔化し
、話し合い、協力、賠償、援助」等々でその場凌ぎを続けて来た。
だが、国家が侵略され、民族が滅亡しかけている現在、「挙国一致」「一億一心」の愛
国体制を確立すべき時なので

nakagawashoichisenseikugiri5

 

 

 

 

 

 

 

 

【皇土逍遥 文月】

大阪府 茨木市

茨木神社

ibarakijinjya茨木市の中心部に鎮座します茨木
神社の入り口には、祈願項目が列
挙されて居るが、その中に、
「国体護持」が在る。一般の神社
では、「家内安全」「交通安全」
等の私利私欲追求が多いが、この
神社の姿勢を学ぶべきで存る。

京都府 長岡京市

 

 

勝竜寺城跡

shoryuji南北朝初期に、細川氏が築造し、
「山崎・天王山の合戦」に際して
「明智光秀」の居城と成った。

 

 

 

 

 

京都府 八幡市

飛行神社

 

hikojinjya

この神社には、小惑星探査機はやぶさの開発関係者が、成功を願って訪れています。

ライト兄弟よりも早く、ゴム式
プロペラ飛行機で空を飛んだ二宮
忠八翁が大正四年に創建した。

 

 

 

 

 

 

 

零式艦上戦闘機 機首部分zerosiki kisyububun

飛行神社内に在る。昭和五十八
年に岸和田市で海中から帰還。

akatonbo

第二百四十六号 【多発する国際危機】

平成二十六年水無月十五日発行

吾等平成維新の神風を巻き起こさん

                 撣亳 田中正明 先生

 

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族と共に皇道を 邁進せん

 

katuranomiyasama奉呈 哀悼の至誠

桂宮殿下 御薨去

 

        皇紀二千六百七十四年 陽暦水無月

       國體護持圑體 一日会 草莽一同

 

【多発する国際危機】

ーその現状と原因、解決への方途は如何にー

中山 嶺雄

(全世界に溢れる「危機」)

一昨年の衆議院選挙で、自民党の勝利が確実視されてから、株価は上昇を続け、安倍政
権発足以後、「アベノミクス」なる造語と、山師黒田日銀総裁の経済学を無視した放言
と政策で、経済は拡大傾向を示した。
無論、狡猾な「外人投資家」は、その株価上昇過程を狙って多額の利鞘を稼ぎ、前年五
月の株価急落を招いた。現在、日本の株式市場に占める「外人」の割合は過半数を超え
ると言われ、外人の売買動向で株価は決定されるので有る。

前年後半、日本の企業業績は好調で有り、史上最高の経常利益を挙げる会社は多かっ
た。 その傾向は現在も継続して居る。
だが、株価は、企業業績を反映する程には、上昇しなかった。昨今、株価指数は一割程
度上昇したが、上値は重い。外人が売り逃げして居るからで有る。
その原因は、世界各地で頻発して居る「危機」への警戒感に在る。

「イラン危機」「シリア危機」「クリミア危機」「ウクライナ危機」、そして昨今急速
に浮上した「イラク危機」等々、平成二十年の所謂「リーマン・ショック」以後だけで
も同時並行的に「危機」が発生し、その多くは居座った儘で在る。危機で暴落する恐れ
の有る危険資産で有る株に安心して投資する者が少ないのは当然で有る。
世界経済の不安定は、人類のあらゆる分野に影響を与える。
ならば、何故、「危機」が多発するので存ろうか。

(「危機」を創作、演出する陰の主役)

国際社会での「危機」発生原因は、「領域」「宗教」「民族」「経済的利権」「価値観
」等の相違、対立に有り、それ等の複合的な連関に起因して、自然発生的に、或いは意
図的に顕在化する。

例えば、今回の「イラク危機」での問題点は、「イラク分裂」「イスラーム宗派間抗争

サダム政権は崩壊したが、イラクの人々の生活は今なお混迷のまま

サダム政権は崩壊したが、イラクの人々の生活は今なお混迷のまま

」「国際的石油供給」の三点で有るが、その
多くの原因は、西欧米、ロシア、イラン、ペ
ルシア湾岸スンナ派君主国等の意図的な工作
謀略に拠るもので有る。

今回の火種は、「ISIS」と呼ばれるイスラー
ム教スンナ派原理主義勢力に依るイラク第二
の都市モスル制圧から国際問題化した。
彼等の多くは、シリア内戦に反政府スンナ派
支援の為にイラク国内から志願したスンナ派
イラク国民で存る。
シリア内戦を通じて、湾岸スンナ派諸国等か
らの軍事、資金援助を受け、実践体験で強力
な戦闘勢力を育成して、イラクに回帰して来たので有る。彼等の目標はイラクに於け
るスンナ派イスラーム政権の復活、復権で有り、一言で表現するならば、「サッダー
ム・フセイン、スンナ派政権」のより強力な、より広範囲での再興で有る。

その可能性を具現化した「シリア内戦」を引き起こしたのは、他の所謂「アラブの春」
を焚き付けられた諸国と同様に、「独裁反対」 「個人の人権尊重」を「価値観」とす
る西欧米諸国に因る「反政府扇動」で有った。
その種の扇動を利用しようとした現地の親欧米世俗主義者達は、圧倒的多数のイスラ
ーム ・スンナ派勢力に駆逐され、「アラブの春」は、現実的には「イスラームの春」
で存った。

だが、シリアでは、リビアで対西欧米妥協策が失敗したロシアの反省の結果、同国の
シーア(アラウィ)派アサド政権支持に拠って、同政権は支配権を失わず、イランの
全面的な支持も有って、三年間を戦い抜き、レバノン・ヒズボッラーの参戦も遭って、
今や国内で優位に立って居るので存る。

所謂「アラブの春=イスラームの西欧米化」を目的にした西欧米諸国の政治的、価値観
的、経済的侵略は、シリアで阻止されたと言って良いであろう。このシリア内戦の基
本的動因は、西欧米の「民主化」的価値観で有ったが、現在の「イラク危機」は、当
然ながら平成十五年の米国に依るイラク侵略の事実無くして理解出来ない。

「大量破壊兵器」を隠匿して居るとの名目で、世界埋蔵量二~三位とも言われたイラク
の石油資源強奪を目指し、父に倣って米国石油資本の利益の為に、「ブッシュ二世」が
国際的「多国籍軍」を侵攻させ、フセイン独裁政権の下で安定して居たイラクの秩序を
破壊したので有る。

イラク・ドミズ難民キャンプに身を寄せるシリア難民の子どもたち

イラク・ドミズ難民キャンプに身を寄せるシリア難民の子どもたち

当時、当「神風」紙上で、愚生は
イラクの三分裂を指摘して居たが、
既に数年前から「クルディスタン」
は事実上、イラクから独立して居
た。
今回の「イラク危機」では、シリア
東北部のクルド民族居住地区がク
ルディスタンに併合される可能性
=即、シリアの部分的分裂が予測
され、レバノンもシーア派ヒズボ
ッラー主導の下に分裂する可能性
が強く、シリア砂漠周辺のスンナ
派がレバノン、シリア、イラク、
ヨルダン、パレスティナに点在す
る国家を樹立する可能性も有る。

 

(本稿、執筆中、ラマダーン開始の六月二十九日、「イスラーム国」の
樹立が宣言されたが、問題点も多い。)

元来、現在の国境線は、百年前の「欧州大戦」の結果、トルコから領土を奪った戦勝国
たる英国とフランスが、「サイクス・ピコ協定」で、地図上の緯度、経度に基づき勝手
に国境線を線引きしたものに過ぎないので在るから、その正当性、合理性には問題が有
るので存る。

不確定の要素が重複する西南アジアの動乱要因を国際社会の裏表で画策、謀略を続ける
最大の「紛争屋」は、無論、米国では存るが、平成九年前後の東南アジア金融危機でも
暗躍して暴利を貪った「国際投機資本」も動乱を弄ぶ勢力で有る。同様に「国際石油資
本」等も、利潤追求の為ならば、人が死のうと自然が破壊され様と、一向に意に介さぬ
非人間的守銭奴、拝金教徒達で存る。

「イラク危機」一つ取っても、同国内外に実在、山積する動因と問題点は、同問題の解
決が事実上困難、不可能で有ると言う事実を物語って居る。
「危機」「動乱」を創り、煽り、利権、利潤、正義感等々を追求しようと身構えて居る
反民族、反人類勢力が全世界に蠢いているので在る。

(結果としての「危機」を生み出す価値観)

連続発生して山積する「危機」では有るが、それは前述の様な原因の結果として生み出
されるので有る。
多様な原因の中で最も基本的な要素は「価値観」で有る。
世界中の総ての人間が、主として「言語」の共通性を基にして何れかの「民族」に所属
するが。その「民族文化」に起因する「民族的価値観」と、民族を越えて宗教、思想等
に基づく「超民族的価値観」に大別出来る。

数多くの価値観が、各々単独で独立して存在して居れば、国内は安定し、国際紛争等は
少ない。江戸時代の我国や乾隆帝統治下の清、ルイ十四世統治下のフランス、太陽信仰
のインカ帝国等で在る。
だが、価値観が接触し、対立をすれば国際紛争が発生する事も有る。特に、唯一の「絶
対神」を崇める「一神教」と、自らが信じる真理を「絶対的真理(或は普遍的真理)」
と確信する「一真思想」の価値観が対立、衝突した場合には、深刻な混乱、紛争が生起
する。
ルーテルに依る「宗教改革」の後に、ドイツで発生した「三十年(宗教)戦争」を終結
させたのは、人智に依る和解では無く「ペスト」の大流行で有った。

丁度百年前、「欧州大戦」が勃発し、トルコを含む四大帝国が滅亡し、世界の主要部分
で「身分制度」が否定され、欧米の枠内では在るが、「民主主義」なる「思想」が「戦
勝国」の思想として欧米の支配的な潮流と成った。
だが、所謂「フランス革命」で三十万人もの人々をギロチンで虐殺した事に因って成立
したその「民主主義」には、英仏米等々の所謂「ブルジュワ民主主義」と蘇連を中心と
する「人民民主主義」、そして「民主原理主義」とも称すべき「無政府主義」とが対立
した。
彼等に共通する理念は、社会の既存支配秩序からの個人の自由と権利の保障で有る。
だが、「私有制度」の是非を巡る根本的な対立から、資本主義勢力と無産者勢力が、国
家対立をも交えて、決定的な抗争を発生させた。

その対立は、「民主主義」の欺瞞性、反道徳性、破壊性に気付いた「ファシズム」「ナ
ツィズム」の興隆と言う共通の敵に対して、一時的に共闘路線を採択する事で沈静化し
た。
だが、第二次大戦が終了すると、直ちに「民主主義」の正統争いと国益追求の熾烈な対
立、抗争が再燃した。
所謂「冷たい戦争」の勃発で在る。

其処では、「私有制」の是非と「国家利害」の対立で、所謂「危機」が世界中を震撼さ
せた。「第三次世界大戦」即「全面核戦争」勃発の「危機」で存る。
則ち、「価値観」の相違の結果として、人類を滅亡させる程の「危機」が発生したので
存る。その事実は、「一神教」から生まれた「一真思想」の危険性を物語って居る。

(米国が「鎖国」すれば、「危機」は激減)

米蘇「冷戦」は、アフガン侵略に失敗した蘇連の「総合国力」とも表現すべき存在力の
低下から平成三年の蘇連解体を招き、蘇連の自滅に終わった。別に米国が積極的に勝利
した訳では無い。
その証拠に、同年、米国が行なった「第一次イラク侵略(米称、湾岸戦争)」で、フセ
イン政権を打倒出来ずに、僅か人口二千万人のイラクの一部を占領する事さえ出来なか
った。
つまり、「ヤルタ体制」の一方の主役たる米国も、既に主役の座から追い落とされて居
たので存る。

だが、過去の世界支配の栄光を忘れられず、衰えたりとは雖も猶、世界最強の軍事力を
保有して居る現実から、米国は、自国の「民主主義」の「価値観」を、今猶、全世界に
押し付け続けて居る。

以後「リメンバー9.11」を合言葉に世界的な危機感を大演出し、多国籍軍によるアフガン侵攻が始まった

これ以後「リメンバー9.11」を合言葉に世界的な危機感を大演出し、親米国を集めた多国籍軍によるアフガン侵攻が始まった

旧ユーゴ・スラビア連邦解体を
巡るバルカン半島への軍事介入、
アフガンのアル・カーイダ基地
への数百発もの巡航誘導弾攻撃、
更には平成十三年の所謂「同時
多発テロ」を受けての「アフガ
ン侵攻」、翌々年の「第二次イ
ラク侵略」。其処で手痛い反撃
を受けて撤退、若しくは同様の
介入を見合わせると思いきや、
然には非ず。チュニジア、エジ
プトの安定政権を、「独裁」故
に民衆を煽って打倒し、リビア
では、制空権を奪ってカダフィ
政権を崩壊させた。シリアでは、
ロシアの介入でアサド政権の打
倒に失敗したが、今猶、アサド追放を望んで居る。

アメリカ軍のよる爆撃の犠牲となった少女

アメリカ軍による爆撃の犠牲となった
少女

各々の国民の人権と生命を守る名目で軍事侵
略を展開した米国、米軍では在るが、国に選
っての相違は有るものの、米軍が殺害した数
万、数十万人以上の同国人を殺した独裁者は
皆無で有り、数百万人もの難民を出した独裁
者も居ない。米国及び米軍は、「民主主義」
と「人権」の名の下に、夥しい人数の諸国民
の生命を奪い、財産を破壊、放棄させ、生活
と居住地を奪ったので有る。
然も斯かる暴挙は、明治中葉から後期に掛け
ての「ハワイ王国」侵略、併合以来、一貫し
て継続して居る対外膨張、侵略政策の一環な
ので有る。

敢えて附記するならば、我國が強いられた
「大東亜戦争」も、この米国に依る対外侵略、
膨張性向に依る被害の一断章として、世界史
的に認識、把握すべきで有る。
斯かる米国に因る人類への犯罪行為は、単に
政治的、経済的、軍事的なそれに留まらず、
精神文化的思想面での、「反人類的思想・発
想」を悪用した、全人類及び大地自然への破壊、敵対行動に存る。

則ち「リバティー」と「フリーダム」を最高の「価値観」とする米国「民主主義」は、
人間に内在する動物的本能の無制限な充足を正当化し、物欲を充たす為に「地球的限
界」を超えて「拡大再生産」の愚を犯し続けて居る。
又、「平等」意識の定着の結果、社会は個人に分断され、家族的、地域的、民族的、
国民的紐帯が、日々希薄化されて居る。
則ち、「社会的動物」たる人間の生活基盤で在る「人間社会の解体」が急速に進行して
居る。換言すれば、社会性を喪失した無味乾燥の個人が、ひたすら動物的本能を充足さ
せる為に必要な金銭の獲得を目指して、他者や環境への配慮も無しに、利潤追求のみを
目的として生活すると言う「不毛な社会」を現出させて居るので有る。

米国が、二百年近く前の「モンロー主義」外交政策に回帰すれば、世界の紛争や危機は
数割減少するであろう。
更に、若し仮に、資源豊富な米国が「鎖国」を実施すれば、世界の危機や混乱は半減す
るに違いない。
重ねて指摘して置く。
本能充足の為の「自由」と「権利」を是認、推奨し、その手段としての「利潤追求」を
際限無く承認すると言う米国型「民主主義」と「資本主義」、そしてそれを可能ならし
める「欧米物質文明」は、確実に人類を自滅への道に追い遣って居る。

(「第二の米国」たる鬼子兄弟国「中共」)

支那も広大で地方色が濃厚な為に、一言で「支那はこうだ」と一括りに断じる事は出来
ない。
だが、歴史の示す処に拠れば、支那では漢民族と異民族とが交替で天下を支配して来た。
我國の明治期迄は、三百年近くも満州民族が支配する「清王朝」が続き、明治四十五年
の「辛亥革命」で漢民族の共和国が成立した。
「中華民国」と言う漢民族の国家は、「孫文」の「三民主義」と「蒋介石」の政治力で、
満州王朝の色彩を払拭し、軍閥割拠の情勢ながら、徐々に統一を進めて行った。

だが、「ロシア革命」後に上海で「中国共産党」が結成され、蘇連の「一国社会主義」
路線が確定すると、「コミンテルン」の支配下に設定された「中共」は、事実上、蘇連
の間諜、謀略、後方撹乱を担当する「親蘇・反漢民族」の「売国奴」組織の性格を強め
た。
当然、民国政府の弾圧と取締りを受けて、最終的に陜西省「延安」に逃げ込み、異質の
地方軍閥として潜伏した。

その後、昭和十一年からのスペイン内戦に際して、コミンテルン(蘇連)が所謂「人民
戦線」方式を採用するや、中共は「西安事件」を起こして蒋介石を取込み、「盧溝橋事
件」を謀略して、国民党と日本の武力衝突を惹起させ、支那人民の塗炭の災禍の上に「
漁夫の利」を占めるに至ったので有る。
大戦後、日本軍が撤退、シベリア抑留されるや、その兵器を悪用して「国共内戦」を有
利に展開し、結局昭和二十四年、親蘇売国奴組織たる「共産党」の支配する「中共」即
「中華人民共和国」の成立と成った。

元来、漢民族とは無縁の蘇連ボルシェヴィキの手先たる「中共」は、民族同胞意識より
も階級闘争意識を優先させ、全国各地で「資本家階級」「地主階級」「知識階級」等に
属する漢民族を数百万人単位で家族ぐるみ虐殺して行った。
その残虐性、非人間性、闘争至上主義は、現在でも一貫して強烈に保有して居る。

王朝交替の目まぐるしい支那では、隆盛に向かう「運気」が衰弱すれば、「天命」に依
って支配権力を失う。
「中共」も又、支那を支配する権力者として、その原則を知って居るが故に、政治権力
掌握過程で体験、熟知した闘争、膨張、反対派弾圧、危険分子の除去等、体制が崩壊す
る迄、徹底的に継続させるであろう。

その現在的証明が、東支那海、南支那海での、余りにも露骨な領域侵略、資源収奪を目
的にした「中共」の蛮行で有る。
「中共」は、その侵略行為を「核心的利益」と表現して正当化しようとゴリ押しする。
だが、一般の支那人には、その様な意識は殆ど無い。その種の「利益」は、「中共」と
その幹部達のそれで有って、自分達とは無縁の「利益」に過ぎない事を知悉して居るか
らで有る。

「人民」から懸け離れた「人民共和国」を支配する「中共」は、歴史尺度では然程遠く
無い将来に予測される「中共滅亡」「利権喪失」迄に、如何にして一家、一族で財貨を
貯め込むかに関心が集中し、その「中共帝国の滅亡」を先延ばしする為に、対外的にも
対内的にも緊張状態を創出すべく、周辺諸国への侵略、侵出を強め、膨大な公安予算を
投じて国内の少数民族や反体制派の大弾圧を続けているので有る。

「東京」「広島」「長崎」等々の「大虐殺」を「民主主義」の名の下に犯した「米国」
と同様に、数百万人単位の同胞大虐殺を平然と犯して来た「中共」は、自己の都合や論
理の必要が有れば、何時如何なる時でも想像不能の暴虐行為を、実務的に実行出来るの
で有る。
現在の時点では、欧州や米州迄侵出する能力、実力は無いが、周辺アジア諸国、諸地域
への侵略は十分に可能で有り、事実、尖閣諸島や新南群島では、連日の様に侵略行為を
重ねて「実効支配」の意識付けと、更なる侵略を企んで居るので有る。tyugokuniyorusinryaku

一方、国内では「中共」の独裁支配を維持する為の「社会主義」「共産党」は在っても、
経済の実態は、露骨な「資本主義」で運営されて居る。
則ち、「中共」と言う支配階級が、原初的資本主義の労働者抑圧手法で、階級支配利益
を極限に迄追求し、勤労者を虐待、搾取する歪な社会を現出して居るので存る。
然も、政治的自由を奪われた支那大衆は、営利、経済に関心を向ける他無く、異常、異
様な「投機」で私利私欲を追求しようとして居る。不動産、書画骨董、美術品から始ま
って切手、硬貨等々、偽日本の所謂「バブル期」と同様、或いはそれ以上の「砂上の楼
閣」的経済が、中共社会を狂騒させて居る。

所謂「シャドウ・バンキング」なる不正常、不正規の金融方式で、事実上前年から中共の
金融市場は崩壊に瀕しているにも拘らず、中共当局に依る事実隠蔽工作で今猶「バブル」
は表面的、部分的に続き、本年大手企業「アリババ」が売り出した金融「理財商品」は、
第一四半期だけで十兆円近くもの売上げを出したとも言う。

極く近い将来、この異常な「中共」の現実が崩壊するのは、小学生でも予測出来る。
だが、「社会主義」で支那民衆を大虐殺し、「資本主義」で支那の大地自然を徹底的に
汚染、汚濁させた「中共」は、崩壊の過程でも、必ず支那人民のみならず、周辺諸国民
に対して多大な加害を加えるに違い無い。
「米国二世」とも称するべき、他者の迷惑、被害を一切度外視して、自国の論理や価値
観を他国、他民族に強要する「中共」の外交・軍事姿勢は、周辺諸国に取っては脅威で
有る。
だが、この「偽日本」に取っては格好の民族独立意識の覚醒、啓発を招く良薬に成るか
も知れない。

(「民族独立・自治」「知足経済」の実現を)

現下、多発する国際的「危機」の解消、防止を考慮するならば、その発生原因を的確に
認識し、未然にその原因を排除すれば良いので有る。

「民族対立」は、「全人類全人種共通民族」が形成されない限り、永遠に繰り返される
必然性を有して居り、簡単に解決出来る問題では無く、又、無理に解消すべきでは無い。
全世界数千の民族が、各々独自の言語と生活環境から醸成された生活様式や民族文化を
保有して居り、その生活形態がその民族に取って最善、最適のもので存る筈であるから
で有る。

生活形態が西欧米化を加速する現在の世界で、非欧米諸民族の民族覚醒、独立傾向は、
好ましい傾向で有る。
何故ならば、「西欧米物質文明」の可視的部分のみならず、根底に存在する「価値観」
が、人類を滅亡の「危機」に追い遣って居るからで有る。

「宗教、宗派対立」は、「民族対立」よりも、範囲が広範、複雑に成り、解決がより
困難に成る。然し、過去のイスラーム教は寛容で在った。一部のクリスト教国の様に
異教徒を絶滅する事は無く、国内にユダヤ、クリスト等の異教徒の居住や職業従事を
許し、イスラームの慣習や価値観を強要する事は無かった。
現在、同教の原理主義派が異教徒等への排撃を行なっている背景には、逆にイスラー
ムに対する西欧米諸国からの「価値観」の押付けに対する反発、反感も有ると考えら
れる。

shiahaminnpei何れにせよ、宗教対立は、「多神教」的「寛容」、或いは
「一神教」的な「契約」に依って解決するしか無い。
最も完全な解決法は、唯一の「一神教」が全世界を支配す
るか、各宗教が一切接触を 断つかで有るが、既に地球上の
至る処に増殖した人類は、嫌でも異教徒と対峙せざるを得
無いので有る。

現在、最も強力な「一真思想」としての「民主主義」は、
非論理的な「偽日本」では「民主教」と言うべき宗教とも
成って、「民主」「人権」「平和」の呪文の下に、大多数の大衆が土下座して有り難
がって居る。
だが、前述の通り、「民主主義」とは人類本来の「社会性」を否定し、人間社会を
「個人」に分断して、個人の「権利」と「自由」を放任し、人間同士を対立、抗争さ
せる不毛にして有害な思想で有る。

その思想の支配下では、財力保有等の一定の条件を前提に、確かに「個人」は動物的
本能を最大限に充足可能かも知れない。
然し、高度の人間的充足感は、食欲、性欲等の本能的欲求から離れた知的、社会的実
存の中で得られる精神文化的なものなので有る。
人間の精神文化を否定する「唯物論」と共に「民主主義」をも否定しなければならな
い。

経済的分野でも、全世界で人類自滅への愚かな「拡大再生産(自然破壊)」活動が激
化して居る。
連日の様に、世界各地で発生している「異常気象」を見聞すれば、既に、人類社会は、
歴史的に観れば、滅亡寸前で在る事実に気付かねばならない。だが、今日安全ならば、
今、生きていれば永遠にその環境が継続すると漠然視している大衆が、圧倒的に多い。

現在の偽日本でも、安倍首相以下「経済の成長を」とか連呼している。愚劣窮まりな
い。
「皆で一緒に死にましょう」ーそれも低次元の動物的本能過剰充足の為ーと言って居
るのと同然で有る。
現下、世界の経済的「危機」を長期的に解決する基本的な方向性は、世界経済の「縮
小再生産」への移行と「自給自足経済」の確立で有る。

何も、困難な作業では無い。
三百年前迄は、世界中が国毎に、或いは村毎に第一次産業を中心にした「単純再生産」
で「自給自足」の生活に安住して居たので在る。
人類にも他の生物と同様に「種族保存の欲求」が有る。その欲求充足が「危機」に瀕
している現在、急速な経済構造の変革が要求され、同時並行して、政治分野での民族
的、維新的覚醒が義務付けられて居ると言えよう。

熊野の深山にて修行中の修験者

熊野の深山にて修行中の修験者

 

shikiri

 

 

 

皇土逍遥・水無月

徳島県 徳島県護国神社tokusimakenngokokujinnjya

県下出身の英霊三万四千三百柱
の御霊をお祀りしている。
平成十五年に、徳島市郊外に
遷座移転され、活発に活動を
行なってはいるが、市内城山
からの移転には疑問が残る。

徳島市 徳島城跡

「大日本駆逐艦追風」の
「記念マスト」

kinenmasuto日清・日露の戦役で活躍した
駆逐艦「追風」の帆柱を、昭和
七年に「徳島市海軍班」が創建
し、同四十一年の台風で倒壊し
た後に、同四十三年徳島県海交
会が復元したもので有る。
徳島城の「太鼓櫓」跡に屹立し
て、市内を見守って居る。

在りし日の「追風」

在りし日の「追風」

 

 

 

 

 

 

 

徳島市 眉山山頂

平和記念塔パゴダ

平和記念塔パゴダ

バゴダ

眉山山頂に、昭和三十三年、
「徳島ビルマ会」が完成させた。
大東亜戦争で東亜の解放の為に
ビルマ戦線で散華された英霊
六千二百十六柱の御霊を慰霊、
顕彰して居る。
高さ二十五米、国内最大級の
パゴダで、内部にはミャンマー
のウー・ヌー首相から贈られた
仏舎利も安置されて居る。

第二百四十五号 【ルイジアナ・テクサス・ハワイ・グアム・日本・ジャパン】

平成二十六年皐月十五日発行

吾等平成維新の神風を巻き起こさん

                 撣亳 田中正明 先生

葵祭 斎王代

葵祭 斎王代

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族と共に皇道を 邁進せん。

 

 

 

ルイジアナ・テクサス・ハワイ・グアム・日本・ジャパン

ー米国西侵、併合の犯罪的軌跡ー

中山 嶺雄

(米国、蘇連、中共の共通点)

ー際限無き闘争、膨張、拡大、侵略こそ 悪しき存在必要条件の加害者的体質ー

平成三年十二月、蘇連崩壊を受けて、全世界のマス・メディアは、米国に依る一極支配の予測
を報じて、偽日本の報道もそれに追随した。米蘇世界分割支配を規定した「ヤルタ体制」の一
方の極で在る蘇連が崩壊した以上、残る米国が全世界を支配するとの予測は、大方の支持を
集めて居た。

だが、愚生は、「世界戦国時代」の到来と断じる一文を呈した。既に、一極支配の能力を喪失
して居た米国が、単独で世界を支配するのは不可能に成って居たからで有る。
事実、平成三年の第一次イラク侵略(米国名、ガルフ・ウォー=湾岸戦争)では、所謂「多国
籍軍」を動員して、偽日本等から数百億ドルもの戦費を調達しながらも、イラクの直接占領は
出来なかった。
人口三億人を超える超大国たる米国が、人口二千万人のイラクを占領出来なかったので有
る。
米国は、零落、弱体化した。

ならば、米国はより内向きに、世界への関与を縮小、否定する方向に進んで行ったであろう
か。否、で有る。
米国は、平成十三年「九・一一事件」を悪用して、アフガニスタンのタリバーン政権を倒し、
全土を侵略、占領した。続いて、イラクに対しても埋蔵石油を狙って、第二次イラク侵略を
行ない、多数の同国人を殺傷し、一応は全土を占領した。

米軍による「誤爆」の連続で

米軍による「誤爆」の連続で
女性、子供を含む多数の
民間人死亡

その後、価値観の違うイスラーム世界への圧力を強めて、アラブ世界の一部の不満分子を煽
り所謂「アラブの春」なる反独裁、反イスラームの謀略を実行し、チュニジアではベンアリの
エジプトではムバラクの世俗政権を瓦壊させた。
だが、其処で民主的に成立したのはイスラーム政権で在った。同じく、リビアでもカダフィ
大佐を殺させて世俗独裁政権を潰したものの、同国ではシリア同様の内戦が続き、両国共に
無数の国民が殺傷され、難民と成って途端の苦しみを味わって居る。

米国の侵略性は、些かも変化しては居ないので有る。その侵略性は、建国以来の歴史に起因
して居る。
即ち、安永五年に東部十三州が英国から独立して以来、常に領土を拡張し続けて来た米国は
単に領土のみならず、文化面、思想面でも絶えず領域を拡大、拡張する民族的欲求に基づく
習性を獲得して、その意識から離れられないので有る。
曾てアイルランド系として初めて大統領に成ったケネディが当選した最大の理由は、「ニュ
ー・フロンティア政策」即「新侵略地開発政策」の夢を国民に提示したからに他ならない。

この対外侵略、膨張政策を国是として来たのは、米国ばかりでは無い。
露西亜、蘇連も同様に歴史上、常に対外侵略、領土拡張を続けて来た。
その民族性は、拡張、拡大、膨張が停滞、若しくは停止した時に、自壊作用を齎す。
露西亜・蘇連の東進南下政策は、当初は「大日本帝国」に拠って、後には米国太平洋艦隊に拠
って「東進」を遮られ、「南下」は昭和五十四年から十年間続いたアフガニスタン侵略の失敗で
阻まれ、結局は平成三年の「蘇連邦解体」で終幕を迎えた。

又、蘇連に創られ、支那を侵略した自称「中国共産党」も、米国や蘇連と同様の闘争性、侵略
性を存在必要条件として顕在させて居る。当初、蘇連の対外侵略特殊工作機関として設立さ
れたコミンテルンの支那支部として創設された「中共」は、闘争と侵略の常態化を当然とする
政治的、信仰的組織で在って、それ故にこそ、現在も東支那海、南支那海等々で、領域拡張
、対外侵略を継続して居る。
この蛮行が停止すれば、中共は内部から自滅する事を中共自身が知悉して居る故にで有る。

(米国西侵の歴史的事実)

ー四~五十年毎に、西侵する米国の野望ー

米国は、英国で宗教的弾圧を受けた宗教難民の移住から始まる。江戸時代初期から始まる歴
史は浅いものの、当初から植民地本国からの弾圧や自然の猛威等との闘争を経て、闘争的な
民族性を育んだ。
その結果、「ボストン茶会事件」を契機に独立戦争を起こして数年後に独立したが、最終的に
「共和制」を採用した。当時の欧州は、略全てが「君主制」で有ったので、当時の時点では、こ
の政体は特異なもので有って、米国民の自尊心と対欧州劣等感とを混在させる要因と成った。

その結果、独立後五十年程経過して、米国大統領モンローは、「モンロー宣言」を発し、欧州
と米国との相互不干渉を提言した。
当時の米国は、欧州から観て一植民地たる地方政権程度の扱いしか受けず、欧州では然程そ
の宣言を注目しなかったが、米国国内では、その後の外交政策の基本に成った。
則ち、先進欧州諸国、つまり東方には侵出する意志、意図を放棄したので有る。
だが、英本国から持ち込んだ「プロテスタンティズム(新教主義)」の勤労精神と、其処から
派生する資本主義的欲求は、開拓、独立で育まれた闘争心理とも相まって、領土拡張、新天
地の獲得への欲望を「自由」の名の下に展開して行った。

独立戦争に際して、大量に義勇軍を送ったフランスは、対英国戦争での多額の戦費を賄う為
に、ナポレオンが広大な米国植民地「ルイジアナ」を米国に売却した。
カリブ海から五大湖に至る広大な領域が米国領土と成った事で、米国の「西侵」は決定的に成
った。
因みに、最近では大多数の米国民が「チカゴ」と発音する様に成ったが、ミシガン湖南岸の都
市を「シカゴ」と呼んでいたのは、フランス植民地時代以来の伝統で有る。

その後、四十年程経って、旧フランス領に隣接した旧スペイン領メキシコから、米国はテク
サスを奪った。多数の移民を送り込み、一旦独立させて併合すると言う、現在露西亜がクリ
ミアで行なって居るのと同様の手口で有る。翌年にはオレゴンを併合し、弱国メキシコとの
戦争でその二年後には、カリフォルニアー現在よりも広大なーを奪った。
更に五十年程経って、太平洋を西侵し、例に依ってハワイ王国を侵略、共和国を樹立。四年
後には「米西戦争」を起こして、グアム、フィリピン、キューバを強奪し、ハワイをも併合し
た。
その約四十年後には、我祖国日本に対して理不尽な戦争挑発を続け、遂に「最初の一発」を我
国に撃たせる事に成功したので存る。

その間、大正年間には、モンロー宣言から約百年振りに、「欧州大戦」に参戦して、初めて「
東侵」を開始したが、それ迄の対外侵出の大部分は「西侵」で有り、その最終目標は、「日本・
支那」所謂「極東」で在った。
その過程で、原住民を虐殺、虐待した大陸横断鉄道とパナマ運河の建設は、有効な侵略装
置として最大限に悪用された。
支那への米国の侵出は、既存の欧州列強と日本の存在に阻害されたが、その中で最も弱い
国と見られた我日本へ、米国に依る侵略の矛先は向けられたので有る。

その結果、戦争屋たる米国大統領ローズベルト、ハル等の共同謀議に依って、我国を苛め
抜いて「大東亜戦争」を仕掛け、軍事的勝利を強奪した。米国は、日本を占領し、多数の基
地を置いてアジア侵略、支配の根拠地と為す事に成功した。
米国の「西侵」は、「極東」に到達したので有る。
だが、本来の目的で有った支那の利権獲得、支配の願望は、国民党重慶蒋介石政権が「中
国共産党」に敗北した事で達成出来ずに今日に至って居る。

米国型世界帝国確立への願望、夢想、妄想は、現在でも健在で、世界各地に手前勝手な自
己主張を強要して、東西南北への侵略を継続して居る。
だが、前進には後顧の憂いを減殺しなければならない。その最大の危険要因は、「日本の
再興」で有った。
一方的且つ悪質な戦争挑発と侵略を我国に対して行ない、国際法や人道、道徳倫理に違反
、違背した数々の筆舌に尽くし難い大虐殺等の蛮行を犯した米国は、首都ワシントンやニ
ュー・ヨークに日本から核報復攻撃を受ける恐怖感を常に抱いていた。

その危険性を排除するには、日本民族の絶滅しか無い、だが、一億の日本人を絶滅するに
は、数百万人もの米国軍将兵の生命と巨額の戦費を費消しなければ成らず、事実上は不可
能で有る。
然し、日本人個人の身体的生命は持続させては居ても、日本民族の民族的生命は絶滅可能
で有る。
則ち、「民族」を規定する要素は、言語、宗教、文化、伝統、価値観等で存るから、それ等
の要件から「日本的要素」を排除すれば、文化的共同体たる日本民族の精神文化的絶滅は可
能なので有る。
外観的には「日本人人種」では在っても、内面的、精神的には「日本民族」では無く成るので
有る。

反日連合国、就中、米国は、この「日本民族絶滅政策」を「民主化」の名の下に、凶行した。
「國史」「國學」を禁止し、「日本史」「世界史」を歪曲、捏造、強要して、國語を改讒し、日本
民族存立の根幹を侵害して、中長期的に日本民族の絶滅を計画、実行した。
遺憾ながら、「反米」を唱える国内勢力も、「蘇連の為」「中共の為」或は「北朝鮮の為」の「反米
」で有って、祖國日本の為のそれでは無かった。

この反民族的な「GHQ反日体制」は五十年近く続き、平成三年の蘇連解体で米国の主敵が喪
失するや、日本国内での「反米」は音を立てて崩れ、希薄化し、「反日」のみがのさばる様に
成った。
正に、米国に依る「初期対日占領方針」が、完結したので有る。
GHQ占領体制の下で非日化、反日化が蔓延した「偽日本」は、嘗ての旺盛な独立心や勇猛な
尚武の精神に溢れた光輝在る「皇國日本」の姿は見られ無い。低級劣悪な米国大衆文化に覆
い尽くされ、日本苛めに加担する全ての国家、勢力にひたすら平身低頭し、謝罪朝貢を続
け、国富を奪われ続ける「ジャパン国」に過ぎない。「日本は計画通り滅亡した。後はその
資産を継承したジャパンから絞れるだけ旨味、利権を絞り取れ」との発想が、反日国家共通
の対日認識、外交政策なので有る。

(所謂「TPP」「集団的自衛権」は誰の為)

ー対米隷属国家「偽日本」の利用法ー

「日本」が「ジャパン」に成り下がり、中共迄支配出来ない米国の西侵極限が「偽日本」と成った
以上、米国はその「極西」たる属国「偽日本」を利用、悪用して、「無害有益」な「ジャパン国」か
ら最大限に利益を引き出そうとして居る。
その時期は、米国が実質的に我国を占領して五十年近く経った所謂「湾岸戦争」前後からで有
る。

蘇連崩壊以後、偽日本で「日米同盟」なる政治用語が徐々に使用され始めた。
米蘇冷戦下でその様な文言を使用すれば、忽ち内閣総辞職に成ったであろうが、蘇連解体と
世界的なボルシェヴィズム(共産主義)後退、壊滅の潮流を受けて、十年も経つと、その文
言は当然視される様に成った。

だが、この「日米同盟」なる文言は、常識的な才子には、理解不能な非日本語で有る。
「同盟」には、政治、経済、軍事等の分野が有るが、「日米安保条約」の存在を前提にして居る
以上、「安全保障」即「軍事条約」で有る。然し、米国が自身で創作し、我国に強要した「占領
基本法」たる自称「日憲」では、偽日本には「軍隊」は存在せず、軍隊の無い日本と軍事同盟を
締結出来る筈が無い。

我国から「軍事権」と言う「主権」の一部を奪い取った米国が、属州、属国たる「偽日本」に対し
て許認可した軍事力は、「戦力無き自衛力」たる「警察予備隊」「保安隊」「自衛隊」で存った。
「日憲」で戦力不保持、交戦権を否認させた米国が、日本に事実上の軍隊を創らせると言う矛
盾は、米国に取っては全く矛盾しては居なかった。即ち、対日占領初期には「日本」の復活、
復興を恐れて軍事権を奪い、「朝鮮戦争」勃発を受けては対日占領兵力の穴埋めの為に「予備
隊」を創り、米蘇冷戦下では、米軍の補完的軍事力としての「保安隊」「自衛隊」を必要とした
ので 有る。飽く迄も、「日本の為」では無く「米国の為」の偽日本の「自衛力」なので有る。

偽日本の「非日」「脱日」「反日」が深化して、「米国化」が進展し、「ジャパン国化」が決定的に成
ると、「ジャパン併合」の工作が露骨に展開されるに至って居る。
狡猾な米国は、自国の国益を最大限に追求して居ながら、その動向を「偽日本」からの自発的
な申し出、提案として「棚からボタ餅」的な展開を期待、策謀して居る。
その政治的、経済的要求を満たすものが、「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」で有り、
軍事的要求を充たすものが「集団的自衛権」の承認で存る。

米国の属国たる「偽日本」即「ジャパン国」は、自主独立性を反日諸国に強奪され、主体性を喪
失し、外交、軍事の政策は総て米国の許認可を受けて決定される。
故に、「TPP」「集団的」の双方共に、米国からの視点で認識、思考、判断し、更に、その米国
の視点を考察する必要が有る。

米国は、何故、日本にこの二つの課題を要求したのか。
その根本的原因は、「米国の弱体化」に尽きる。
二次大戦で殆ど無傷の勝利を収め、ヤルタ米蘇世界分割体制とは言いながら、実質的には、
蘇連に対して圧倒的な優位に立って居た米国が、「朝鮮戦争」で支那への足掛りを失い、所謂
「ヴェトナム戦争」で多額の戦費を失い、社会的混乱と道徳的退廃を招き、所謂「湾岸戦争」で
は「連合国(偽日名、「国連」軍」の結成さえ出来ずに、イラクへの全面勝利も出来なかった。
平成十三年から始まったアフガン、イラクへの侵略は、傀儡政権を建てて点と線とを支配す
るのみで、得るものは少なく、失ったもの、失うであろうものは余りにも多い。

深刻化する、大量の負傷帰還兵をめぐる諸問題

深刻化する、大量の負傷帰還兵をめぐる諸問題

例えば、米国の或る大学が試算したアフガン、
イラク帰還兵の傷病者や年金等に必要な予算
は、今後十年間で百兆円にも達すると言う。
「世界最強の国」たる自信、自負が、音を立てて
崩れつつ在る中で、米国を急速に追い上げる
中共の存在は、米国に取っては許し難い危険な
政権で在る。

曾て、「高度成長」時期の日本では、何れ日本が
米国のGDP(国内総生産)を追い抜くであろう
と騒がれた。現在では、遠からず中共のGDP
(国内総生産)が米国を凌駕するであろうと
言われて居る。
米蘇冷戦で米国が全面的に否定したボルシェヴィズム
の大国たる中共の勢力拡大は、米国に取っての脅威で有る。
それは、「普遍的真理=民主主義」の守護者で存り、「世界の警察官」で存ると自称する米国に取
っては絶対に認められない。

其処で、米国は「中共の封じ込め」と「貿易拡大」「財政難の解消」を狙って、世界第三位の経済
力を有する「偽日本」を悪用すべく、前記二項目の戦略を考案した。
則ち、「中共封じ込め」と「日本国富搾取」を目的にした「TPP」、対露、対中軍事力無償増強の
為の「日本の集団的自衛権」保有で有る。
日本の一部には、「中国もTPPに誘うべき」等と国際音痴丸出しの意見も在るが、イスラーム
教国たるトルコが、如何に希望してもEU加盟を認められ無い様に、米国がボルシェヴィキ中
共を「TPP」に受容する事は有り得ない。仮に有るとすれば、それは「中共」が「中国」に革命的変
化を遂げた後の話で有る。

「TPP」も「集団的自衛権」も、共に「日本の為」では無く、「米国の為」に考案された反日的政策な
ので有る。TPP2
「TPP」が成立すれば、日本の国富三千兆円(内、金融資産は千五百兆円余)が、米国の内国
化する。資本主義の論理、原則では、資本力の強い者が弱い者に勝利して、より多くの利潤
を獲得する。
過日、米国の製薬大手ファイザー社が、英国の製薬企業アストラゼネカ社に提示した買収価
格は、最終的に十二兆円で存った。中規模の国家予算並みの金額で有る。
米国を運命共同体と思い込んで「TPP」に期待するジャパン人は多いが、米国に内国化されて
その巨大資本と競合すれば、多くの場合、吸収、搾取されるのがオチで有る。

同様に、中共や北鮮からの軍事的脅威を、米国、米軍の軍事力で守って貰おう等と、ご主人
様への甘い依頼心で「集団的」なる文言で米国へ尽くそうとしても、米国は飽く迄も米国の国
益を基準に判断して行動に移すので有る。何の抵抗も反抗もしな「偽日本」「ジャパン国」の利
害等は二の次にしか考慮しない。
米国、米軍に取って、「集団的」を口実に、米軍への軍役、軍務を提供する日本自衛隊、並び
に偽日本政府は、無償、只働きの最も安価に利用可能な用心棒に過ぎない。

従来の在日米軍にしても、別に「日本を守って」居た訳では無い。日本に存在する様々な利権
と米軍基地、米国の国益、安全保障を守る事が唯一、最高の使命で有った。
米軍に取って自衛隊の効果的な利用方法は、「日米安保体制」の下でも当然考慮されては居た
が 「日本民族」の覚醒、独立を恐れて惰眠を貪らせて来たのだが、既に「ジャパン化」し、危険
性が薄れた日本の軍事力を、中共等に対して相対的に弱体化した米軍の補完として利用、悪
用しようと謀って居るのが、「日本の集団的自衛権行使」問題の本質で有る。

syudantekijieiken

 

(逆は真なり、米国等、反日国家、勢力に依る要求に逆行する事こそ真の道なり)

ー終始一貫して居る米国の日本侵略、支配ー

この七十年近くも、日本国民は、先人の叡智と民族的自主性、独立性に護られながらも、世
代を経る毎に、「GHQ反日体制」の「反日洗脳」に毒され、民族的文化、伝統、精神、価値観等
を喪失させられて行った。
法律制度は勿論、衣食住の生活様式や文化芸術教育等々、「日本及び日本的なるもの」は侮蔑
、否定、弾圧、排除され、エセ米国、偽日本の醜悪、不毛、無意味、無目的な大衆社会が現
出して居る。

過去に置いて多くの憂国、愛国の先人が、斯かる民族的危機に対して警鐘を鳴らし続けて来
たが、「体制」の影響力は強烈で有り、反日傾向は悪化の一途を辿って居る。
多くの国民が「反日体制」の下で生計を営んでいる以上、「反日」が「愛国」の普通の国に改善され
れば、生活困難、失業等に見舞われる「反日・売国生活集団」とも呼称すべき社会階層が現実
には定着して居る。

だが、日本は「豊穣の國」である。
世界有数の大地自然の恩恵を受けて、自給自足の豊かな経済生活を営める自然環境を享受し
て居る本来の意味での「黄金の國」で在る。
近年、朝鮮半島や支那大陸からの汚染、汚物に幾分汚辱されては居るが、清澄な自然は猶健
在で在る。
我國が自然的汚染で滅びる前に、発生源の中共や半島が先に滅んで、汚染発生が停止するで
あろうから、日本が自然条件で滅亡する事は無い。

然し、物理的、化学的危機とは別に、精神文化的危機は、既にこの「偽日本」を民族滅亡の危
機に追い遣って居る。
暖かい家庭で我子の誕生を祝う歌は、原爆虐殺国の言語たる「ハッピー云々」で歌われる。
電視映像で流れる企業広告も意味不明な米語が垂れ流され、誰も不快に思わない。和声米語
が巷間を飛び交い、米本国人さえ意味不明の言葉が通用し、それに愚劣な植民地根性を自己
満足させて居る。日放協の歴史、伝統番組でも、背景に流れる音楽は、米国の低級野蛮な律
動感のみの単純な、或いは退廃的なそれでしか無い。

救い難い日本民族滅亡の危機。
だが、「神州は不滅」で存る。
外国へ移住すれば、三代目には國語を忘れて、現地に同化するのが多神教国家日本人の民族
的特性で有る。然し、この豊穣の「皇土・日本」に居住して居る限り、日夜の実生活の中で、
極く自然に、日々「日本への回帰」が、無意識の中で為されて居るので有る。
四季折々の大地自然の移ろい、各地に伝わる年中行事、地域共同体や職場等々、日本民族の
連帯と共感を然り気無く意識付ける日常生活が、民族的紐帯を社会の深層で護持しているの
で存る。

幕末、維新に掛けて、我国を侵略し、多額の金銀財宝を搾取した欧米列強、就中米国は、そ
の後も、非欧米最大の強国たる我国を敵視、侮蔑、差別して、様々な圧力を加え、最終的に
は「大東亜戦争」で我国を占領、支配し、現在に至っている。
「反文化民族」たるゲルマン民族が、その野卑な軍事力でローマ・ラテン民族を支配した様に
皇軍将兵の頭蓋骨を記念品として売買し、土産として本国へ持ち帰った野蛮米国民族及びそ
の 政府は、日本民族を虐殺と弾圧で支配し、低級劣悪な制度、文化、価値観を我國に強要
した。
その結果、現実の日本社会は、米国のそれを追従する形で混乱悪化して居る。

米国社会が如何に非人間的、反文化的、不自然的なもので有るかは、同国の現実が日夜物語
って居る。
ここ数ヶ月乾燥が続いた米国加州では、山火事が多出したが、その多くは放火と言われて居
る。
jyuransya先日、同じ加州の大学で六名が射殺さ
れ、多数が負傷する乱射事件が発生し
たが、英国生まれの犯人が生前に残し
た映像に依れば、身長が低くて女性に
持てない本人が「人類への報復」と称し
て、女性中心に発砲して多数を死傷さ
せて居る。
「米国民主主義」を信奉すれば、自分個
人と全人類は、対等、同格で有り、
「自由」に自己願望を「表現」する「権利」
を保有して居るとの確信を持ち、それを実行する「個人」が連続して多出して居るので在る。

ここ偽日本でも「GHQ反日体制」下に国民に強制、強要された「日狂素狂育」に依って、自己の
破壊的願望を社会に要求し、叩き着ける事を当然視する異常者に依る大量殺人事件が急増し
て居る。
米国、或いは米国化した西欧が、我国、或いは全世界に要求、強要して居る反人類的、反文
化的人類滅亡体制に対して、本来最も反対、反論する認識力、判断力を有するのが、豊穣の
自然に育まれた日本民族なので存る。
それだけに、米国は「真正日本」の復活、再興を危険視して恐れている。

だが、吾等は、日本民族を「反日洗脳」から覚醒させ、滅亡に瀕する人類を破壊的な「西欧米物
質文明」から救済する民族的、人類的使命を付与されて居るので有る。

当面、中共、韓国への反撃に始まって、彼等を育成した反日黒幕国家たる米国への根本的な
反抗を企画、実践しなければならない。
kounoyohei韓国の対日攻撃の主題は、全く有りもしなかった「日本軍に依る
韓国女性性奴隷制度」なる荒唐無稽の反日虚構悪宣伝で有るが、
現実に多くの「性奴隷」を自国で扱き使って居る韓国の現状を暴
露、宣伝すれば、如何にウソつき韓国政府でも少しは遠慮する
であろう。

同様に中共の非人間的売春の実情は、ウソで固めた所謂「従軍慰
安婦」のエセ情報に近い惨憺たるもので有る。失業女性の収入源
は、自ずから限定される上に、悪質な経営者に依る賃金未払いが
常態化して居る中共では、多くの売春婦が事実上の「性奴隷」なの
で有る。特に、北朝鮮から脱出した女性の生活は、過酷で有る。

反日諸国への当然の反撃は、「攻撃こそ最大の防御」との格言を重視すべきで有る。
無論、中共に対しては、全く虚構、捏造の「南京大虐殺」なる反日悪質宣伝を撤回させなけれ
ば成らない。
そして、何よりも、米国に対しては、「東京」「広島」「長崎」を始めとする無数の「大虐殺」に関す
る謝罪と再発防止、誠意ある賠償を要求しなければ成らない。我日本人同胞に対して、大虐
殺、暴虐の限りを尽くした米国、米軍への「無償の奉仕」たる「集団的自衛権」等、全く反民族
的背信行為で有る。

吾等は、捏造された日本民族の偽史を否定し、本当に実在した反日連合国の蛮行を暴き、糾
弾しつづけねば成らない。
過去、現在に渡って、日露戦役の一時期以外は、「反日」で一貫して居る米国への依存等は、
被虐殺日本人同胞の御霊の想念を思えば、決して発想そのものが浮かばない筈で有る。
「反日反米」勢力への牽制としては有り得ても、「愛国自存・自尊」の立場からは、「TPP」「集団
的自衛権=対米滅私奉公」は、絶対に承認してはならない。

 

人   大   大kaijyojieitai
類 の 東 未 東
は 意 亜 だ 亜
必 義 聖 終 戦
要 今 戦 わ 争
と こ   ら
す そ   ず

img_p062

皇土逍遥・皐月

大阪市

tekijyuku適塾

蘭学者、緒方洪庵が北浜の商家を
買い取り、幕末に経営した私塾。
当時の儘に残っている部分も在り
学生達が酔って騒いで付けた柱の
刀傷も面白い。
この塾で学んだ人物には、橋本
左内、大村益次郎、大鳥圭介等が居
るが、何と言っても、有名なのは
福沢諭吉であろう。

飛田新地tobitasinchi

昼間から、入り口内に遊女が座り
遣り手婆さんが横に控えて居る。
典型的な遊郭で在るが、取り締まり
が入ったと言う話は余り聞かない。
所謂「慰安婦騒動」で、反日虚言を
喚き散らす韓国や中共の妄想狂連中
に見せて遣るべきで有る。
何が「性奴隷」か。路傍で写真を撮っ
て居ると背後から遣り手の声
「兄ちゃん写真撮ったらアカンで」

tobita

第二百四十四号 【目覚める獅子・日本】

 

吾等平成維新の神風を巻き起こさん

                 撣亳 田中正明 先生鯉のぼり

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族と共に皇道を  邁進せん。

 

 

【目覚める獅子・日本】

ー神州不滅・我祖國は必ず復活するー

(神州の春、我國、至る処に生命萌ゆ)

ー陽暦・卯月、神州は神州なりを実感すー

 我國の大地自然は、どの季節にも何時の日にも、時々刻々に各々異なった表情を見せ、それ
で居て常に摂する吾等日本民族を抱擁して呉る。この限り無く偉大で優美、温容な、四季折々
の大自然に恵まれた私達は、世界で最も贅沢な生活を享受可能な環境に生きて居る。それを自
覚、意識出来なく成ってしまったジャパン人も急増しては居るが、現在でも猶多くの日本人の
深層心理には、日本民族の心情と感性が息づいて居る。

遠くに出掛け無くても、自身の周辺を自然体で観察すれば、好奇心を湧き立たせる様々な自
然現象が目に映るであろう。
愚生の仮寓でも蔦、菖蒲、鈴蘭等の新芽が、卯月初日に芽吹いた。前日にはアケビの黒い花が
開花して居る。隣家では染井吉野の桜が満開で在り、少し遠方には「背割堤」の桜花の帯が緑
の堤から際立って鮮やかに、そして艶やかに眺望される。

背割り堤三日の早朝には、その「背割堤」へ訪れた。
昭和三十年代の東映時代劇で大名行列の撮影に必ず使用さ
れた松並木は、その後、十三丁、四~五百本の桜並木に植
え替えられて、十数年前からは、近畿地方有数の観桜名所
として次第に知られて来た。
近江から流れ来たる「宇治川」、伊賀、大和から清流を集
める「木津川」、丹波地方南部の水を唯一放流する「桂川
」。その三川が合流する山城洛南の景勝地が「背割堤」で
在る。
西に「山崎・天王山の合戦」の故地を臨み、東に「石清水八幡宮」の鎮座まします男山の神域
を奉迎する歴史と自然に恵まれたその堤は、木津川と宇治川に挟まれ、常に豊穣の水分と遮る
ものの無い陽光に恵まれて、桜の大木を日夜育んで居る。

本居宣長公の境地と共感するには、中旬に至って寓居に山桜が開花するのを待たなければなら
ないが、背割でも、旭光に輝く染井吉野の光景は絶景で存る。
近年は早朝でも写真機を携えた老若男女が増加しては居るが、昼間の混雑に較べれば閑散とし
て居る。

前年に架け替えられた「御幸橋」から桜花の堤全景を見渡して堤に入り、往路は堤上を桜花の
下に、青空を垣間見ながら進み、復路は川原に降りて旭光燦然と輝く光景を賞でつつ還る。
例年の観桜を楽しんだが、本年は、新しい発見をした。
三川合流地点に在る河川水位測定所の建物が、「雀の館」に変貌して居たので存る。
桜花は一弁づつ散るが、時折花そのものが落ちている事が在る。雀や鵯の為せる悪戯で有る。
その小さな建物には、推定数十羽の雀が出入りして居た。

数日後、嵐山の新緑と桜を満喫した。やたらに外国人観光客が多いが、それも自然回帰、日本
迎慶の動機と成れば有り難いと思う。
その数日後、琵琶湖西北岸の「海津大崎」の桜を初見した。琵琶湖北岸の清冽な湖岸に沿って
数里の桜街道が続いて居る。観光客は多いが、その土地を荒らす者は少ない。
大崎近く「忠魂碑」の広場が在り、近在出征皇軍英霊将兵全員の氏名を、平成の御代に入って
明記した石板が安置せられて在った。其処で遊ぶ小学生の校外学習の児童には、思想を超えた
日本民族の純朴さを感じられた。

桜の季節を楽しむべく北陸路を富山へ至ると予想外の感激を体験した。

富山護国神社

富山護国神社 社務所

富山駅から南に富山城を経て、護国神社に拝
礼したが、平日なのにそこそこの人出が有り、
社殿には多くの啓蒙、啓発の文書が無料配布
されて居たので有る。正に活きた愛国活動を
実践して居る。斯かる地方からの愛国のうね
りこそ、無機質的な大都市をも変革する動因
たり得る。
同神社近くから、「松川(旧九頭竜川)」の
堤防に沿って一里近くも在る桜堤を歩いたが城跡中心に夜間照明、露店販売等の催しが有
るにも拘らず、東京の上野公園や大阪の大坂
城公園等で視られる「場所取り」も無く、人
々が自然体で観桜と知己との交流懇親を楽し
んで居た。

その後、訪れた岐阜県高山市では、一部で早咲きの桜が数輪開花していたのみで、桜山八幡宮
や飛騨護国神社でも若干の雪が残って居た。然し、神社の活動は各々積極的で、地域の民族精
神護持活動に邁進して居られる様に実感された。
所謂大都市圏での信仰心の希薄さは、日本に限らず、米英仏独等々でも問題に成って居る社会
現象では有るが、少なくとも我國の地方では、社禝を祠り、英霊を顕彰する日常が、日々滞り
無く実践されて居るので有る。

皇國日本は猶健在なり。日本民族の健全な信仰心と豊富な季節感、更には高度の美意識が、
皇土の至る処に顕在、潜在して居るので存る。飛騨護国神社飛騨護国神社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(「眠れる獅子」の末路と変容)

-今や、支那は「世界の害獣」ー

 英国宰相ディズレイリが胸を張って「今や帝国主義時代」と呼号して居た頃、支那では「同
治中興」が行なわれ、その結果富国たる「清帝国」は強兵を保有して欧米を駆逐する様に成る
であろうと予測され、「眠れる獅子」として、欧米列強は内心恐れて居た。
だが、明治二十七~八年の「日清戦役」で、当時欧米の大部分の人々がその存在自体を知らな
かった日本に、清があっけ無く敗北した事で、「眠れる獅子」は「眠れる豚」に転落した。即
ち、眠っている豚の美肉を棄てて置く法は無い。早い者勝ちにその肉塊を貪り始めた。英国は
長江流域を、仏国は広州湾沿岸を、独国は山東半島を、露国は満州、蒙古を実質支配下に置き
我国も福建省に利権を確保した。

袁世凱清王朝滅亡後に「袁世凱」が新たな漢民族王朝を創建しようと
した時に欧米列強が反対した理由の一つは、皇帝の下で漢民族
が挙国一致団結して欧米利権、利得の排除に向かうのを警戒し
た故とも考えられる。袁氏の新王朝樹立の夢は崩壊し、袁世凱
は憤死して、その後長く支那は分裂と半植民地化の状態を継続
する。

昭和三年に「蒋介石」国民党政権が樹立しても、それは「より
強力な国民党軍閥」に各地の軍閥が一時的に服従したに過ぎな
かった。

蒋介石

蒋介石の涙~「南京に大虐殺などありはしない」

例えば、山西軍閥「閻錫山」は、支那事変で蒋の重慶軍閥に従っては居たが、昭和十六年以後、我軍と停戦協定を結び、一切戦闘を行なわず、寧ろ中共「八路軍」掃討を我軍と共同して実施して居る。
敢えて付言するならば、当時山西軍閥が中共支配地で行なったかも知れない暴虐行為は、総て何倍にも誇大され、然も「日本軍に依る蛮行」に歪曲されて居る。

この様に、一時的に、局部的に漢民族主義が高まる事が有っても、基本的には「眠れる豚」の情況が続いた支那で、第二次大戦を狡猾に悪用した中共に依る暴虐な侵略に起因する再統一が実現した。
当「神風」前月号でも指摘した様に、中共に依る支那及び周辺諸民族に対する異常な暴虐、虐殺が、その後何回も繰り返されたが、それは多くの場合、国内
問題で存って国際的な「暴力革命輸出」の殆どは失敗して居る。

だが、兎にも角にも「統一」を行なった中共は、「白猫・黒猫論」の鄧小平以後、急速に資本主義
化の政策を実施して、「偽日本」からの巨額に及ぶ所謂「ODA(政府開発援助)」と国内の奴隷的
農奴的低賃金を悪用し、経済を肥大化させた。
その結果、十数年前から「世界の工場」等と自称する迄に至って居る。
然し、闘争と蛮行を重ねて来た中共が、人間的な建設を行なう筈が無い。中共権力者に依る資中国の大気汚染
本主義的過剰利潤追求政策に因って、農村は
疲弊し、都市には失業者が溢れ、所得格差は
拡大の一途を辿り、無意味な拡大再生産は大
気を汚染し、水質を汚濁し、土壌を有害化し
て、本来ならば人間のみならず生物の生存に
不適当な自然環境を日夜増大 させて居る。

昨今、原子力発電大国のフランスでさえ、大
気汚染が深刻に成って居るが、中共の悪影響
も十分に考えられる。
中共は、支那人民及び域内少数民族を抑圧、
弾圧、虐殺するばかりか、周辺諸国へも露骨な侵 略を行ない、現に行ないつつ有る凶暴有害な
侵略組織で有り、今や「世界の工場」処か「世界の害獣」と成り果てて居る。
その政治的、経済的、環境的に駆除すべき「害獣」退治の最前線に立つのは日本しか無い。目覚
めつつ存る日本人が、人類守護の任に当たるべきで有る。
今後、予想される中共の「尖閣」「沖ノ鳥島」への侵略行為は、多くの日本人の民族精神を覚醒す
る効果を齎すに違い無い。

 

(「偽日本」の醜状と劣悪化)

-何処迄落ちる、低劣怯懦幼稚化社会ー

 だが、「世界の害獣」が侵略を目論む現下「偽日本」は、余りにも脆弱な「反日体制」が支配して
居る。

政治面では、「GHQ(連合国軍総司令部)」が策定した「反日占領基本法」自称「日本国憲法」なる
ものが実定法的に支配を続け、独立時期に教育を受けた世代が現役を離れるにつれて、「反日
無罪」「愛国有罪」の社会的「反日価値観」が定着して居る。
則ち、「日本及び日本的なるもの」を根底から否定し、過去の日本は全面否定、現在の日本には
自己主張や利益追求を認めず、未来の日本には、「悪の権化たる日本」は存在を消去すると言う
精神文化的日本民族絶滅戦略が功を奏しつつ存る。

独立時期の真正日本では、子供は「國の宝」とされて居た。だが、現在の偽日本では、親が我子
を殺害する事件が絶えない。それ処か、日教組の女子教員達は、「(我子を)産む産まないは
女性の権利」と主張して居る。つまり「(お腹の中の)我子を殺しても構わない」と広言して居
るので有る。
信じ難い冒涜的主張では有るが、「反日洗脳」に罹患して居る彼女等は、「日憲」に保障された「
権利」行使の一環として、抵抗も出来ないお腹の中の我子を殺しても構わないと、本気で思い
込んで居る。それで居て彼等の機関紙等には「教え子を再び戦場に送るな」と書いて居る。
「教え子」一人の身体的生命は「国防」よりも大切で有るのに、我子の命は、自分の都合や気分で
殺しても構わないので存る。
この恐るべき矛盾は、「反日洗脳」に起因する「反日無罪」の論理に支えられて居る。即ち「国防」
を否定するが故に「教え子を戦場に送らない」ので有り、「家族」への義務や紐帯、愛情よりも「
個人」  の利害、願望を優先させる為に、我子を殺しても良いので存る。

この「GHQ反日支配体制」下に強制、定着させられた世界無類の歪で醜悪な「偽日本社会」は、表
面的な物質的、本能的充足とは裏腹に、精神的、文化的、自然的高次元の価値観や生活様式を
喪失し、正に日本民族滅亡の危機に瀕して居る。

例えば、首都圏や京阪神地方で「核テロ」「核攻撃」「大規模自然災害」が発生し、電気ガス、水道
が二週間停止したならば、如何なる事態が発生するであろうか。
東京に居住する高齢者世帯、特に単身世帯ではかなり多数の餓死者、渇死者が発生するのは確
実で有る。
交通機関は略全面運休と成るから、備蓄揮発油、軽油等が消費されれば、歩行若しくは自転車
で 飲食物を探しに郊外迄放浪しなければならない。六本木ヒルズ
都心の高層住宅に居住して居る者は、水洗便所が使用出来ず、料理も出来ず、仮に水の配給が有った処で、数百段の階段を上下して運搬しなければならない。その様な事態は、「阪神・淡路大震災」の時にも発生したので有る。だが、「喉元過ぎれば熱さも忘れる」の譬え通り、震災後には更に高層建築が乱立し、日本人が大地から離れると謂う愚挙、暴挙を犯して居る。

昭和二十年、百五十以上の都市が米国の国際法違反無差別爆撃で破壊、炎上させられ、「終戦」後の「食糧難」とも合まって国民は飢餓に苦しんだが、餓死者は比較的に少数で済んだ。その理由は、当時過半数の国民が農山村に居住して居て、農林水産牧畜の第一次産業が自給可能で存ったからで有
る。
だが、現在では大部分の国民が都市に住み、食料自給率は四割を割込み、然も生産地は遠隔地に
偏在し、逆に消費者は大都市に偏在して居る。この様な「異常事態」の現状を異常と認識出来ない
現下「偽日本」は、救い様の無い砂上の楼閣とも言える。

社会のあらゆる分野で、反日的、反自然的異常状態が存在し、進行して居る中で、本来の我國
への回帰、独立の傾向も、近年顕著になって来た。

 

(青少年の民族独立意識覚醒傾向)

-歴史的事実と民族の道統は「反日洗脳」に打ち克つー

 政治的にはGHQ占領政策の悪弊、所謂「民主化」の汚染が有り、経済的には第一次産業軽視、
食料安保無視の弊害が大きく、教育に至っては、小学生に迄、米語を強要する等の民族絶滅策
動が続いている「偽日本」では在るが、平成の御代に入ってから、反日傾向の強まりに跛行して
従来の「日本性悪説」への疑問、反発が青少年中心に澎拜として沸き上がって来た。戦争論

一連の「小林よしのり氏」の漫画が話題を提供し、同時並行し
て社会問題、外交問題と成った北朝鮮に依る「日本人拉致問
題」が生起して、多くの日本人を覚醒させた。
日本は凶悪野蛮な「侵略国」で有り「加害者」で有って、現在は
勿論、未来永劫、反省と謝罪を続けなければならない、と言
う「GHQ創作反日神話」に基づく「反日洗脳」の一部が解けてし
まったので存る。
「日本人が被害者であった」と言う「歴史的事実」が判明して 「
反日体制」の欺瞞や虚構、不合理に、青少年が気付き始めた。
「ならば、所謂従軍慰安婦問題なんて本当に問題なのか」
「南京大虐殺なんて本当に存ったのか」等々、「GHQ」や「周辺
反日諸国」がデッチ上げた大ウソの一角が崩れれば個々の小
ウソは、次々に化けの皮が剥がれて来る。

無論、数十年間に渡って存続した「反日体制」の下で、様々な利権や地位、生活の糧や思想的安
定を得て来た多くの体制順応者に取っては、例え事実では有っても、「日本」を肯定、或いは自
己主張する事は、自己の多くを否定する事に繋がり、精神的に不安定を齎すであろう。故に、
「九条の会」等と言う「反日偽平和教」の流行も発生するので在る。

「拉致問題」で「偽日本」の「半独立」「非独立」の現状に気付いた青少年の前に、所謂「リーマン・シ
ョック」や中共の環境汚染を通じて、拝金教「資本主義社会」の愚劣さ、醜悪さ、危険性が強く
認識される様にも成った。反欧米文明、自然回帰の動向で有る。

又、尖閣諸島への中共に拠る露骨な一方的侵略行為への反発と、虚偽で固めた執拗な韓国から
の 反日攻撃への反感は、青少年のみならず、多くの日本国民に民族意識の昂揚を齎して居る。
所謂インター・ネットの普及に因って、反日マス・メディアに拠る情報、言論独占支配は崩れ
つつ有り、最早「反日宣伝」「反日誘導」「世論操作」に翳りが見え、朝日新聞等でも「中共様」「韓国
様」 から少し距離を置こうと編集方針を変化させつつ在る。

今や、「靖国神社」の祭礼には若者の姿が多く視られ。インターネット等での反韓・反中共の発
言は多出して居る。
「偽日本政府」も、韓国や中共に対しては、若干でも反論を主張出来る様に成り、自立に向かう
日本を抑える為に、従来は陰に隠れていた最大の反日国家たる米国が、表面に出て来て安倍政
権に露骨に反日圧力を掛ける迄に成って来た。米国を始め反日諸国は、皇國の再興は勿論、日
本が「普通の国」に成る事さえも許さないので有る。日本復活
だが、歴史的事実に目覚めつつ存る日本人は、必ず復活する。

 

 

 

(現在の日本に存るこれだけの資源)

-「意識」と「意志」で活用可能ー

 我國の領域は、陸地面積は世界六十二位と中規模では在るが、海洋面積は世界六位で、約四
百五十万平方粁の「排他的経済水域」を保有して居る。
無尽蔵の海洋資源を、「知力(知的資源)」に依って最大限に活用すれば、我國は「資源大国」に
成る事が可能で有る。

数十年前から知られている「マンガン団塊」や近年話題に成って居る「メタン・ハイドレード」等
の 資源は、自然環境を汚染破壊しない様な配慮の下で活用出来れば大いに有効で有る。自然資
源の活用には、不自然、反自然の人為を排する事が必要で有る。
近年、所謂「途上国」でのコンクリート建築の急増に伴い海砂の乱掘が自然を破壊して世界各地
で海岸浸食を進行させて居る。北米中心の地下深くで行なって居る「油母頁岩」からの所謂「シェ
ール・ガス、オイル」の乱掘も自然破壊の最たるもので、人類は遠からず大地自然から強烈なし
っぺ返しを受けるであろう。

江戸時代の我國は、世界最大の産金国で在った。だが、幕末・維新の激動期にその大半は欧米
諸国に騙し盗られ「桜田門外の変」の後に鋳造された万延小判は、開国以前の天保小判一枚に対
して四枚で交換すると言う低品質の通貨に成り下がった程で在った。
又、同時代の我國は、世界有数の産銅国でも在った。我國からの輸出の決済にも活用され、オ
ランダのアムステルダムで全世界相手に取引きされた事実も有る。

だが、その後、産業の量的拡大も有り、我國の、特に鉱産資源は輸入に依存する傾向が強まっ
た。高級宝石を除いて何でも少量は生産されるので「鉱物の標本国」等と自嘲しながらも採掘し
ては居たが、昭和四~五十年代には、輸入物に押されて殆どの鉱山が閉山を余儀なくされた。
所謂「高度経済成長」が、国内に実在して居る資源を放棄すると言う愚行を犯した。

現在、我國に実在する最大の資源は、大量に集積された「知識」と「人材」で有る。
国家としての「方向性」や「目標」、「意志」「決断力」等は、枯渇、若しくは不足しては居るものの、
知的水準はかなり複雑高度で有る。この「知的資源」こそ、これからの我國と世界人類を領導
し、人類を滅亡から救出する必要且つ十分なる条件なので有る。

 

(「民族独立」と「人類存続」の二大目的)

-真正日本民族こそ、世界人類の領導者ー

我國に執って必要な動力源は、大地自然への負荷が最も軽微なものでなければならない。
即ち、愚生が従来より主張して居る「自然力」の活用で存る。
化学変化を伴うものとしては、「水素」の酸化に伴う動力が無公害で好ましい。
人類に取って自然とは、破壊するものでも無く、保護すべき対象でも無い。自然から生まれた
人類は自然と共に生きるべきなので存る。
だが、今や人類の営為は「地球的限界」を遥かに超えて、ひたすら急激に自然環境の破壊を侵し
続けて居る。即ち、自滅、自死への愚かな道程を暴走して居るので在る。

インドの大気汚染

インドの大気汚染

世界一の人口を有する中共の首都北京に
於ける大気汚染は悪名高いが、数値的に
はインドのニューデリーはそれ以上に酷
い状態で在ると言う。両国併せて二十五
億人以上もの国民が、現在の数倍或いは
十数倍の所得獲得を目指して暴走して居
るので在る。
それだけ、自然破壊も過激化する事が当
然予想される。
両国の国民の多くは、悪い意味での個人
主義、家族・同族主義で在って、国家、
人類の公益には無関心、或いは奉仕の精
神が少ない。自分達だけが、経済的利潤を獲得出来るならば人類が滅亡しても構わない程度の
意識の者が多い。
その他の所謂「新興国」にも、その手の自然破壊、環境破壊の要素が蓄積して居る。

この儘、人類の欲望放任の情況と価値観が継続すれば、人類は滅亡するしか無い。
その原因を造り出した西欧では、自己責任の意識は希薄なるも、この儘自滅する愚を避ける為
に様々な環境保全の動向が見られる。
だが、文化程度の低い米国や旧蘇連たる現露西亜では、環境問題への意識は低く、新興国に至
っては無いに等しい。

唯、新興国に迄至って居ない所謂「後進国」では、西欧米物質文明や資本主義の汚染を余り受け
ては居ない為に、自然破壊を行なって居ない国家、地域も相当存在しては居る。
その様な「非汚染地域」が汚染しない様な方策が考慮されるべきでは有るが。現実にはその様な
組織や国家は存在しない。

ならば、滅亡に瀕した人類世界を救済する為に、世界の価値観を領導する国家をこの世界に確
立 すべきでは無いか。
だが、その指導的国家に適合するには、米国、露西亜、中共の何れも、資格に欠けて居る。
その三ヶ国共に、世界最大級の大量虐殺、大量破壊の当事者で有り、現在もその蛮行を世界各
地で実行して居る犯罪国家で在るが故に、人類救済の資格も論理も価値観も保有しては居ない
からで有る。

逆に、世界を救済する国家が有るとすれば「四方の海 みなはらから」と御製で仰せられた明治
陛下の治しめ給うた真正日本しか無いので有る。「四海同胞」の価値観は、一神教の「絶対神の
下での平等」とは異なる。
上下関係では無く、横並びの人間関係で有り、人間の横には大地自然が同じく横並びに併存し
互いに与え合い、癒し合い、楽しみ合う相互補完共存関係に有るので在る。

原爆ドームだが、六十九年前に、「原爆」なる非人道、反自然、反人類暴虐兵器を我國に使用して、大虐殺を犯し乍らも謝罪処か、居直るだけの野蛮国家米国に支配された儘の現下「偽日本」には、人類を救済する処か、国民の安寧を保全する意志も能力も無い。
故に、吾等真正日本民族の義務、責務は、まず。この「偽日本」をせめて「普通の国」に格上げし、諸々の民族教育を経て「皇國日本」を再興する事で存る。

そして、人類の在るべき姿を全人類に提示し、違背する国家、民族、宗教等に対しては、説得で応じない場合には、武力を行使しても人類存続の為に行動する軍事力と価値観を確立すべきである。
滅亡の危機に瀕する人類世界を救済するには、まず日本民族の独立達成から。
諸卿の敢闘を切に希望、熱望、切望する。yoake

 

第二百四十三号 【中共、韓国に学べ】 

 吾等平成維新の神風を巻き起こさん
撣亳 田中正明 先生

一、我日本の伝統と文化を護り、我「國體」を護持せよ。
ニ、我国内外に蠢く反日反動勢力を打倒せよ。
三、諸々の逆差別・特権要求勢力を粉砕せよ。
四、『一日一動』天下・民族の為に、一日一回は活動せよ。
五、大東亜戦争未だ敗れず、諸卿、東亜諸民族と共に皇道を邁進せん。

 

kugiri2


【中共、韓国に学べ】
       第二百四十三号 平成26年弥生15日発行

 -中共、韓国、米国等に依る大虐殺、暴虐行為、虚偽宣伝等々の
         歴史的事実を暴露、周知徹底する記念館を造るべしー

(暗殺犯人を肯定、礼賛する中共、韓国)

 ー「反日無罪」の超国際法的対日原則ー

 反日気違い女「ぼくきんけい」は、同じく反日扇動悪用男「周近平」と共謀共同して、
満州の奉天ー中共名、東北の瀋陽ー駅構内に、伊藤博文首相を暗殺した「安重根」を褒め
称える記念室を創った。

安重根記念館

安重根記念館

中共や韓国でも、建前では暗殺を否定しては居るが、相手が「日本及び日本人」ならば、暗殺、謀殺、虐殺等々何でも是認するのが、「反日ヒステリー」罹患、悪用国家たる両国の基本姿勢で存る。

 それを助長、増幅させて居るのは、一切の拒否、拒絶、反論、反撃を放棄して、ひたすら弁解、釈明、謝罪、逃避、先送りに終始して来た「GHQ反日体制」下に在る「偽日本政府」の反民族的愚策、怯懦、無恥、無能、無責任で存った。
流石に、明治の元勲で存り千円札の図柄にも成った伊藤公並びに我国への今回の暴挙には、若干の異議を唱えたが、駐日大使を追放する訳でも無く、経済制裁を加える事も無く、結果的に黙認して居る。
「敵は本能寺に在り」とは、正に所謂「戦後」の日本を的確に表現した語彙で有る。

 国内の「敵」を打倒、掃討して、この「偽日本」をせめて「普通の独立国・日本」に変
貌させ、最終的に「真正日本」「皇國日本」に恢復させるのが、吾等日本民族の義務、使
命で有るが、七十年近くも継続され続けて来た「反日洗脳」の精神汚染は、中共の大気汚
染よりも悪質、深刻で、容易には、洗脳から完全に覚醒する様には見えない。

 だが、偽日本社会が急速に「正常化」と「異常化」とを同時進行させているのも事実で
は存る。
電車内の週刊誌の吊り広告を見れば、その傾向は明白に成る。中共や韓国への反発や反感
が溢れている。
以前で存れば、「反日」勢力からの一方的な「日本叩き」が主流で存ったが、今ではかな
り強烈な「反韓」「反中」記事が、大手を振って誌面を賑わし、反韓図書も大量に販売さ
れて居る。
他方では、非日本化、脱日本化、「西欧米化」の愚劣、醜悪な対欧米奴隷化現象が急激に
進行すると言う民族滅亡の危機も存在しては居るものの、取敢えず露骨極まる中韓の反日
攻撃の結果、日本民族の民族感情は、覚醒しつつ有るのである。

 然し、攻撃に対する反撃と言う「受け身」の姿勢には、「防衛」は有り得ても「勝利」
は無い。「ウソ」で固めた「歴史認識」なる荒唐無稽の反日宣伝で、執拗に日本攻撃を続
ける中韓両国に対しては、日本側から歴史的事実を提示、「攻撃」して、奴等の虚偽、虚
構、欺瞞 等々を根底から否定、非難、粉砕、撲滅しなければならない。
その為には、我日本「國史」の偉大さ、正当性を誇示すると共に、中共や韓国等の汚濁に
満ちた、虐殺の鮮血に塗れた、虚偽と陰謀が横行した真実の中共史、韓国・朝鮮史を暴き
出し、衆目に曝さねばならない。

 その意味で、「大日本生産党」機関紙「中央情報通信」平成二十六年二・三月合併号紙
上で提起された、日本国内に「天安門記念館」を建設しようとの提案は、誠に時宜を得た
良策と言えよう。
但し、「天安門」に限定する必要は有るまい。
「天安門事件」での死者、被虐殺者は、精々一万人足らず、「文化大革命」では、推定数
百万人もの支那人が、中共に大虐殺されて居る。その他、無数の虐殺、虐待、残虐行為、
国際法違反を中共は繰り返して居る。
朝鮮・韓国にしても、大日本帝国の統治下での善政の一時期を除いて、権力者や暴民に依
る敵対者、一般民衆に対する暴虐行為は、酸鼻の極みを続けて来た。

 別に、中韓両国の様に歴史を捏造、歪曲、改讒、創作する必要は無い。事実を事実とし
て展示、公開すれば良いので有る。
「文革・天安門大虐殺記念館」「朝鮮・韓国残虐史博物館」等々、造れば展示内容の不足
に困る事は有り得ない。

img_p069

(李氏朝鮮、金氏朝鮮、大韓民国の蛮行)

  -日本人には想像も着かない暴虐の数々ー

 韓民族は、古来強国の侵入を受け、強者には従順で有るが、その反動として弱者には居
丈高に成る傾向が強い。所謂「事大主義」で有る。
弱い立場の典型は貧農で有り、囚人で有る。
取れる筈の無いのが貧農の経済力の筈だが、その貧農から財物を収奪するのが、朝鮮の両
班や地主の特技で存った。無論、強制力としての罰則、拷問等が存在して居たからで有る。

朝鮮の処刑

朝鮮の処刑

全く抵抗出来ない囚人に至っては、その弱い立場への加虐的な処罰、処刑が普通に行な
われて居た。例えば、囚人が増加すれば、死刑囚では無くても「間引き処刑」とも称すべ
き囚人整理が時折行なわれていたと言う。
我国の江戸時代でも死刑には五段階の等級が在ったとされて居るが、それは首を晒すとか
の「名誉」を貶めるもので在った。

一方、朝鮮での多種多様な処刑方法は、死に至らしめる過
程で手足の骨を折る、或いは切り落とす。
眼、鼻、耳等を損傷させる等の「身体的苦痛」を与えるも
ので在った。
その拷問、処刑の風習は、現在でも北朝鮮、「金氏朝鮮」
の監獄や強制収容所で継続されて居る。

 死体に至っては囚人以上に無抵抗で有るから、朝鮮の権
力闘争に破れて我国に亡命していた「金玉均」は、清国に
騙されて上海に誘き出されて暗殺された翌月、朝鮮に遺体
を引き渡された。
朝鮮政府は、その遺体を分断して、国内の各道に晒した。
相手が弱ければ、或いは負ければ徹底的に痛めつけるのが、「朝鮮流」なので有る。

 韓民族最悪の災禍は、後述する「朝鮮戦争」で有るが、その前哨戦とも言うべきものが
、大阪府程度の面積の済州島で昭和二十三年から十年近くも続いた、近年「済州島四・三
事件」とも呼ばれる局地的な内乱で存る。
北朝鮮系の「南朝鮮労働党」が、同年四月三日に蜂起したもので存るが、山岳を利用した
遊撃戦が長期間続き、島の人口は約三十万人から十分の一に減少したと言われて居る。
狭い島での長期間に度る内乱で、板挟みと成った一般住民は政府、労働党双方から拉致、
拷問、虐殺を受け、被虐殺者数は三万から八万人迄、諸説が有る。
長年、隠蔽されて来たが、所謂「民主化」の中で発掘されて来た醜い事件で存る。

 日本名「朝鮮戦争」、韓国名「韓国戦争」に於ける南北双方の犯した同胞に対する大虐
殺は凄惨なもので存ったと言われて居る。
北朝鮮には、蘇連ポルシェヴィズムの血に飢えた論理と、中共義勇軍の仮借無き蛮行の実
例に基づく「狂育」の扇動が有り、南の韓国、「国連軍」には、米国の人種差別主義に起
因する朝鮮人を人間扱いしない風潮が有り、然も、南北双方が朝鮮民族伝統の残虐行為知
識と感情的に興奮し易い民族性を保有して居た。

朝鮮の大虐殺

 総ての虐殺条件が整った朝鮮半島で、昭和二十五年から同二十八年迄の三年間に如何なる残虐な蛮行が展開されたかは、南北双方の当時に於ける宣伝を回顧すれば明白で有る。
北の「金日成」、南の「李承晩」は、共に自国民に対する最悪の虐殺者で有った。
戦争当初、圧倒的に優勢な北鮮軍は、占領地で「人民裁判」なるものを行ないその土地の有力者や知識人等を虐殺した。銃弾がもったいないので撲殺が多かった。その様な見せしめにする「反動分子」以外にも、無数の「非協力者」が「人民裁判」さえ抜きで様々な方法で虐殺された。だが、彼等は、北鮮軍に占領される前にも李承
晩の命令で「北朝鮮のスパイ」「共産主義者」と言う無実の罪を着せられて虐殺の憂き目
に遭っているので有る。

 後に、韓国軍と所謂国連軍が北進した時には、全く同じ発想から、北の人々は南北の軍
隊から同様に、それぞれ虐殺された。
人的損害、被害は、南北共に軍人の死傷者は百万人程度と推定されるが、民間人の死者は
四百万人とも言われる。当時の人口は、南北併せて三千万人程度と推定されるので、国民
の一割以上が死亡し、民間人死者の殆どが、南北両政権に依る虐殺で存る。非武装の弱者
で有る一般国民に対して「弱い者には強い」「事大主義」の民族性が招いた悲劇で存る。

 当時、日本は外国軍の占領中で、GHQの検閲を許可された情報しか知らされ無かった。

だが、世界の各国は特派員を派遣する等して、数々の残虐行為の記録を集めている。その
様な資料を収集して「韓国残虐史博物館」を造れば、韓国人も少しは己の夜郎自大性に気
付くかも知れない。

img_p050

(中共の暴虐、大虐殺は桁外れ)

 -普通の国の人口が消える規模ー

 支那の歴史は、暴虐と虐殺の故事に満ち溢れて居る。
「史記」に拠れば、秦の白起将軍は長平の野に趙の降伏した人民四十万人を坑埋めにし、
西楚の覇王講羽は、秦の降兵二十万人を同じく生埋めにした、と言う。
「白髪三千丈」の誇大表現を割引いても、かなりの大虐殺が実在した事は疑い無い。
但し、通常の場合は「三族」とか「九族」とか言って同族を根絶やしにする程度ー従者等
も含むーの場合が多かった。然し、動乱期には、大量の殺人が実行された。

 近代に至って「一神教」及び「一神教的教義」が、支那に流入するや、まず「天主教」
を名乗る「太平天国(長髪賊)の乱」で大量虐殺が開始された。
「滅満興漢」を旗印にした同反乱軍は、クリスト教的厳格さで、清朝を支配する満州民族
と彼等に従う漢民族を大量に殺害した。一方、清王朝の軍は、反乱軍及びその疑いの有る
者は、捕え次第処刑した。
両者共に、敵の頭髪を視れば敵味方が瞬時に認識出来る。満州王朝やその支配を受容する
漢族は「弁髪」で有り、それを拒否、否定する洪秀全以下の太平天国では全員が「長髪」
で存った。故に、天国軍は攻略地の弁髪男を見付ければ、その多くを殺し、逆に清朝軍は
侵攻地で長髪を見付け次第、その首を斬って木杭や槍の穂先に刺して晒しものにした。

 この時点で支那の殺戮は、「一族全員」と言う局部的な要素から「民族戦争」「宗教戦
争」の様相を呈し、性格を変え、その被虐殺者数も増大した。
更に、数十年を経て「ポルシェヴィズム(所謂、共産主義)」が「中国(共産党)」の名
を騙って支那侵略を開始するや、「階級闘争」の理念に拠って、更に虐殺対象を拡大する。
則ち、「一族」「一民族」「一宗教」を超えて存在する社会の特定「階級」が、絶滅、虐
殺の対象に比定されるに至ったので有る。即、「資本家階級」「地主階級」「封建的貴族
、王族階級」に所属、寄生、依存する者は、総て、人間社会から消し去らねばならない抹
殺すべき存在と規定されたので存る。

 当然、抹殺されるべき「支配階級」は、自らの生命と財産を守る為に、支那伝来の残虐
な「見せしめ」手法で中共勢力を弾圧した。
正に「筆舌に尽くし難い」国民党や地方軍閥に依る中共系人民に対する蛮行を、現在の中
共政府は、日本軍に依るものと摺り替えて、歴史を偽造、捏造、改讒し、反日宣伝を執拗
に繰り返して居る。
国民党から権力を奪取する為に我「日本」を「悪用」すると言う「日本悪用戦略」は、実
質的に国民党が中共の敵では無く成った現在でも継続、増幅させて居る。

 斯かる悪質、狡猾な中共は、勢力が弱い時には寛大に、勢力が増大するにつれて苛烈に
、勝利が確定的に成った段階では暴虐に、残虐行為を重ね、権力を奪取してからは、横暴
、凶悪な独裁権力を思いの儘に行使して、罪なき支那人民への大虐殺を連発して来た。
支那、満州の人民を保護して来た我皇軍の武装解除以後、民国山西省や満州で中共が「人
民裁判」なる名目で行なった資産階級、知識階級、日本人指導層への無数の虐殺、虐待数
は数百万人にも及ぶ。

 昭和二十二年以後の中共に依る南侵過程での虐殺、暴虐行為は、内戦中の一過性の事件
として見過ごされているが、昭和二十四年、中共権力奪取宣言、所謂「建国宣言」前後の
中支、南支に於ける大虐殺の凄惨さは、香港、ヴェトナムに脱出した数百万、或いは千万
人を超えるかも知れない支那人難民の体験や報告から明らかで有る。

 権力奪取以後、十年近く経った昭和三十三年に始まった「大躍進政策」は、結果的に、
「大虐殺政策」で存った。
農業の集団化を目指した中共、毛沢東の政策は完全に破綻して、農業のみならず工業、商
業等も壊滅的な打撃を受けた。その死者数は、従来、日本では二~三千万人と言われてい
たが、香港大学教授ディケーターの近著に依れば、「控え目に見積もっても四千五百万人
に達する」とされ、内、直接撲殺された者は、三百万人近く居たと言う。例えば、河南省
信陽地区の昭和三十五年だけでも百万人を超える非正常死者が発生し、その内、六万七千
人が民兵等に依る撲殺で存ったと言う。
ポルポト一派に依るカンボディア人への大虐殺の原形は、既に二十年前に、中共でより大
規模に実行して居たので有る。
「大躍進」四年間で中規模の国家の国民全員が餓死或いは虐殺された事に成る。

文革時の処刑

文革時の処刑

  「大躍進」失敗で実権を奪われた毛沢東が、忠実な子分「林彪」を使って起こした権力闘争が、昭和四十年からの所謂「文化大革命」で存ったが、権力基盤の強い「劉少奇」一統を倒す為に、ありとあらゆる混乱を生起させて、国内は混乱を極め、敵味方の判別が着かなく成り、毛が権力を確立する迄に無数の人々が虐殺された。権力掌握の後も「資本主義への道を歩む実権派」や「蘇連修正主義の手先」への追求、糾弾虐殺は数年間に渡って続き、直接虐殺された者だけでも推定数百万人、多く見積もる者は千万人を超えると言う。

 その後、平成元年に発生した「第二次天安門事件」は、実況放送の背後で銃声が聞こえ
たりして迫力は有ったが、殺された人数は精々数千人に過ぎず、中共に依る虐殺としては
小規模なもので存った。
だが、その後、特に「江沢民」政権以後、各地に「反日記念館」を濫造して、国民に計画
的、組織的な「反日洗脳」を実施して、日本軍に依る有りもしなかった「大虐殺」を強弁
する様に成ったのは、歴史の皮肉で有る。

迫害されるチベットの人達

迫害されるチベットの人達

吾等は、本当に存在した中共に依る大虐殺の数々を、中共に支配されて居る人々のみなら
ず、全世界に発信、啓発しなければならない。

(米英の大虐殺は、人類史上空前絶後の暴虐)

  -憎悪と必要性から大虐殺を合理的、効率的に計画実行する西欧米の論理ー

 中共の虐殺は、撲殺、溺殺、銃殺、絶食殺等々、単純粗暴なものが大部分で有るが、米
英等西欧米に因るそれは、より複雑高度な手法に基づいて行なわれる事が存る。

原爆

広島に原爆を投下したB-29爆撃機「エノラ・ゲイ」の元搭乗員「必要なら、広島にまた原爆を落としてやる」と発言。

 その典型が、広島、長崎への原爆を使用した大虐殺で存る。
米国は「戦争終結を早める為に」とか「米兵の生命を守る為に
」とか言い訳をして居るが、それは使用目的の極一部分に過ぎ
ない。
実際の目的は、新兵器の実験で有り、その破壊力や被害実態を
実際に確認、検証、研究し、より高度な核兵器開発を行なう為
の第一段階で在ったので有る。
その証拠に、両市には、ウラニウム型とプルトニウム型の二種
類の原料が使用されて居り、日本占領直後に調査団を派遣して
、その戦果、効果を詳しく調査、研究した。
調査団は、被曝者の治療に訪れたのでは無い。科学的な人体等への影響を調査する為に図
々しくも両市を土足で踏みにじったので有る。

 通常であれば、或いは米国が国際法を守り、人道を重視する国で有れば、鼠やモルモッ
ト、家畜にしか出来ない実験を、戦争のドサクサに紛れて、米国は我国の婦人、子供、高
齢者を含む非戦闘員や財物、文化財等に対して、不法行為を行なったので有る。人類史上
、最悪、最速、最大の効率的な大虐殺、大破壊は、中共の様な単純幼稚なそれでは無い。
西欧米物質文明の基本に存在する高度の「破壊性」「非人間性」「悪魔性」の存在を如実
に物語っている。
日本及び日本人を実験台、実験動物に見立てた米国の非人間性、非人道性の否定無くして
人類の未来は無い。

 又、昭和二十年三月十日の「東京大虐殺」は、米国、米軍の残虐性、悪魔性を露骨に証
明する対人類犯罪で有る。

東京大空襲

東京大空襲

 当日未明、米国陸軍航空隊「第二十一爆撃機集団」に属する
二百七十九機のB二十九重爆撃機が、一千六百六十五噸もの焼
夷弾M六十九を、東京都江東地区に比較的低空から集中的、且
つ輪形的に投下した。
「関東大震災」で大量の焼死者を出した江東地区に、その事例
を悪用して、人為的な蛮行が繰り返されたので有った。
木と紙で出来た燃えやすい住宅の密集した地域に、出征兵士を
見送った婦人、子供、高齢
者しか居なく、防火能力の枯渇した社会的、気象的条件を狙っ
て、米国は大虐殺を実行したので有る。

 従来は、爆撃機集団の司令官が、ハンセルからルメイに変わって、それ迄の精密爆撃か
ら無差別絨毯爆撃ー国際法違反の蛮行ーに戦略が変更されたと言われて来た。
だが、平成二十四年、日放協発行「ドキュメント東京大空襲」に依れば、既に大東亜戦争
初期の段階から、米国の日本都市爆撃の方針は決定されて居て、最も効果的な焼夷弾の開
発を、利益目的の石油資本からの提言で行なって居たとの事。

「真珠湾」で皇軍に完敗した米国、米軍は、その有色人種から受けた恨み辛みを晴らす為に、最も合理的且つ効率的、残虐な手段を科学的に開発、生産して居た。前出「大空襲」に依れば、ルメイやその上官で存ったアーノルドは、手紙や日記で、日本人の皆殺しを謀って居た事実が解かる。
昭和二十年六月十六日付アーノルドの日記の一節。「ジャップを生かしておく気などまったくない。
男だろうが女であろうが、たとえ子供であろうともだ。ガスを使ってでも、火を使ってで
も、日本人という民族が完全に[駆除]されるのであれば、何を使ってもいいのだ。」

 ハワイ真珠湾に在る「アリゾナ記念館」の反日展示は有名で有るが、サイパンや沖縄で
の米軍の大半は、高等教育を受けたアーノルドと同等又はそれ以上に日本及び日本人に対
して敵愾心を有して居り、残虐行為を重ねていたので存る。にも拘らず、「GHQ反日体
制」の「反日洗脳」を受けて、例えば沖縄では、米軍は解放軍で、日本軍は虐殺者で存っ
た等と言う、事実と正反対の「狂育」が「日狂素」等に依って行なわれて居る。
その意味に於て、現在の偽日本社会は、精神文化的に「日本人という民族が完全に駆除」
された段階に達して居るとも言えよう。にんげんをかえせ

このウソで固めた「歴史認識」「歴史観」「反日日本史」「
価値観」等々を打破するには、「東京大虐殺記念館」の建設と
国内外への積極的な啓蒙、啓発が、必要不可欠に成る。
前出、日放協の図書は、「GHQ、プレス・コード」の支配が
続いて居て、「大虐殺」とは書けないものの、第六章の表題は
「東京大空襲は計画的な無差別大量殺戮だった」で有る。
「無差別大量殺戮」を「大虐殺」と謂うのだが、日放協は未だ
に其処迄は言えない。
後一歩で有る。

(「GHQ反日体制」下に封殺、捏造、逆宣伝された「歴史的事実」を回復せよ)

(仮想現実ー所謂「ヴァーチャル」ーの活用)

  ー吾等に採り易い手段を駆使すべしー

 「反米」「反韓」「反北鮮」「反中共」「反蘇」の記念館、博物館を建設する事が、我
日本民族の独立と尊厳を恢復し、歴史的事実を国内外に闡明する効果的な戦略で有ると確
信するが、現実的には、その建設敷地、資金等々の獲得と施設維持の経済的能力は、非常
に不足、枯渇して居るのが現状で有る。

 だが、第一の意義は「行動する事」「造る事」で有り、譬え集合住宅の一室で在っても
、その種の記念施設を造る事に意義が有るので存る。それは「GHQ反日体制」の支配下
での総ての「反日勢力」への「反撃」の明確な意志表示を意味する。
それは、正しく象徴的な意味合いを有する日本民族の義挙で有る。

 然し、愚生も我国各地の博物館、資料館、記念館等々を多数見学して回ったが、その殆
どは開店休業の有り様で在った。sensouhakubutukan
「GHQ反日体制」の下で愚民化された日本人大衆は、文化程度が下落して、精神文化的好奇心、関心等が希薄、低下して居る。
だが、一方では、列車に乗れば過半数の者が携帯電話を動かして居る。
遺憾ながら、その欧米物質文明の所産を活用する事が、反日メディアの言論統制、愛国言論弾圧を擦り抜けて、大衆を啓蒙、啓発する効果的な手段では無いかと愚考する。

 所謂「インター・ネット」の仮想現実世界でその種の「博物館」「記念館」等を造成、建築、運営する事は、然程困難な事業では無いと愚考するが如何に。
西欧の博物館、美術館等では、その種の公開が流行し、昨今、パリのオペラ座さえも所謂
インター・ネットで見学出来ると言う。
この「仮想現実」空間で日本民族の正義、大義を闡明にする事は、実に有意義の活動で在
ると考える。
その具体的な能力と意志を保有せらるる同志、同憂、同勇の、積極果敢な戦線参戦を心よ
り祈念、歓迎、勧誘申し上げる。internetaikon